お散歩(4)
毎度ご乗車いただきまして、誠にありがとうございまーす。
前回のお散歩で、地元のバス停巡りをしたKassy号。
Tの浦・Hの浦をコンプリートしてから、
実はあと一箇所、
撮影したポイントがあるのです。
それは……「小M城」。
バス停から駅方面へ100mほど進んだところに
「小M城」があります。
「M城」の小バージョンだから「“小”M城」。
いたって簡単ですねー (^ ^)
Wikipediaの「M城」の項に、
──────────
「南西の尾根を越えた場所には、現在は小M城と呼ばれる長さ80mの土塁がある。これは、主要部の水城と合わせてD宰府を防御するための施設だと考えられている」
──────────
と説明があります。
規模としては至って小さいものの、
「M城」の仲間なんだそうです。
分かりにくいだろうけど、写真を撮ってきました。
昔は、もっと
はっきり分かるような状態だったのですが、
今では、なんとなくしか分かりませんね。
今回、Kassyが撮影した写真よりも、
O野城市のホームページに載っている
小M城の写真の方が分かりやすいかな。
昭和50年という、
約30年前の写真ですが……。
Kassyが撮影したポイントの、
ちょうど逆方向から撮ったものです。
一番最後に、リンク貼っておきますので、
ご参照あれ♪
そこで! 今回のお散歩は、
「ホンモノのM城へ!!」
(なんだか「美しい日本へ」みたいね (^ ^;) )
行ってみることにしました。
──────────
Kassy号、勇んでしゅっぱーつ!
……さぶい。
やっぱ、世間は“冬”なんだねぇー。
(((((-_-;;))))) ぶるぶる
Kassyが通った小学校と、中学校の下を通ります。
このあたりは、
見渡す限り田んぼばっかりだったけど、
今は住宅地になってしまって、
見違えるようだわー。
通学路の跡形もありません。
途中で県道31号線を横切り、
JR K児島本線と、K州自動車道が交差している
ところを通ります。
このあたりは、
4年前に「JR D宰府信号所」の施設が作られ、
一部の普通電車が、
ここで特急電車や快速電車に追い抜かれていきます。
Kassyが以前、普通電車に乗っていて、
ここの信号所で停車したことがありました。
電車のドアも開かず、ただひたすらジーッと停まっている。
なかなか異様な感じですよ (^_^;;)
ごくまれに、「ハッ!!」と飛び起きたお客さんが
「降りなきゃ!!」と、ドアの周辺でキョロキョロしている様子を
見かけます。
( ̄□ ̄;≡; ̄□ ̄) あせあせ
ちなみに、この施設を利用して、
「JR D宰府駅」を建設する、というウワサは、
どこにいったのでしょうね?
┓( ̄▽ ̄;;)┏ やれやれ
さてさて、引き続きKassy号は進みます。
途中、D宰府市民プールの真横を通ります。
Kassyは、こうみえても(←?)
水泳部員だったのですが、
1994年の夏、
D宰府が渇水状態に陥った時以来、
泳ぎには行ってないなー。
(((( : .へ( _ _)へ .: ぱちゃぱちゃ
……海パン、入るかな???
Kassy号、国道3号線を横切り、
県道112号線(旧国道3号線)を北に進みます。
国道3号線に比べると、
めっきり交通量が減ってしまった県道。
途中にある、何かの事務所前で
観光バスが3台停まっていました。
どこか、遠征か何かへ行くのでしょう。
まさに今、バスに乗り込もうとしている時に、
Kassyは
その横をすり抜けたのですが、
乗務員さんに
「あぁた! どこ行きようとな? こっちばい! こっち!!」
と、誘導を受けて
バスに乗らされそうになりました。
ゲームでいうところの“ボスキャラ”に
捕まったような感じ。
いやいや (^_^;;)
わたしゃ違うんだってばー。
団体さんとは無関係であることを必死にアピール。
Kassy、必死モード。
(゜□゜;) ちがうちがーう
そんな災難も手伝ってか、
途中の交差点から、県道ではなく
脇道を進むことに。
着きました! 「M城跡」です。
堤防の途中が、K州自動車道・国道3号線・
N鉄T神O牟田線・JR K児島本線によって
分断されていますね。
今から1344年前の663年、
「白村江の戦い」で大敗した後、
唐・新羅連合軍に攻め込まれるのを防ぐため、
戦いの翌年、天智天皇によって
D宰府政庁の北側(つまり海側)に築かれました。
さらに翌665年には、
M城付近に山城が築かれたそうです。
そのうちの一つが、Kassyの居住地のお隣にある
市名の由来なんだとか。
土塁は、高さが10m、幅80m、全長1.2kmあり、
その北側の堀は、幅60m、深さ4mあったそうです。
Kassyは、
もちろんこの「M城」の存在は知っていましたが、
普段は何気なく通り過ぎているので、
今回のように、まじまじと眺めてみると、
ホントにスケールが大きいなぁ……。
〜・〜・〜・〜・〜・
【水城跡】
大野城市ホームページはコチラ。
太宰府市ホームページ以上に詳細に載っているので、
こちらをオススメします。
「水城」と「小水城」の説明があり、
写真つきで、けっこう詳しく載っていますよ。
西鉄天神大牟田線「都府楼前」駅から
太宰府市コミュニティバス『まほろば号』(3)(4)系統バスに乗り換え。
「水城跡」下車、すぐ。
時刻表検索はコチラ。
(3)系統「水城回り」のバスは
こういう方向幕を掲げていて、全便が水城跡を通ります。
水城跡の前を一旦通り過ぎますが、
団地の中を回って、再び水城跡の前に戻ってくるルートです。
(4)系統「国分回り」のバスは、ほとんどが
こういった方向幕を掲げています。
このバスは、国分地区を通ったあと、
水城跡を先頭に水城地区を回ります。
ただし、
西鉄都府楼前駅を平日の午前9時までに発車する便
(上のような、方向幕に「水城」と書いていないバス)
は、国分地区のみを回って駅へ戻るルートなので、
水城方面へは行きません (=乗れません)。
長らくのご乗車、ありがとうございましたー。
終点到着でーす。
どちら様も、Kassy号をお忘れになりませんよう、
充分ご注意くださーい。
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