プレイバック義経・(49)新しき国へ [終]
およそ10ヶ月、6日に1回お届けして参りました
プレイバック『義経』ですが、
めでたく今回が最終回と相成りました。
長々しい拙文をお読みいただき、感謝感謝です。
ありがとうございました。
なお、『平 清盛』関連作品としては
実はもうしばらく続きまして、
昭和54年放送『草 燃える』総集編より全5回を、
来月12月の1ヶ月間でお届けして完結と致します。
文治5(1189)年。
源 義経追討の鎌倉軍はついに兵を発し
白河の関を越えて押し入ってきているとの知らせが入りました。
もう一刻の猶予もならず、
源 義経は、わが身を匿い世話になった奥州藤原家の
恩義に報いるべく迎え討つことにします。
一方の鎌倉軍は、白河の関は越えたものの
源 頼朝が下知するまでは動かないようにと指示します。
「九郎殿が相手では、どのような目に遭わされるか」
戦奉行として間近で義経の戦ぶりを見てきたからこその
梶原景時の言葉です。
苦虫をかみつぶした顔で吐き捨てていますが(^ ^;;)
その上で、頼朝は泰衡に揺さぶりの書状を送りつけます。
九郎義経を引き渡せばそれでよし、
引き渡さなければ、更なる大軍を持って攻め入る、と──。
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