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2008年5月 3日 (土)

(17)予期せぬ縁組み

篤姫の将軍家お輿入れは翌年早々と決定し、
江戸の薩摩藩邸は華やいだ雰囲気に包まれています。

島津斉彬が命じたお輿入れ用の反物や道具類を
西郷吉之助が準備してお披露目していますが、
幾島の厳しいお眼鏡にかなわず、
揃え直しを余儀なくされます。


江戸城では、
篤姫のお輿入れについて老中・阿部正弘が
将軍・徳川家定の耳にそれとなく入れますが、

家定:哀れなことよのう。賢さなど役には立たぬ。
   ことに大奥ではの。

と、図星をつくことを言い出します。
斉彬は時折、この家定について
暗愚なのか現実逃避なのか、分からなくなっています。


江戸へ向かうことになった肝付尚五郎。
篤姫の実家・今和泉島津家のお幸と忠敬、
小松家のお近を訪ね、挨拶回りです。

お近:薩摩のこと、忘れないでいてくださいませね。
尚五郎:忘れるわけがないではないですか。

出立の日の早朝、大久保ら下級武士たちが
見送りに参上してくれ、別れを惜しんでいます。

大久保正助:肝付さぁー!!
尚五郎:(振り返り)……。

その姿を、陰から見守っているお近です。


さて、薩摩藩江戸藩邸では、
幾島が鼻息荒く入ってきます。
英姫が斉彬に輿入れした時の道具類を
そっくりそのまま篤姫に譲り渡す、ということなのです。

幾島:なんとこちらを見下した話にございましょう!!

篤姫は「ありがたいことではないか」とのんきに構えていて、
英姫の気持ちを好意的に受け入れることにしました。

そんな時、尚五郎は江戸に到着。
斉彬は早速、たくさんのことを学んで吸収するよう
尚五郎を励ましています。

そして、お庭番の西郷に、
江戸藩邸を案内する役目を命じます。
これも斉彬の心遣いなのでしょう。


藩邸内の高い塀の向こうでは、
尚五郎到着の報を聞き、

篤姫:尚五郎さんが江戸に!?

と、尚五郎に会いたい気持ちを抑えられず、
友に会いに行く! と聞きません。
幾島は必死に止めますが、
斉彬の「尚五郎には必ず会わせる」との約定を
ついついしゃべってしまいます。


3ヶ月後。

尚五郎は、斉彬より急な呼び出しを受け参上します。
しかし斉彬は、肩を落としてぼんやりと庭を眺めています。
聞けば、琉球へ派遣した小松清猷が
かの地で病没したそうです。

斉彬にとっては右腕である清猷が没し、
片翼をもぎ取られた鳥であります。
尚五郎としては、清猷に代わって
右腕としての役目を果たさなければなりません。

小松家は桓武帝にまでさかのぼる名家ですが、
清猷には妻子はおらず、家を継ぐべき男の兄弟もおらず、
唯一の身よりは妹のお近一人なのです。
このままでは、その小松家が断絶してしまいます。

そこで、江戸へ来たばかりの尚五郎に、薩摩に急きょ戻り、
小松家に入るように、つまり、養子になるように命じます。
肝付家の三男である尚五郎ですから、
そこまで支障はないものと思われますが、

島津斉彬:夫婦にならぬか?
尚五郎:夫婦!?
島津斉彬:よき夫婦となり、務めに一層励むように。

お近と夫婦になれ、と言っているわけです。
あまりの急の命で、少々戸惑い気味の尚五郎であります。


尚五郎の、篤姫への気持ちを知っている斉彬は、
せめてもの罪滅ぼしに、篤姫との面会を特別に許可します。

斉彬が用意させた囲碁盤を囲み、
昔話に花を咲かせている二人。
島津本家に入る際に交換したお互いのお守りを見せあい、
絆を確かめています。

そして、またいつかの再会を約束し、別れます。


10月。
激しい揺れとともに突き上げるような衝撃が走り、
地面からは轟音が響き渡ります。
屋敷内を逃げ惑う篤姫と幾島、侍女たち。
駆けつけた西郷は篤姫を保護しますが、
幾島は、西郷がせっかく揃えて整えた
お輿入れの道具が気になり、その部屋へ戻ります。

その直後、部屋の天井が崩れ落ち、
芝の薩摩藩江戸藩邸は倒壊。
仕方なく、篤姫は渋谷の藩邸に転居します。


その6日後、
江戸を発っていた尚五郎は薩摩に帰還します。
尚五郎の父母、そして見送った大久保らは
今度は出迎えをするわけですが、

大久保:意外と早かったな……。

と、尚五郎帰還の意味を知りません。

ここ薩摩の地では、江戸の大地震のことも、
小松清猷死去のことも、一切知らされていないわけです。
尚五郎は、複雑な表情を浮かべつつ、
実家へ近づいていきます。


安政2(1855)年10月2日。
安政の大地震で、20万人の命が奪われる。

慶応3(1867)年10月14日の
将軍・徳川慶喜による「大政奉還」まで


あと12年──。


原作:宮尾 登美子 (『天璋院篤姫』講談社 刊)
脚本:田渕 久美子
音楽:吉俣 良
題字:菊池 錦子

語り:奈良岡 朋子
──────────
[出演]
宮崎 あおい (篤姫)
瑛 太 (肝付尚五郎)
堺 雅人 (徳川家定)
小澤 征悦 (西郷吉之助)
原田 泰造 (大久保正助)

樋口 可南子 (お幸)
岡田 義徳 (島津忠敬)
──────────
沢村 一樹 (小松清猷)
ともさか りえ (お近)
佐藤 藍子 (小の島)

余 貴美子 (英姫)
榎木 孝明 (肝付兼善)
──────────
草刈 正雄 (阿部正弘)

松坂 慶子 (幾島)

高橋 英樹 (島津斉彬)
──────────
制作統括:佐野 元彦
制作:屋敷 陽太郎
演出:渡邊 良雄


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『篤姫』
第18回「斉彬の密命」

アナログ総合・デジタル総合:午後8時〜
デジタルハイビジョン:午後6時〜
衛星第二テレビ:午後10時30分〜 (←放送時間が変わります)

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