説教

お昼。

Kassyは某高校に来ております。
某高校の関係者の方のたっての願いにより、
実に５年ぶりに教壇に立ったわけです。

ま、１日限定なんですけど。

５年ぶりと言ったって、
約３年間にわたって(塾の)教員をやってきたので、
大人数の前で話をするのには慣れてます。

ウケるかウケないかは別としてね(^ ^;;)

Kassyが今日、この高校へやってきた理由……。

それは、

この高校を受験したい、この高校に進学したいと考えている
中学３年生向けに、大まかな進路説明なのであります。

もちろん、高校独自のカリキュラムなどのお話は
ここの先生にお任せするしかないのですが、
Kassyの役割は、現在の受験界全般について、
いろいろな話を絡めながらお伝えしていくわけです。

そして、なぜKassyに白羽の矢が立ったのか？

某高校の関係者(実はKassyの後輩クン)曰く、
Kassyがいろいろな経験をしているからだとさ。

それはKassyが回り道をしてきたってことかい？
(^ ^;;)

手には分厚い資料を抱えて、教室に向かいます。
うーん(^ ^)
この感じ、なんか懐かしい……。

とはいえ、
教室で待ってくださっているみなさんとは初対面なので、
やっぱりキンチョーするわけです。

控え室から教室まで、たかだか20mぐらいなのですが、
とても長く長く感じました。

教室の前では、後輩クンが待ってくれていまして、
いろいろと心配してくれます。

「Kassyさん、こんなに大人数なんですけど……大丈夫ですか？」
「Kassyさん、ご覧のように教室広いんですけど……」

教室のドアの窓から見える内部の様子をチラッと窺ってみて、
おぉ〜w(^ ^)w
すんげぇ集まってるなぁ〜。

中学校で説明会を行うなら、もっとザワザワしているんでしょうけど、
ここは、中学生にしてみれば(通うかもしれない)高校であります。
ここで騒ぐと試験に落とされるんじゃ？ という怖さもあるためか、
中学生たちはキンチョーしていて、とっても静かです。

大丈夫大丈夫♪

自分のキンチョーを抑えるためにも、言い聞かせました。
すると、後輩クンの口から続けてこんな言葉が。

「Kassyさん、こんな広さなのにマイクないんですけど……」
('▽';;)え

マ……マイクかぁ……。
正直欲しかったけど、ここは県立高校だし、
まぁワガママは言えんなぁ。

楽勝楽勝♪

Kassyとカラオケに行ったらお分かりいただけると思いますが、
Kassyが唄うときは、マイクをほとんど使っておりませんで、
地声でスピーカーから流れるぐらいの音量を出しています。
だから、まぁなんとかなるでしょう。

引き戸を開け、教壇に向かいました。

廊下から見たら気づきませんでしたが、
その中学生の親御さん方もいらっしゃったのね(^ ^;;)

教壇から向かって左手に中学生、右手に保護者の方が
分かれて座っています。

でも、今のKassyには怖いものナシです。
Kassy's Show Time♪

「では始めます！ 起立!!」

すると、教室に入室前に見た中学生たちの様子からはほど遠いほど
ダラダラとした動きで立とうとするわけです。

ここで一瞬プチ切れ。

「気をつけ！ 礼っ!!」

そして、ダラダラと着席する中学生たち。
その様子に、完全にブチッと切れてしまいました。
中学生たちに

「大概にしろ！ おめぇら!!」

……言っちゃいました(T^T)

---

目が覚めて、辺りを見回すと
ここはKassyの部屋で、辺りは真っ暗。

どうやら夢だったようです。

でも、Kassyは明らかに自分の声で目覚めたよなぁ？
ということは……？

……ということです。

確証はないのですが、
そうとう気合いを入れた状態で、マジに叫んでしまったようです。

この部屋で(|||||_|||||)

いやいやいや。叫んだという確証はありませんよ？
ありませんが……。
翌朝の、家族のKassyに対する反応が
なんかビミョーなんですけど……。