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Kassy号〜♪の車窓から 2011

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2008年6月 1日 (日)

(22)将軍の秘密

庭に設えた池で、お志賀の方と優雅に釣りを楽しんでいます。
それを遠巻きに眺め「楽しそうにございますね」と幾島はいいますが、
「あれは仮の姿じゃ」とつぶやく篤姫。

とはいえ篤姫は、
家定がうつけのふりをしているとは思っていますが、
いまいち確信が持てていません。

家定の本当の姿を知り、家定自身の苦悩を共有することで、
真の夫婦になりたいという願いを強めています。


江戸・一橋家。
島津斉彬は、老中・阿部正弘とともに
徳川斉昭の子・一橋慶喜と会う機会を得ます。
次期将軍の座を、と迫る斉彬に
「火中の栗を拾え、とおっしゃるのですか」と
慶喜は冷静な発言をしています。

庭に控えている西郷は不信感を抱いています。
もしかしたら、西郷吉之助 vs 徳川慶喜 の対立は
この時から始まったのかもしれません。


安政4(1857)年の4月、
斉彬は参勤交代により薩摩へ引き揚げることになりました。
翌5月には、斉彬一行は薩摩に到着し、薩摩国中沸き立ちます。

急きょ薩摩に戻って小松家の養子に入っていた尚五郎も
斉彬の帰国を心から喜んでいます。

斉彬とともに帰国した西郷は帰国早々、大久保を伴って小松家へ。
3人揃うのは久々のことで、昔話に花を咲かせております。
しかし尚五郎は、篤姫が嫁いだ家定の悪い噂を知っており、
西郷にも噂の真偽を問いただしますが、
政治のことは他言無用! と斉彬に釘を刺されている西郷は
のらりくらりと問いをかわし、なかなか要領を得ません。


朝恒例のお祈り。
さっさと済ませた家定は、これまたさっさと退散しようとしますが、
「今宵、お渡り願いたいのですが──」と篤姫は手をつきます。

篤姫のお願いもこれまた恒例でありまして、
家定実母の本寿院も「またか……」とあきれ顔(^ ^;;)

しかし、今回の願い出は即座に却下されます。
「今宵は、お志賀のところへゆく」という理由だそうです。


そんな折、アメリカは幕府と下田条約を締結、
通商条約に向けての布石を打ち始めます。
徳川斉昭は例の如く、ブルドッグのように吠えまくりますが、
日ごろは冷静沈着の阿部に言葉強く、斉昭の言葉を遮り
その勢いに、斉昭も黙り込んでしまいます。

ところが、それから20日も経たぬうちに
斉彬とともに慶喜擁立の中心的存在だった
阿部正弘が突然に病死してしまいます。

慶喜擁立派のメンバーは危機感を抱き、
紀州の徳川慶福を将軍に担ごうとする派閥は
斉彬の不在をいいことに、このチャンスをものにしようと企てます。

阿部の訃報は、大奥内にも衝撃を与え、
「嵐が来るぞ」と、滝山は顔面蒼白。
もちろん篤姫も、相当なショックを受けています。

薩摩にも、阿部死すの報は届いておりますが、
参勤のルール上、斉彬は江戸へ駆けつけることが出来ません。

篤姫を支える片翼の斉彬は不在、
そしてもう片翼の存在である阿部が世を去り、
篤姫は孤立無援となってしまいます。


「真の夫婦になりたい──」

真の夫婦になるためには、まず自らが本心を語るべきと考えます。
分家の出である自らが大奥に輿入れしたのは、
慶喜を次期将軍とするためだと家定に告白してしまいます。

阿部が死去したことで
「わしもいつまでもウツケでおられなくなってしもうた」
と、家定も本音で返します。
しかも、篤姫が大奥に送り込まれたという事実は
「阿部を見ておれば、それくらいとうにわかっておったわ」
と言い出します。

一橋慶喜、紀州慶福という将軍候補の前に、
このままでは徳川幕府が滅びてしまう、と
日本の情勢を冷静に分析し、そしてこれからを予測してみせます。

家定がウツケではないことを知った上で、篤姫は
「あまりに身勝手」と注進しますが、
家定も将軍になりたくてなったわけではありません。

前将軍・徳川家慶に20人余いた子のほとんどが早世し、
唯一残った九男・家定が将軍を継がされました。
自分が将軍を継いだとて、この国はどうにもならない! と
この世に、天に知らしめたかったようです。

安政2(1857)年8月6日。
名うての調整役、老中・阿部正弘が急逝。

慶応3(1867)年10月14日の
将軍・徳川慶喜による「大政奉還」まで


あと10年2ヶ月──。


原作:宮尾 登美子 (『天璋院篤姫』講談社 刊)
脚本:田渕 久美子
音楽:吉俣 良
題字:菊池 錦子

語り:奈良岡 朋子
──────────
[出演]
宮崎 あおい (篤姫)
瑛 太 (小松尚五郎)
堺 雅人 (徳川家定)
小沢 征悦 (西郷吉之助)
原田 泰造 (大久保正助)

長塚 京三 (島津忠剛(回想))
樋口 可南子 (お幸(回想))
──────────
高畑 淳子 (本寿院)
ともさか りえ (お近)
的場 浩司 (有馬新七)
平 岳大 (一橋慶喜)
岩井 友見 (歌橋)

鶴田 真由 (志賀)
辰巳 琢郎 (堀田正睦(回想))
──────────
江守 徹 (徳川斉昭)
稲森 いずみ (滝山)
中村 梅雀 (井伊直弼)
草刈 正雄 (阿部正弘)
松坂 慶子 (幾島)
高橋 英樹 (島津斉彬)
──────────
制作統括:佐野 元彦
制作:屋敷 陽太郎
演出:堀切園 健太郎


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『篤姫』
第23回「器くらべ」

アナログ総合・デジタル総合:午後8時〜
デジタルハイビジョン:午後6時〜
衛星第二テレビ:午後10時〜

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