2019年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

バックナンバー

お乗り換え〜♪

Kassy号〜♪の車窓から 2011

無料ブログはココログ

« 津屋崎〜鐘崎線 [1-1][1-2][1-3][無番] | トップページ | お散歩(35) »

2008年2月24日 (日)

(08)お姫様教育

鶴丸城入りを果たした於一は、
老女である広川と高山に対面します。

しかし、いままでのほほーんと過ごした実家とは違い、
堅苦しい城のしきたりに、なかなかなじむことが出来ません。
於一の居室は、桜島の眺めがとてもいいのですが、
眺めるために庭に出ることすら叶いません。

広川曰く、転べば「殿様に申し訳が立たないから」だそうです。

ちなみに「老女」とはお世話係を意味しておりまして、
老いた女性のことではありません。

番組ガイド本によれば、
同じく老女役の松坂慶子さんに出演依頼する時にも、
この説明がなされたそうです(^ ^;;)
確かに「老女」という、現代の言葉の意味のままとらえれば、
誰も出演しませんもんね。


於一の実家・今和泉島津家。
父の忠剛とお幸が、於一を思ってしみじみ語っています。
その日の朝に出発したというのに、感傷的になっています。

尚五郎は、於一の兄・忠敬と囲碁を楽しんでいます。
「おぬし、於一に惚れておったのではないか?」と
忠敬はふと尚五郎をからかいますが、
どこか、そのからかいも乾き気味……。


女中たちに囲まれ、なかなかお手洗いに行けない於一、
我慢の限界に達し、今和泉島津家から連れてきたしのを連れて
御手水場(おちょうずば/=トイレ)へ駆け込みます。

於一:何が誉れじゃ! めでたいじゃ!
   恥をかきに来たようなものではないか!!

広川への不満をしのにぶつけますが、
於一もしのも、帰る家がありません。

広川:御手水場へのお一人でのお渡りは、
   ならぬしきたりにございます。

於一は投げやりな態度を示してしまいます。
それは、老女・広川をはじめとする奥女中たちに
「分家の娘」と侮られているからにほかなりません。


薩摩藩お家騒動のとばっちりを受けた大久保家。
長男・正助は、実に3年ぶりに謹慎を解かれ、
西郷吉之助はじめ、有馬新七ら仲間たちが大喜びしています。
そこへ尚五郎も駆けつけ──。

謹慎中の辛い時期、
於一がお見舞いにやってきていたことを一同が思い返し、
島津本家の娘になったことをしんみり感じています。

正助にとっても、一緒に喜びを分かち合いたい於一が、
言葉を交わすこともできない高い身分になってしまったことに
フッと寂しさを感じています。


島津斉彬が江戸を発ち、薩摩へ向かっています。
その途中、京都の近衛家へ立ち寄り、近衛忠煕と幾島と再会します。
そして忠煕に、幾島を欲しい! と直談判。

嘉永6(1853)年6月3日、
とうとう、ぺリー提督率いるアメリカ艦隊が浦賀に出現。
日本史の通説上、この日をもって「幕末時代」に突入します。

薩摩へ向かう途中の斉彬にも、ペリー来航の急報か届きます。


島津本家の重圧に耐えかねた、というよりは、
鶴丸城大奥の雰囲気になかなかなじめない於一。

広川ら老女たちが困り果て、
「日本史書を──」「かるたを──」「お茶を──」など
興味を持ちそうなものを勧めてはみますが、一切反応しません。

いつものじゃじゃ馬ぶりはすっかり鳴りを潜め、
半ば うつ状態で毎日をぼんやりと過ごしています。

しかし「お香は──」と勧めたところ、顔色を変えた於一。
小松家のお近を呼び寄せるように広川に指示します。


お城からのお召しを受け、お近はやって来ました。
於一は、お近との二人のみの対面を希望します。

しきたり上、それは絶対に許されないことなのですが、
あれはだめ、これもだめと否定だけしていては、
再び元に戻ってしまうかもしれないことを
広川は恐れ、今回のことは大目に見ることにします。

於一は、お近との再会を大喜び。

尚五郎からの言付けで、
大久保正助がお役目に復帰したこと、
お元気で過ごしてほしいことを伝えます。

一方、お幸からは手紙を託されていたわけですが、
「気落ちしていれば渡してほしい」と言われていました。
お幸は、於一がそうだと見通していたのかもしれません。
さすがはよくできた母親であります。


お近がお城から下がった後、
於一はお幸からの手紙を読んでいます。
中にはもう一通の文がありますが、
それは、忠剛が焼き捨てた(と聞いていた)
菊本の於一宛の遺書でした。

於一の栄達を願う菊本の言葉に、
於一は今の自身の心を改めようと決意します。

菊本は、死してなお於一の指南役であります。

思わず涙をポロポロと流していた於一は、
広川に「何ゆえここまで手を焼かせるのか」と
責め立てられます。

すっくと立ち上がった於一、

於一:私を誰と心得る!? 島津斉彬様の娘なるぞ!!

一瞬の変貌ぶりに、老女・女中たちは圧倒され、平伏。
最後の最後にかっこいいところを見せてくれましたね(^ ^)


そこへ、斉彬の薩摩入りよりも先行して、
斉彬からの特命を受けて鶴丸城へやってきた幾島。
於一との対面を果たします。

晴れていた天気が急に暗曇立ちこめ、
まるでこれからの二人の関係を暗示するような感じでした。


嘉永6(1853)年6月3日、
浦賀沖にペリー提督率いる黒船が来航、
江戸幕府に開国を要求する。

慶応3(1867)年10月14日の
将軍・徳川慶喜による「大政奉還」まで

あと14年4ヶ月──。


原作:宮尾 登美子 (『天璋院篤姫』講談社 刊)
脚本:田渕 久美子
音楽:吉俣 良
題字:菊池 錦子

語り:奈良岡 朋子
──────────
[出演]
宮崎 あおい (於一(篤姫))
瑛 太 (肝付尚五郎)
小澤 征悦 (西郷吉之助)
原田 泰造 (大久保正助)

長塚 京三 (島津忠剛)
樋口 可南子 (お幸)

岡田 義徳 (島津忠敬)
佐々木 すみ江 (菊本)
──────────
沢村 一樹 (小松清猷)
ともさか りえ (お近)
的場 浩司 (有馬新七)
板谷 由夏 (広川)
春風亭 小朝 (近衛忠煕)
──────────
江守 徹 (徳川斉昭)
眞野 響子 (フク)
草刈 正雄 (阿部正弘)
松坂 慶子 (幾島)
高橋 英樹 (島津斉彬)
──────────
制作統括:佐野 元彦
制作:屋敷 陽太郎
演出:佐藤 峰世


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『篤姫』
第9回「篤姫誕生」

アナログ総合・デジタル総合:午後8時〜
デジタルハイビジョン:午後6時〜
衛星第二テレビ:午後10時〜

« 津屋崎〜鐘崎線 [1-1][1-2][1-3][無番] | トップページ | お散歩(35) »

NHK大河2008・篤姫」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 津屋崎〜鐘崎線 [1-1][1-2][1-3][無番] | トップページ | お散歩(35) »