大河ドラマ篤姫・(20)婚礼の夜
篤姫は、庭で目撃をした男の正体について夜も眠れません。
幾島に問いますが、「あぁ、あれですか」と
特に驚いた様子はありません。
それよりも、幾島に見せられた巻物には
男女の夜の営みについて描かれているようでして、
篤姫は慌てて、それを仕舞わせます。
さすがは“純情☆きらり”でありますね。
日ごろ、姫としての格好を見ていますので、
お休みになるときの、髪を下ろしたような格好を見るのは
ちょっと新鮮でありますね。
幾島は幾島で、公方様(将軍・徳川家定)の正体を探るべく
たまたま通りかかった滝山に尋ねますが、
ひどく叱責されます。
婚礼の日、前日。
阿部正弘は大奥に入り、篤姫に面会します。
そこで篤姫は、家定に対して持っている疑問を
阿部にぶつけてみます。
もし仮に、家定が愚直な人物であれば、
養父・島津斉彬からの使命がいろいろ難しくなると
考えているようですが、
「武家の頭領におわします」と、阿部はスッと肩すかし。
そして薩摩では、時代が大きく動いている重要な時に、
江戸や京から遠く離れてのうのうと過ごしていることに
尚五郎は焦っています。
その話を聞いていた大久保は、将軍家定は
暗愚であるともっぱらの評判と尚五郎に教えています。
そんな家定に嫁がされた篤姫の身上を、
尚五郎は危惧しています。
さて、いよいよ婚礼当日。
儀式が終わるまでは、互いの顔を見ず、
互いに言葉を交わさぬように世話係に釘を刺されますが、
「わしは婚儀は3度目じゃあー」と、
家定は構わず篤姫に話しかけています。
一度の休憩の後、儀式は滞りなく終了し、
いよいよ寝間入りの儀であります。
幾島が供をするのはここまでなので、
不安な篤姫を残し、下がることにします。
将軍がやってくる部屋までの途中の廊下で
丸く光る満月をじっとみて、決意した篤姫でありますが、
たまたま同じ月を、薩摩の小松尚五郎も見上げています。
廊下にめぐらされた鈴が鳴らされ、
通称・御鈴廊下を家定がやって来ます。
極度にキンチョーしている面持ちの篤姫。
一方、家定は篤姫に全然関心がありません。
家定は、盃といった面倒な段取りは止めにして、
「疲れた……わしはもう寝る」と、
篤姫を残して、サッサと寝てしまいます。
「ふつつか者にござりますが──」と
一通りの挨拶をしていますが、
緊張のせいか大声になりがちで、
次の間に控えている者たちも顔を見合わせています。
家定に、面白い話をせよと請われ、
下田にいるといわれているハリスの話をしようとしますが、
「二度とそのような話をするでないっ!」と一喝。
昔話がいい! と言い出した家定に、
面白そうな昔話を始めた篤姫でありますが、
話が佳境に入ったところで、途切れてしまいます。
話をしている側の篤姫が、寝てしまったわけです。
これにはさすがの家定もツッコんでいまして、
眠れなくなったせいか、酒をあおっています。
翌朝。
結婚初夜の話がアッという間に本寿院の耳に入り、
「お世継ぎ……お世継ぎ……」と唱えながら
昏倒してしまいます。
家定は深酒したせいか、まだお休み中。
幾島は、不安のあまり
思いきり寝坊してしまいます。
しかし、初夜の出来事のせいか、
それからというもの、家定のお渡りは
完全になくなってしまいます。
落胆している顔の篤姫に、幾島は
家定がうつけ者ではないかという噂があったことを打ち明け、
一方で、うつけのフリをして実は暗愚ではないのではないか? と
斉彬が言っていたことも伝えます。
庭でアヒルを追いかけ回している家定、
その姿を見かけた篤姫は、自らその真偽を確かめようと
家定と同じようにアヒルを追いかけ回します。
そんな仲睦まじい姿を見た本寿院は
「これでお世継ぎが……」とニンマリ。
しかし、アヒルを追い込んだところで
庭の池にかけられた小さな橋の上でバランスを崩した篤姫、
このままでは池にボッチャ〜ンと落ちてしまいます。
その危機的状況を見た家定、
一瞬躊躇しますが、篤姫を抱きかかえ、
真顔で「危ないではないかッ!!」と忠告します。
ハッと我に返った家定は、
「アヒルが逃げてしもうたわぁ〜」と、
再びアヒル探しに行ってしまいますが、
篤姫は、確信をつかんだようです。
「公方様は……うつけなどではない」
安政2(1855)年12月18日。
篤姫と家定の婚礼の儀、篤姫は将軍御台所に。
慶応3(1867)年10月14日の
将軍・徳川慶喜による「大政奉還」まで
あと11年10ヶ月──。
原作:宮尾 登美子 (『天璋院篤姫』講談社 刊)
脚本:田渕 久美子
音楽:吉俣 良
題字:菊池 錦子
語り:奈良岡 朋子
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[出演]
宮崎 あおい (篤姫)
瑛 太 (小松尚五郎)
堺 雅人 (徳川家定)
原田 泰造 (大久保正助)
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高畑 淳子 (本寿院)
ともさか りえ (お近)
佐藤 藍子 (小の島)
岩井 友見 (歌橋)
鶴田 真由 (志賀)
辰巳 啄郎 (堀田正睦)
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稲森 いずみ (滝山)
星 由里子 (村岡)
草刈 正雄 (阿部正弘)
松坂 慶子 (幾島)
高橋 英樹 (島津斉彬)
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制作統括:佐野 元彦
制作:屋敷 陽太郎
演出:佐藤 峰世
◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆
NHK大河ドラマ『篤姫』
第21回「妻の戦」
アナログ総合・デジタル総合:午後8時〜
デジタルハイビジョン:午後5時〜(←放送時間が変更されています)
衛星第二テレビ:午後10時〜
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コメント
毎年、原OB会開いてますが、
家族参加なんですが、
昨年、彼女を連れてきた連中が、
彼女が嫁さんになり、2人妊娠中、
今年は12月に結婚すると、報告がありました。
婚礼でしたので、こんな、コメントでした。
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うっちゃんさーん。こんにちは!
今日も乗務お疲れさまでーす。
>毎年、原OB会開いてますが、
OB会あるんですねー。
同じ営業所出身の方がほうぼうに転出されて
各地で活躍なさっているんでしょうから、
OB会の時に話に花が咲くのでしょうね。
投稿: ★うっちゃん | 2008年5月20日 (火) 00:03
早く姫の花嫁姿をのせて。
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うっちゃんさーん。こんにちは!
今日も乗務お疲れさまでーす。
>早く姫の花嫁姿をのせて
はいぃぃぃ。
もうしばしお待ちくだされm(_ _)m
投稿: ★うっちゃん | 2008年5月25日 (日) 18:20