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お乗り換え〜♪

Kassy号〜♪の車窓から 2011

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2007年8月19日 (日)

(33)勘助捕らわる

酒でも飲まぬか、道安。
いや──山本勘助。

根来の鉄砲商人・道安に扮して越後に潜入した勘助。
その素性は、あっさり宇佐美定満に見抜かれていました。

二人肩を並べて酒を楽しんでおりますが、
いつから勘助だと疑っていたのか尋ねた勘助に
人を侮るのも大概にせよ、とニコッ(^ ^)と微笑んで前置きした上で、

「甲斐・武田に隻眼の猛将あり」との風聞を聞けば
そなたの顔を見たときに、誰もがみな気づくであろう、
と平然と言ってのけた宇佐見でした。

武田の軍師・山本勘助は、意外と有名人なんですね!

宇佐見の姿は、あたかも幼子を諭す親のごとくでありまして、
そんな宇佐見がニコッと微笑めば、女・子どもは言うに及ばず、
成人男性でさえもコロッと倒されてしまうほどの
“魔力”をお持ちのようで(^ ^;;)

続けて宇佐見は、景虎が勘助を自分自身に預けた真の狙い、
景虎が自分自身を迎えにきた理由を勘助に話します。
自分の置かれた状況というものを、人一倍理解している宇佐見。
さすが、の一言であります。

勘助が脱出する方法として、
「武田の内情をわし(=宇佐見)に話すか?」とダメもとで聞いてみますが、
勘助は「それがしは根来の者」と話をそらし、
たとえ正体がばれていても、根来衆で通そうとするわけです。

景虎殿に仕えるのですか、との勘助の問いには
「武田には合力せぬぞ? それだけは諦めてもらわねば困る」と、
ちゃっかり釘を刺しつつ、宇佐見も話をそらして応戦するわけです。

軍師 vs 軍師。

売られたケンカはナントカカントカ、といいますか、
まさに“目には目を……”といいますか、
一発でパンッと答えを出したい理系好きな御仁に取っては
「も〜、うざい!!」という発言の切り返しであります。


ついに長尾家出仕の覚悟を決めた宇佐見。

一緒についてきた勘助に、景虎は
100挺鉄砲が揃わなければ撃ち殺すと厳命します。
どうやら、同族・長尾政景を討つために鉄砲を利用したいようです。

父を追放し、姉の嫁ぎ先を滅ぼしたという晴信を
猛烈に批判していた景虎ではありますが、
同族(従兄弟?)の政景を討とうとしている景虎に
「同じじゃん」と思わず突っ込みを入れたくなるのは

私だけ〜?


甲斐──。
勘助はもう戻らないのでは? と、家臣団の間で諦めが広がっています。
長尾家で足止めを食らっている、という情報は
板垣子飼いの兵士・伝兵衛が伝えていたと思われますが、

・長尾家で人質として捕らえられたままなのか?
・もしや長尾家で殺害された?
・まさか武田を裏切って、長尾家に鞍替えした?

など、いろいろな憶測が飛び交っております。

もちろん、勘助を救うためには
景虎の要求通りの鉄砲100挺を越後に届けるしかないのですが、
前回の砥石城の戦いによって、
先に買い付けた100挺は村上方に奪われてしまっています。
さぁどうするか?

そんな中、お北さま(晴信の実母)が病に倒れてしまいます。
19年前の大河ドラマ『武田信玄』でもそうでしたが、
お北さまは胸の病気を患っているようです。

お北さまは晴信に対し、勘助を救うように諭します。

晴信は、信繁や太郎義信、飯富らに
「勘助のことで母上に心配をかけさせるな」と叱りつけますが、
「心配をかけているのはそなたではありませぬか」という
すかさず飛んだお北さまの裏拳ツッ込みには、
晴信も“豆鉄砲を食ら”った表情に(笑)。
(・・)ぽかーん


時は天文20年、西暦1551年の初夏。

長尾家の軍師となった宇佐美の策が功を奏し、
最後まで敵対を続けた同族・長尾政景が景虎の軍門に下ります。
政景には姉の桃姫を嫁がせ、
ついに景虎は、名実ともに越後統一を果たすことができました。


……が。


越後統一を果たせたということは、
その日が鉄砲調達の期限ということであって、
鉄砲の用意ができなかった勘助は、
景虎の予告通り、処刑が決定します。

Kassy、このシーンをついつい見入ってしまいましたが、
心のどこかで、大河ドラマの主役がここで死ぬはずはないと
一見冷めた目で見ている自分自身に気づいてしまうわけです。

孫子 vs 毘沙門天

なかなか見応えあるものでしたね。


景虎による勘助の銃殺刑が執行されようとしたまさにその瞬間、
伝兵衛と津田監物なる御仁が、春日山城に鉄砲100挺を届けにやってきます。

伝兵衛が、木に縄でくくりつけられている勘助を見て
「あっ! 勘助!!」とついつい口走ってしまいますが、
景虎にしても、宇佐見にしても、すでに勘助の正体を見破っているので
この失態はさして問題にもならず(^ ^;;)

「景虎は、一笑にふして勘助を赦(ゆる)した」
なんてナレーションが入っていましたが、
たとえ一笑にふしてもふさなくても、
約束通り事を成し遂げたのであれば勘助は助け出されるべきで、

もし仮に約束を破って勘助を処刑してしまったとすれば、
信仰する毘沙門天さんがお許しにならなかったでしょうし、
それこそ

景虎なんざ、なんぼのもんじゃーい!!

と、視聴者がGacktさんに猛抗議するでしょう。
最後の最後で、ナレーションに違和感を覚えたKassyでした。


──────────

特別企画!【今日のウサミー】
「それは残念」

ダメもとで誘った相手から、予想通り断られたときに
「もともと誘う気なんてなかったのよー」というニュアンスを
含めて言った言葉。

あだち充マンガなんかで
よくお目にかかれるセリフであります。


原作:井上 靖 (『風林火山』新潮社 刊)
脚本:大森 寿美男
音楽:千住 明
題字:柿沼 康二
語り:加賀美 幸子
──────────
[出演]

内野 聖陽 (山本勘助)

市川 亀治郎 (武田晴信)

ガクト(Gackt) (長尾景虎)

池脇 千鶴 (三条夫人)

金田 明夫 (飯富虎昌)
金田 賢一 (柿崎景家)
有薗 芳記 (河原村伝兵衛)
嘉島 典俊 (武田信繁)
──────────
西田 尚美 (桃)
大森 暁美 (志摩)

柴本 幸 (由布姫)

鹿内 孝 (須田新左衛門) ※ クレジットなし
──────────
西岡 徳馬 (直江実綱)

加藤 武 (諸角虎定)

木村 元 (本庄実仍)
大橋 吾郎 (大熊朝秀)
吉田 鋼太郎 (津田監物)
永島 敏行 (村上義清) ※ クレジットなし

風吹 ジュン (大井夫人)

緒形 拳 (宇佐美定満)
──────────
制作統括:若泉 久朗
制作:中村 高志
演出:清水 一彦


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『風林火山』
第34回「真田の本懐」

アナログ総合・デジタル総合:午後8時〜
デジタルハイビジョン:午後6時〜
衛星第二テレビ:午後10時〜

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NHK大河2007・風林火山」カテゴリの記事

コメント

この前BS2で「風林火山」の映画があってたよん♪
勘助役には世界の三船敏郎
晴信役には中村錦之助(後の萬屋錦之助)が演じていやしたぁ~
三船さん演じる勘助は隻眼ではなく内野くんとは違って妙に明るかったように思えたのはワタシだけかなぁ~?

今の「風林火山」とは若干ストーリーが前後しているようで
どっちが原作に近いん?と原作を知らないワタシは悩んでしまった(笑)

今回宇佐美役の緒方さんは勘助の足軽役(名前は忘れた)を演じておりヘラヘラしたのりのよい青年でしたよん

新旧の「風林火山」を見比べるのも中々面白いもんだな?と思ってしまったよん

──────────

やまさーん。こんにちは!
今日もコメントありがとうございまーす。


>この前BS2で「風林火山」の映画があってたよん♪
Kassyは見たことないんですよー。
機会があればぜひ見てみますね!


>勘助役には世界の三船敏郎
>晴信役には中村錦之助
おぉw(^ ^)w
両者ともはまり役ではないですか♪

全然話が違いますが、
二代目中村錦之助の襲名披露が
つい最近博○座であっていたようですね〜。


>どっちが原作に近いん?
>新旧の「風林火山」を見比べるのも中々面白いもんだな?
まさに「グ○コひとつぶ300メートル」いやいや(^ ^;;)
「ひとつぶで2度おいしい」ってやつでしょうか。

三船版風林火山を見て、内野版風林火山を見て、原作を読む。
いいと思いますよ〜。
ちなみにKassyの場合は逆でありまして、
原作を読んで、映像を見るってことをよくしますね。


>今回宇佐美役の緒方さんは…(中略)…ヘラヘラしたのりのよい青年
緒形 拳さんの若かりし頃は、ヘラヘラした感じの
「飄々とした」役柄が多かったように思います。
石坂浩二さんもこの類いでしょうか。
でも、年を重ねるごとに少しずつ演技も重々しくなって、
「飄々とした」演技が「闊達な」演技に変わるにつれて
噛めば噛むほど味が出るという重鎮役に……。

Kassyとしては、ケンさんに関してはどちらも好きですけどね〜♪

やはり、見れない、
休みがこない、今度の公休も
両方とも仕事、何故かな何故かな?

──────────

うっちゃんさーん。
連続コメントありがとうございまーす。


あら〜。
いわゆる「廃休」ってやつですか?
やはり、全体的に人員不足なんでしょうかねー。

あまりご無理をなさらずに……。

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