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2007年3月 9日 (金)

お散歩(7-2)

さてさて、Kassy号はG条を通り、
D宰府政庁跡に通じる直線ルートに入りました♪

が!!

Kassy、裏道に入ります。

この付近、表ルートよりも裏ルートの方が
歴史の宝物があるのです。


てくてくと狭い道を歩いていると、
50mほど先を、女子大学生とおぼしき女の子たちが
3人、おしゃべりしながら歩いていました。

実は、D宰府には“日本一”があって、
自治体の人口に対する教育機関 (大学など) の数が
日本で最多らしいです。

ま、学問の神様のお膝元ですからね。


だから、その女の子たちも、
多分この辺りの寮かアパートに暮らしている学生さんなんでしょう。

それにしても、最近の若い子は
すんごい格好してますなぁ。


……おっと!
普通乗用車が対向してきました。


若葉なKassyとしては親切心から脇に避け、
足を踏み外しそうになりながら車をやり過ごしたのですが、

その足元に、
あれ?
と思えるものがありました。

Gb2013

こういう地名って、
歴史あふれるD宰府ならではですよねー。

G所ノ内 だって。

あやうく見過ごすところでした……。
危ない危ない。


ココから比較的近い場所にK世音寺があるのですが、
その前に、
H吉神社というところへ行ってみます。

ここは、K世音寺の守り神だそうです。
“ヒヨシ”と書いて“ヒエ”と読みます。
(地元の方は“ヒヨシ”と読むそうです)

名前から連想できる通り、
太閤・豊臣秀吉もこの地に来たという説があります。


そして、K世音寺に到着♪

Gb2017

もともとは天智天皇の発願により、
母の斉明天皇追悼のために建てられた寺だそうです。
現在は講堂と金堂の二堂があります。

奈良時代に完成したという話です。

しかし、天智天皇が作らせ始めて、
完成まで約80年を要しているため、
“もっと早い段階に完成していたのでは?”という新説が、
考古学者の間で持ち上がっていて、
K世音寺論争がわき起こっているそうです。
(と、最近の新聞に書いてありました (^_^;;) )

どちらにせよ、ずいぶん長い期間、
この街を見守っているんだなー……。

なんてセンチな印象を受けていたら、
ちゃっかり江戸時代に再建されたものって
書いてあんじゃんよー(-"-)

……だとしても、150年以上は経過してますね。
やっぱりスゴイや。


ふと気づくと、
さきほど見かけた女の子3人組も
ここへやってきていました。

あー、D宰府在住ではなくて、卒業旅行か何かで来たのかな?
しきりに写真など撮ってます。

卒業旅行でD宰府を選ぶとは、
う〜ん、いいセンスだねぇ(^ ^)


そしてK世音寺のお隣には、K壇院です。

奈良県の東大寺、栃木県の薬師寺と合わせて、
天下三K壇といわれています。


K壇というのは、僧尼として守るべき戒律を授ける場所で、
ここで戒律を受けなければ正式の僧尼とは認められなかったそうです。

“日本で3つ!!”なんて言われると、
ちょっとレア心がくすぐられますよねー(^ ^)

あは。


さてさてKassy号、D宰府政庁跡に再び乗り入れました。
今日のお散歩はここまでですね〜。


【いざ太宰府へ】
太宰府市ホームページはコチラ

観光のページに直接リンクしていますので、
施設の説明も参照にしてみてくださいね。


【竈戸神社(宝満山登山口)】
静かな雰囲気がKassyは大好きです。
太宰府天満宮にお越しの際には、
ぜひこちらにもお立ち寄りくださいね。

西鉄天神大牟田線「二日市」駅より「太宰府」ゆき電車に乗り換え、
終点「太宰府」より、太宰府市コミュニティバス『まほろば号』の
内山ゆきバスに乗り換え、「内山」終点下車。
時刻表検索はコチラ


【太宰府館】
太宰府のジオラマが展示されています。
体験コーナーでは、ある有名な物が作れますよ。
ぜひお試しあれ♪

西鉄天神大牟田線「二日市」駅より「太宰府」ゆき電車に乗り換え、
終点「太宰府」下車。


【日吉神社】
観世音寺の裏側に位置していますので、
観世音寺の敷地を一旦通り過ぎて行った方が
迷わずにすむかと思います。

西鉄天神大牟田線「都府楼前」駅より
太宰府市コミュニティバス『まほろば号』の
五条台口・内山ゆきバス、
または(5)北谷回りのバスに乗り換え、「観世音寺前」下車。
時刻表検索はコチラ


【観世音寺】
建物はもちろんですが、ここには日本最古の梵鐘があるなど、
歴史的にも有名なところです。

西鉄天神大牟田線「都府楼前」駅より
太宰府市コミュニティバス『まほろば号』の
五条台口・内山ゆきバス、
または(5)北谷回りのバスに乗り換え、「観世音寺前」下車。
時刻表検索はコチラ


【戒壇院】
バス通りから多少奥地に入ったところにあるので、
最初は見過ごしてしまうかもしれません。
辺りをよーく見てみてくださいね。

西鉄天神大牟田線「都府楼前」駅より
太宰府市コミュニティバス『まほろば号』の
五条台口・内山ゆきバス、
または(5)北谷回りのバスに乗り換え、「観世音寺前」下車。
時刻表検索はコチラ

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コメント

K音寺貸切のときD宰府半日コースで行ってましたね、1時間程ガイドさんがお客様を連れて行くので、1人でウロチョロしてましたね。近くに小学校時代の恩師がいまして、仕事中に、お茶を飲みにも行きましたね。
G条は女子大2校短大1校ありますから沢山ウロチョロしてますね、ケーキ食べながら、
観察しに行きましょう。
明日って言うか、日にちが変わりましたから
誕生日だよ、34才になりました?

──────────

うっちゃんさーん。
お誕生日、おめでとうございまーす!!

……ん? 34歳???
ま、軽く流しておきましょう……。
(^ ^)

投稿: ★うっちゃん | 2007年3月10日 (土) 00:10

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