2019年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

バックナンバー

お乗り換え〜♪

Kassy号〜♪の車窓から 2011

無料ブログはココログ

« vol.16 黄金の日日 | トップページ | お散歩(40-1) »

2008年6月 8日 (日)

(23)器くらべ

篤姫が大奥入りを果たして半年。

やっぱり明晰なお方であった、と篤姫に言わしめた家定ですが、
篤姫の鋭い追跡により、篤姫に対してだけは
うつけのふりをやめます。

しかし、他の人々の前ではあいかわらず奇行を繰り返していた。
朝のお祈りの後、「良きものを見せてやろう」と皆を集め、
爆竹をたくさん鳴らしてみせます。

実母の本寿院も、肝をつぶすほどたまげています。


篤姫は、家定の明晰さを幾島に言いますが、
もともと篤姫が大奥に送り込まれた理由である
一橋慶喜を次期将軍に推薦する、という使命は
どうやら果たせそうにありません。

家定自身が「慶喜はキライ」だからだそうです。

アメリカ総領事であるハリスは、
将軍・家定との面会を幕府に強く要求します。

堀田正睦はじめ幕政の中心人物たちの、
「将軍をハリスと会わせよう」という思惑と、
家定の「会いたくない!」という気持ちの狭間で
もたもたしているのを見て、
将軍に会わせるのを強硬に反対していた徳川斉昭は、
「小田原評定もいい加減にせよ!」とさんざん文句を言ったあげく、
あっさりと幕政から退いてしまいます。

幕府はついに、ハリスに江戸城へ登城させ、
家定への謁見を許可してしまいます。


家定が大奥へやって来ました。
如何にしてハリスに会わずに済むかをあれこれ考えていて、
肩や腰をポンポンと叩きつつ、篤姫と接しています。
篤姫は「肩でもお揉みいたしましょうか」と申し出ますが、
スッと姿勢を正し、完全に拒否します。
どうやら、人に身体を触ってほしくないようです。

篤姫は、改めて慶喜擁立を家定に願い出ますが、
「会ったこともない者を将軍に推薦するのは変だ」と言い出します。
うーん、それも一理あり、なのかな?

ならば、と、篤姫は家定に碁の対決を挑みますが、
戦のようでいやじゃ! という家定のために、五つ並べを提案。
これならば、単純に同じ色の碁石を
5つ並べればよいという単純なルールでありまして、
陣地などといった囲碁特有のルールも使いません。

これが家定にはことの外好評だったようで、
果敢に篤姫に挑んでいます。
篤姫も、相手が将軍であれ夫であれ、
一切 手を抜くようなことはしません。


薩摩では、斉昭が幕政を引退したことで
島津斉彬が「やっかいなことになった」と焦っています。
一橋慶喜一派にすれば、
老中・阿部正弘を失い、徳川斉昭を失っては、
慶喜を将軍に推挙するのは困難になってしまうからです。

そこで“薩摩の愚痴り虫”小松尚五郎が、
本日も自邸で大久保正助相手に愚痴っています。
しかし、その話をそばで聞いていた妻・お近は
酒入りの徳利をドンッ!と畳に置き、
目を丸くしている二人に
「国を思うのは大事、しかし考える順序が違うと存じます!」と叱り、
涙を浮かべて尚五郎に離縁を申し出ます。

そこでようやく、尚五郎は目を覚ますのですが、
それにより、今度は大久保が一人きりとなってしまいます。
ちょっと複雑そうな大久保の顔です。


篤姫の母・お幸の教えで
「一方を聞いて沙汰するな」というものがありました。
その教えに従って、篤姫は慶喜と紀州慶福の両者に会い、
二人の器量を確認することにします。

まず一橋慶喜。
何を問いかけても、期待した答えが返ってこず、
それどころか、その答えに覇気が感じられません。
慶喜を下がらせた後、頭の中は“???”だらけ……。


一方、慶福は将軍にふさわしい風格で、
大奥3人娘(本寿院・歌橋・滝山)は慶福にウットリ……。
篤姫も心の底から魅了されています。

庭に咲いた菊の花を堪能した篤姫と慶福。
その後ろ姿を、姉弟のようだと本寿院は笑っていますが、
その直後に事件は起きてしまいます。

一同、運ばれてきた和菓子を口にしようとしたのですが、
慶福は和菓子の変なニオイに気付き、
「腐っております」と、皆に食べないようにさせます。

それどころか、
激怒してお毒味役を連れてくるように指示した滝山に
「毒入りと分かっていて食べさせるのはあまりに不憫」と、
すべてを丸く収めてしまいます。

その収拾の仕方はあまりに天晴れで、
篤姫の心の中に、慶福の名前が深く刻み込まれます。


その日の夜も、家定は大奥にやって来ました。
引き続き、篤姫と五つ並べをするわけですが、
慶喜・慶福の両者と会ったことを知っている家定は
感想を求めます。

一瞬、斉彬の使命を頭がよぎりますが、
家定には、将軍後継には慶福がふさわしいのではないか、と
率直に感想を述べます。

それを聞いた家定は感心します。
「一方を聞いて沙汰するな」という教えは、
そのまま家定に伝わったようで、
ハリスに会ってみようか、と言い出します。


一方、同じ大奥内では、滝山により
幾島が慶喜を擁立してあちらこちらに根回ししていると
本寿院・歌橋に報告があります。
しかも、その擁立の頭は篤姫であることも
強く念押しされています。

それを知って、篤姫を良く思っていた本寿院は激怒!!

女の恨みはコワいものですね(^ ^;;)
来週、本寿院と篤姫の直接対決があるようです。


安政2(1857)年8月6日。
名うての調整役、老中・阿部正弘が急逝。

慶応3(1867)年10月14日の
将軍・徳川慶喜による「大政奉還」まで


あと10年2ヶ月──。


原作:宮尾 登美子 (『天璋院篤姫』講談社 刊)
脚本:田渕 久美子
音楽:吉俣 良
題字:菊池 錦子

語り:奈良岡 朋子
──────────
[出演]
宮崎 あおい (篤姫)
瑛 太 (小松尚五郎)
堺 雅人 (徳川家定)
小沢 征悦 (西郷吉之助)
原田 泰造 (大久保正助)
松田 翔太 (紀州慶福)
──────────
高畑 淳子 (本寿院)
ともさか りえ (お近)
平 岳大 (一橋慶喜)
岩井 友見 (歌橋)
矢島 健一 (松平慶永)

鶴田 真由 (志賀)
辰巳 琢郎 (堀田正睦)
──────────
江守 徹 (徳川斉昭)
稲森 いずみ (滝山)
松坂 慶子 (幾島)
高橋 英樹 (島津斉彬)
──────────
制作統括:佐野 元彦
制作:屋敷 陽太郎
演出:岡田 健


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『篤姫』
第24回「許すまじ、篤姫」

アナログ総合・デジタル総合:午後8時〜
デジタルハイビジョン:午後6時〜
衛星第二テレビ:午後10時〜

« vol.16 黄金の日日 | トップページ | お散歩(40-1) »

NHK大河2008・篤姫」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« vol.16 黄金の日日 | トップページ | お散歩(40-1) »