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Kassy号〜♪の車窓から 2011

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2007年9月 2日 (日)

(35)姫の戦い

勘助は、第32回の砥石崩れで足を負傷した
原 虎胤の屋敷を訪れ、見舞います。
そこで突然、原より妻をめとるように勧められた勘助。
紹介されたのは、原の実の娘であるリツ。

原にとっては、
勘助と初めて出会った頃(第1〜4回)は、勘助を屁とも思わず、
勘助が武田家に仕えた頃(第13回)は、勘助に戦いを仕掛けるほど
お互いがいがみ合っていた間柄だったのですが、
現在では、原の勘助に対する気持ちが溶けているのか、
義父になってもいいという気持ちであります。

リツは以前から、父から聞く勘助の武勇伝だけで
勘助に恋していたようで、実際に会っても
「初めてお目にかかる気がいたしませぬ……」とゾッコン。
その熱烈さに、当の本人である勘助はあきれ返るしかありません。

勘助にとっての永遠の妻・ミツやんの姿がよぎったのでしょうか。

そういえば、物語の冒頭でミツやんを演じた貫地谷しほりさん主演の
朝ドラ『ちりとてちん』がはじまるまで、あと1ヶ月となりましたね。
撮影は実に順調のようです♪

脱線、失礼(^ ^;;)

それにしても、原父娘は親子して機密情報をぶちまけてくれまして、
仮に現代生きていたとしたら、彼らの存在は100%問題ですよね。
某大臣も、機密漏洩の責任を取って辞任すると言い出すわけです。
もしかしたらレポーター向きなのかもしれませんが、
それならそれで、プロゴルファーのパパが怒りだしてしまうわけです。
ともかく、今は面倒な存在であるようです。

ただ、時代は戦国期でありまして、親子がぶちまけてくれたおかげで、
勘助は晴信に“第3の女”の存在を知ってしまいます。


勘助は、越後に向かって以来
長らく訪ねていなかった由布姫に会うために諏訪に向かいます。
その道中、美しい姫を守る不審な一行を見かけます。

捕まえた侍女・キヌに「姫は誰じゃ?」「どこに行く?」「誰の命じゃ?」と
矢継ぎ早に質問しますが、キヌは、勘助の素性を知るやいなや、
「下がりや!」と急に態度を翻し、大魔神のように立ちふさがります。

姫は武田一族の者であり、
晴信の命によって甲府に向かう途中ということが分かり、
“第3の女”情報をリツから聞かされていた勘助は、
その姫こそが、新しい側室ではないかと疑惑を抱きます。

──於琴姫。
油川信友の息女であります。
今後、武田家の中に嵐を呼び込みそうなお人です。


於琴姫のことで悶々としながら、勘助は由布姫を訪ねます。
両者とも再会を喜びますが、
最近の由布姫はどうやら“おしとねすべり”のようです。
諏訪に晴信が来ることは全くなく、顔すら忘れかけている状況。

成長した四郎は「勘助……母上を泣かすな!」と訴えます。
そんな四郎に筆の差し入れをする勘助ですが、
筆を入れていた風呂敷の中に、
平蔵が残して行った摩利支天を見つけた由布姫。
自身が所有する摩利支天と並べて眺めています。

勘助が所有する摩利支天は、
勘助→ミツやん→平蔵→勘助 と循環してきたもので、
ミツやんが所持していたとき、鷹狩り中の武田信虎に矢を射られますが、
摩利支天が食い止めているので、矢のキズ入りであります。

一方、由布姫が所有する摩利支天は、
晴信→禰々姫→由布姫 と渡ってきたもので、
大切に保管されているせいか、とてもキレイな状態であります。

勘助からお北さま(大井夫人)が病だと聞いた由布姫は
甲府に見舞いに行きたいと言い出します。
勘助の「今?」との問いに、由布姫は何かを察知した様子です。
「ワタクシを、甲斐に近づけてはならぬのかぁーっ!?」
心の叫びというより、絶叫であります。


甲斐・躑躅ヶ崎の館で、お北さまに再会した由布姫。
由布姫にも、四郎勝頼にも、お北さまの存在はもはや“癒し”であります。
そして諏訪頼重と禰々姫の忘れ形見・虎王丸にも
四郎を合わせておきたいと言い出しますが、
その言葉の直後、お北さまの表情がいっぺんに曇ります。

虎王丸は、今川家に追いやられていまして、出家しています。
虎王丸の処遇に関しては、勘助に口止めされていたので、
由布姫のみ知らなかったわけです。


一方、甲府に戻った勘助は、側室について晴信を問い質します。
初めはとぼけていた晴信ですが、
やがて於琴姫が新しい側室であると白状してしまいます。

由布姫には「新しいお人が」と言われ、勘助は知らぬ存ぜぬを通しますが、
「存在すら知らぬのか」と詰問され、とうとう白状します。
その直前、勘助は、虎王丸のことは話さなければならないものの、
於琴姫については話さない方がいいだろうと晴信に注進していただけに
勘助にとってみれば「えー!!」と、実に裏切られた心境であります。

側室の存在を知り、由布姫は嫉妬心を燃やします。

そこへ三条夫人が登場。
新たな側室の存在に「お側にいればわかること」と一蹴し、
「そなたも油川家息女も、側女(そばめ)であることに変わりはない」
と、由布姫にとっては矢で打ち抜かれるほどのイタイ一言を浴びせます。
おぉw(^ ^)w こわ……。


勘助は、晴信のところに急行します。
「何ゆえ(側室のことを)お話しになられました!!」と問いつめますが、
当の晴信は、由布姫に何も話していませんでした。

つまり、勘助は由布姫に図られて側室の存在を明かしてしまったわけで、
いかに「戦国大名・武田家の軍師」とはいえ、由布姫に完敗なわけです。
恐らく多くの視聴者も、由布姫に完敗したのではないでしょうか?

由布姫に呼ばれた勘助。
四郎を武田家の跡継ぎにしたいと宣言します。
さらに由布姫は、於琴姫がどんな女かを探るように勘助に命じます。

勘助は「鬼になる」と覚悟を決め、
伝兵衛に、於琴姫について調べるように申し付けます。
しかし、当の伝兵衛は寝ぼけ眼ながら、
すらすらと於琴姫情報を諳(そら)んじるわけでして、
それぐらい、武田家中では、
於琴姫のことについては専らのウワサのようです。

勘助の目は長尾・村上と、しばらく外に向いていたので、
武田家中である内側には向いていなかったようで、
そういう意味では、勘助一人が置いてけぼりなわけです。

ともかく、於琴姫が住んでいるという積翠寺へと向かいます。

──────────

来年の大河ドラマ『篤姫』情報。
主要キャスティングが決まり、撮影が始まったようです。
その中でもサプライズ人事(?)といえば、
島津斉彬役の高橋英樹さんでしょうか。

実は高橋さん、平成2年放送『翔ぶが如く』では
斉彬の異母弟・島津久光役で1年通して出演されておられまして、

主役の西郷隆盛をなかなか受け入れようとしない堅物な人物で、
ずっと薩摩で育った設定なので、コテコテの薩摩弁でしたが、
島津斉彬役は、どちらかというと江戸の人物の意味合いが強いので
そこまで薩摩弁は出てこないのではないかと思います。

ちなみに『翔ぶが如く』の島津斉彬役は、加山雄三さんでした。


原作:井上 靖 (『風林火山』新潮社 刊)
脚本:大森 寿美男
音楽:千住 明
題字:柿沼 康二
語り:加賀美 幸子
──────────
[出演]

内野 聖陽 (山本勘助)

市川 亀治郎 (武田晴信)

池脇 千鶴 (三条夫人)

金田 明夫 (飯富虎昌)
田辺 誠一 (小山田信有)
宍戸 開 (原 虎胤)
有薗 芳記 (河原村伝兵衛)
嘉島 典俊 (武田信繁)
──────────
紺野 まひる (於琴姫)
前田 亜季 (リツ)

柴本 幸 (由布姫)
──────────
加藤 武 (諸角虎定)

浅田 美代子 (萩乃)

佐々木 蔵之介 (真田幸隆) ※ クレジットなし

清水 美砂 (忍芽) ※ クレジットなし
近藤 芳正 (相木市兵衛) ※ クレジットなし
大森 暁美 (志摩)
絵沢 萠子 (キヌ)

風吹 ジュン (大井夫人)
──────────
制作統括:若泉 久朗
制作:中村 高志
演出:福井 充広


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『風林火山』
第36回「宿命の女」

アナログ総合・デジタル総合:午後8時〜
デジタルハイビジョン:午後6時〜
衛星第二テレビ:午後10時〜

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コメント

どうもアタシは…
ドロドロとした女人が絡む「巻」は苦手でござる(笑)
次週もそんな感じがするしぃ~

早く果敢ないくさが絡んだ「巻」を見たいでござる

──────────

やまさーん。こんにちは!
今日もコメントありがとうございまーす。


>ドロドロとした女人が絡む「巻」は苦手でござる(笑)
ホントにドロドロしてますね(^ ^;;)
なんだか「戦国版『大奥』」のようであります。

でも、当時の女性たちは、
男性の影に隠れて……という弱い立場ではなく、
対等に生きられるほど強かったようですね。

だから、自分の子どもを当主の座につけて……と
当然ながら考えたでしょうし、
そういう熾烈な争いは少なからずあったでしょう。
でも、ドラマとしてはやっぱりドロドロしちゃうわけで、
できたら避けて通りたい部分ではありますね〜。

題名だけで
姫と戦ったかと勘違いしましたよ、
まさか姫とKassyさんがね、
我が家は毎日戦ってます。

──────────

うっちゃんさーん。


>姫と戦ったかと勘違いしましたよ、
そんな気はさらさらなかったので、
一瞬の間があったあと、爆笑してしまいました(^ ^;;)

いえいえ、失礼いたしやした(^ ^)

今のところ、おかげさまで平穏無事に過ごしておりまーす。

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