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2008年3月29日 (土)

vol.4 源 義経

◆舞台の時代

[平安][鎌倉][室町][戦国][江戸初期][江戸中期][幕末][近代][昭和]

承安3(1173)年〜文治5(1189)年


◆放送データ

  • 放送期間:昭和41年1月2日〜12月25日(全52回)
  • 放送時間:毎週日曜 午後8時15分〜9時00分
  • 初回視聴率:32.5%
  • 最高視聴率:32.5%
  • 平均視聴率:23.5%


◆番組放送日と各回サブタイトル

  1. 1/-2 鞍馬の火祭
  2. 1/-9 非母観音
  3. 1/16 五条の橋
  4. 1/23 初冠
  5. 1/30 熊坂はやて
  6. 2/-6 北国の王者
  7. 2/13 一字金輪仏
  8. 2/20 風さわぐ
  9. 2/27 治承の春秋
  10. 3/-6 鐘鳴りわたる
  11. 3/13 天馬
  12. 3/20 黄瀬川の陣
  13. 3/27 鎌倉日和
  14. 4/-3 鳥渡る
  15. 4/10 木隠れの陣
  16. 4/17 動乱の都
  17. 4/24 副将の座
  18. 5/-1 仏の矢
  19. 5/-8 出陣の歌
  20. 5/15 丹波越え
  21. 5/22 福原攻め
  22. 5/29 一ノ谷
  23. 6/-5 都大路
  24. 6/12 院の御所
  25. 6/19 公家雀
  26. 6/26 あずさ弓
  27. 7/-3 嵐
  28. 7/10 屋島攻め
  29. 7/17 扇の的
  30. 7/24 渦潮
  31. 7/31 海つばめ
  32. 8/-7 その前夜
  33. 8/14 壇ノ浦
  34. 8/21 落日
  35. 8/28 堀河屋形
  36. 9/-4 腰越状
  37. 9/11 暗雲
  38. 9/18 鎌倉の空
  39. 9/25 星月夜
  40. 10/-2 堀河夜討
  41. 10/-9 大物ヶ浦
  42. 10/16 冬の便り
  43. 10/23 吉野の雪
  44. 10/30 去りにし人の
  45. 11/-6 隠れみの
  46. 11/13 北陸路
  47. 11/20 しずのおだまき
  48. 11/27 安宅の関
  49. 12/-4 陸奥の空
  50. 12/11 星流る
  51. 12/18 高館
  52. 12/25 雲の行方

12/30 総集編・第一部 (午後7時25分〜9時00分)
12/31 総集編・第二部 (午後7時30分〜8時55分)


◆あらすじ

 源平争乱の時代、牛若丸と呼ばれた義経が鞍馬山から出立し、一ノ谷、壇ノ浦など平家との合戦を経てのち、兄・頼朝に追われ、奥州にのがれて自らの生命を断つまでの、波乱に満ちた若武者・義経の生涯を描く。
 昭和26年から朝日新聞に連載された村上元三の同名小説を、同氏が脚色した歴史ドラマ。日本人の心の中に伝説的に存在した人物をリアルに再現。絵物語から血の通った人間像を描き上げた物語。五条大橋での義経と弁慶の出会いのシーンでは、義経をピアノ線でつり上げて撮影。屋島の合戦では絵巻物とフィルムロケを合成したほか、海戦シーンでは水中から撮影するなど、ダイナミックな映像が人気を呼んだ。主演の尾上菊五郎は、この作品で藤 純子と共演したことが縁で後に結婚した。


◆トピック

  1. 主人公の名前がそのままドラマタイトルとなったのは初。
  2. タイトルバックは、源平時代の鎧兜や刀、琵琶の一部分をアップで映し出していくもの。
  3. 主演の尾上菊之助は当時23歳で、大河史上最年少での主演。
  4. 村上元三脚本は、昭和39年「赤穂浪士」以来2年ぶり2作目。
  5. 第1回「鞍馬の火祭」、第33話「壇ノ浦」、最終回「雲の行方」と総集編の前後編が保存されていて、第33話と総集編はDVDで視聴することが可能。(→◆この作品を楽しむためには を参照)


◆主要スタッフと出演者

作:村上 元三

音楽:武満 徹

テーマ演奏:NHK交響楽団
テーマ指揮:外山 雄三
演奏:東京室内楽団
美術考証:新井勝利
殺陣:林邦史朗
振付:藤間勘柴乃、観世寿夫

語り:小沢 寅三アナウンサー

──────────

[4]尾上 菊之助 (源義経(遮那王))

藤 純子 (静)

波野 久里子 (萌子)
山田 五十鈴 (常盤)
緒形 拳 (武蔵坊弁慶)
[6]尾上 菊蔵 (駿河次郎清重)
常田 富士男 (熊野喜三太)
[10]岩井 半四郎 (佐藤継信)
中村 豊[猿若 清三郎] (鷲尾三郎)
内藤 武敏 (常陸坊海尊)
名和 宏 (鈴木三郎重家)
草野 大悟 (片岡太郎経春)
尾上 梅五郎 (片岡八郎為春)

大滝 秀治 (北条平六時定)
[2]中村 歌門 (梶原平三景時)
服部 哲治 (梶原源太景季)
渥美 国泰 (和田小太郎義盛)
藤岡 重慶 (安達三郎清経)
[7]中村 福助 (土肥次郎実平)
観世 寿夫 (工藤祐経)
北村 和夫 (大江広元)
[5]市川 男女蔵 (美尾屋十郎国俊)
田崎 潤 (土佐坊昌俊)

東 千代之介 (平宗盛)
[6]市村 竹之丞 (平知盛)
久富 惟晴 (平重衡)
山口 崇 (平教経)
舟木 一夫 (平敦盛)
湯浅 実 (飛騨左衛門尉経景)
加藤 武 (平景清)
市川 銀之助 (菊王丸)
滝沢 修 (藤原秀衡)
渡辺 冨美子 (秀衡の妻・北の方)
小川 真由美 (しのぶ)
田村 正和 (藤原忠衡)
観世 栄夫 (河辺太郎高経)

鳳 八千代 (建礼門院徳子)
原 泉 (丹後の局)
[2]中村 又五郎 (右大臣 九条兼実)
[7]坂東 簑助 (大蔵卿 高階泰経)
猿若 清方 (藤原成経)
林 成年 (一条能保)
加東 大介 (吉次信高(金売り吉次))
高橋 悦史 (那須与一宗高)
河津 清三郎 (横川の覚範)
大友 柳太朗 (富樫泰家)
瑳峨 三智子 (まごめ)
御影 京子 (うつぼ)
岸田 森 (大貫の次郎公宗)
土屋 嘉男 (兵衛介義行)
外山 高士 (藍沢二郎)
小松 方正 (赤路具)
新橋 耐子 (立花)
鷲尾 真知子 (くう)
森山 周一郎 (愛甲三十郎)
大久保 正信 (浅井十郎)
松崎 真 (太郎時家)
大塚 周夫 (上総介藤原忠清)
内田 稔 (藤原良房)
佐々木 孝丸 (道幽)
渡辺 文雄 (井家八郎(義行))
渡辺 美佐子 (あかね)
山崎 満 (平家の武者)
橋爪 功 (頼朝の家来)
村上 幹夫 (梶取り)
曽我廼家一二三 (串崎の漁師)
高桐 真 (串崎の漁師)
高島 史旭 (串崎の漁師)
松崎 真 (泰衡の家来)
島田 順司 (宇野家の侍)
林 邦史朗 (弁慶の吹替)
江守 徹 (その他)

辰巳 柳太郎 (平清盛)

芥川 比呂志 (源頼朝)

──────────

制作:合川 明

美術:富樫 直人
フィルム撮影:岩井 橲周
技術:小林 長雄

演出:吉田直哉


◆この年の日本と世界

 この年は“ひのえうま”とあって、出生率は前年の75%。女性のミニスカートが大流行。連続テレビ小説「おはなはん」が大人気に。


この作品で、義経役を好演したのは尾上菊之助さん(現在の菊五郎さん)です。

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 大河ドラマで義経役をやったのは、私が二十三歳の時です。テレビ出演は初めてでしたから、今でもよく覚えています。
 不思議なことに、歌舞伎では義経はよく出てくるんですが、どれもあまり活躍しない。「勧進帳」は弁慶と富樫が主役ですし、「義経千本桜」といいながら義経が主役ではない。だから大河ドラマで義経役をやらせていただいたのは、よい経験だったと思います。
 大河ドラマのラストは、白いもやの中を家臣としずしずと歩む、というところで終わりました。「義経を殺さないで」という投書をたくさんいただいたんです。

<「大河ドラマストーリー・炎 立つ」172頁より一部抜粋の上引用>
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そしてこの作品には、前年「太閤記」で主演し、一気に人気街道を駆け抜けた緒形 拳さんも出演しています。

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 うん。浪花千栄子さん(「太閤記」なか役)に言われた。「あんたなぁ。秀吉やってなぁ、来年また違うもんやるそうやけど、やったらあかん」。もっと秀吉を大事にせいっちゅうことなのかなぁと思ったんですけど、自分の中では、秀吉と弁慶は全然違うものだから、抵抗はなかったし、逆に面白いかなって思いました。
 過酷なマラソンではあったかもしれない。その割には、いそいそとNHKに通った覚え、ありますけど(笑)。テレビがまだ、やみくもに元気のいい時代でしたよね。あまり細かいことにとらわれず、ガーッて撮っちゃう時代だったような気がする。だから自分も、ちっとも苦にならなかった。
 1年間で一人の人間をやる、という面白さはありましたね。役の中で年齢を重ねながら、弁慶なら弁慶の思いみたいなものを伝えていく。テンションが少しずつ上がっていく。うねりのようなものが出てくる。
 (前年の「太閤記」に続いて)2作とも吉田(直哉)さんの演出だったのも、ラッキーでしたよね。いろんなことを話しましたし、実に適切に演出してくれました。吉田さんとやって何がよかったかっていうと、根が、ドキュメンタリー作家ですから。人間をドキュメンタリー的にとらえるから、あまり作り込まない。ドラマドラマしていないのが、よかったんじゃないですかね。それは後々、僕に大きな影響を与えてくれました。舞台であれ、映画であれ、役者があんまりこう、作らないほうがいいのではないかっていうような……。思いのたけはここまであふれていても、出てくるものは、そう、腹八分目とかね。そんなようなことだと思うんですけど……。

<「テレビ50年 〜あの日あの時、そして未来へ」82頁より一部抜粋の上引用>
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◆この作品を楽しむためには

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次回は「vol.5 三姉妹」(昭和42年放送)です。

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