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2008年3月16日 (日)

(11)七夕の再会

島津斉彬から、自身が次期将軍の御台所候補であることを知らされ、
“自らの意思で将軍家に嫁ぎたい”という意思を固めた篤姫。
前よりも俄然やる気が出て、花嫁修業に邁進しております。

篤姫:私は橋を渡ったのじゃ。のみならず、
   その橋に火をかけたのじゃと心得ておる

幾島:あっぱれなお覚悟にございます──。

日本史をはじめ、鼓や琴までのおけいこに余念がなく、
目覚ましい精進ぶりであります。

幾島に、将軍家および徳川御三家・御三卿についての
説明を受けますが、
しかし、夫となるべき徳川家祥のことについて篤姫が尋ねても、
幾島は知らぬ存ぜぬを通し、すっとぼけています。


一方、篤姫の実父・島津忠剛は、斉彬から直々に
篤姫が将軍御台所の候補者であることを伝えられます。

忠剛:御台所ですと!?

その驚きようは、腰を抜かさんほどであります。

一方、実母・お幸はさほどは驚きません。
篤姫誕生の折に見た、不気味な人影の
“その娘を、江戸へ連れて参る”という言葉が
的中したまでであります。

ただ、篤姫が家族の思いもよらぬほど
遠い存在になってしまった現実に、
少々寂しい思いをしています。


こういった大事なことは、篤姫の実家である
今和泉島津家にしか知らされていないわけですが、
『篤姫』の中で最もKYな御仁である
実兄・島津忠敬の口から、
肝付尚五郎へ情報が漏れてしまいます。

尚五郎:御台所ですとぉ〜!?

桜島を一望できる丘の上で、
篤姫と交換したお守りを眺めています。
口では“もう忘れました──”と言いつつも、
初恋の娘のことを忘れようはずもありません。


尚五郎は焦燥感に駆られながら
尚五郎は、江戸行きを志願すべく、
小松清猷の家へ向かいます。

小松家では、たまたま訪れた西郷と大久保を加えて、
清猷の妹・お近の指導の元で香道を楽しんでいます。

香道とは、簡単に言えば「匂い当てゲーム」なのですが、
七夕にひっかけて、
織姫の匂い、彦星の匂いを二つとも当てると、
七夕は晴れ、ということになります。
初心者である西郷・大久保に合わせたせいか、
両者は二つとも当てられて、大喜びしておりますが、
心ここにあらずの尚五郎は、二つとも外してしまいます。

清猷:尚五郎の七夕は土砂降りか?
   無念の涙というところだな。

尚五郎:それでは困ります!
江戸へ参りとうございますッ!!


その後──。

尚五郎は斉彬への拝謁を許されます。
尚五郎が江戸行きを志願していることは
清猷の助言により、斉彬の耳にはすでに達しています。

「江戸の件は考えておく」と斉彬に言われ、
ひたすら恐縮している尚五郎ですが、
斉彬に西郷吉之助のことについて尋ねられ、
身分の差を超えての付き合いを咎められるかと
これまた更に身を小さくしています。

斉彬は、薩摩藩内から広く改革案を求めており、
身分の隔てなく人材登用を考えていたわけです。
そんな中、斉彬の目に飛び込んだ西郷の建白書(意見書)。
斉彬は、その建白書に非常に感銘を受けています。

その建白書を書き上げた西郷のことを知りたいと、
尚五郎を呼び出したわけですが、
藩主・斉彬と西郷ら下級武士らをつなぐパイプ役として
役目を全うしてほしいと言われています。

付き合いに関しては釘を刺されていましたけどね(^ ^;;)

その話の延長で、
尚五郎と篤姫が友であったことを知った斉彬は、
尚五郎に、篤姫と再会させます。
それどころか、七夕をいいことに、
篤姫と尚五郎の二人の時間を設けるといった
粋な計らいもみせてくれます。

尚五郎が登城していると知らされた篤姫は、
ドドドド……と対面所へ飛び込んできます。

篤姫は、言葉少なに後顧の憂いを尚五郎に託します。

篤姫:尚五郎さん、薩摩を……頼みます。

篤姫の江戸行きは、その年の8月21日に決定しました。
薩摩の人との別れが、刻一刻と近づいています。
篤姫が江戸に旅立つ日は、すぐそこに迫っていました。


原作:宮尾 登美子 (『天璋院篤姫』講談社 刊)
脚本:田渕 久美子
音楽:吉俣 良
題字:菊池 錦子

語り:奈良岡 朋子
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[出演]
宮崎 あおい (篤姫)
瑛 太 (肝付尚五郎)
堺 雅人 (徳川家祥)
小澤 征悦 (西郷吉之助)
原田 泰造 (大久保正助)

長塚 京三 (島津忠剛)
樋口 可南子 (お幸)
岡田 義徳 (島津忠敬)
──────────
沢村 一樹 (小松清猷)
ともさか りえ (お近)
板谷 由夏 (広川)
麿 赤兒 (人影(回想))

榎木 孝明 (肝付兼善)
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江守 徹 (徳川斉昭)
草刈 正雄 (阿部正弘)
松坂 慶子 (幾島)
高橋 英樹 (島津斉彬)
──────────
制作統括:佐野 元彦
制作:屋敷 陽太郎
演出:渡邊 良雄


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『篤姫』
第12回「さらば桜島」

アナログ総合・デジタル総合:午後8時〜
デジタルハイビジョン:午後6時〜
衛星第二テレビ:午後10時〜

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