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2008年6月 2日 (月)

vol.15 花神

◆舞台の時代

[平安][鎌倉][室町][戦国][江戸初期][江戸中期][幕末][近代][昭和]

弘化3(1846)年〜明治2(1869)年


◆放送データ

  • 放送期間:昭和52年1月2日〜12月25日(全52回)
  • 毎週日曜 午後8時〜8時45分
    (1)三条木屋町 は午後8時〜9時00分
    (36)益次郎誕生 は午後8時10分〜8時55分
  • 初回視聴率:16.5%
  • 最高視聴率:25.9%
  • 平均視聴率:19.0%


◆番組放送日と各回サブタイトル

  1. 1/-2 三条木屋町
  2. 1/-9 旅行けば
  3. 1/16 寅次郎脱藩
  4. 1/23 ペリーが来た
  5. 1/30 黒船を作れ
  6. 2/-6 長崎の女
  7. 2/13 遥かなりアメリカ
  8. 2/20 わが師 わが弟子
  9. 2/27 イネの恋
  10. 3/-6 萩の乱暴者
  11. 3/13 倒幕幻想
  12. 3/20 ほととぎす
  13. 3/27 春夏秋冬
  14. 4/-3 あとを継ぐもの
  15. 4/10 長州へ参る
  16. 4/17 万延元年の男たち
  17. 4/24 妻を愛す
  18. 5/-1 逆さひょうたん
  19. 5/-8 上海みやげ
  20. 5/15 夷人館燃ゆ
  21. 5/22 秘密留学生
  22. 5/29 にわか坊主
  23. 6/-5 馬関海峡波高し
  24. 6/12 奇兵隊
  25. 6/19 江戸に別れを
  26. 6/26 火吹きだるま
  27. 7/-3 京あらし
  28. 7/10 たった一人の長州藩
  29. 7/17 馬関攘夷戦争
  30. 7/24 三人党
  31. 7/31 月明攻山寺
  32. 8/-7 霧の絵堂
  33. 8/14 消えた小五郎
  34. 8/21 蔵六上海へ
  35. 8/28 人斬り往来
  36. 9/-4 益次郎誕生
  37. 9/11 亀山社中
  38. 9/18 おたずね者 蔵六
  39. 9/25 周防の人々
  40. 10/-2 三兵塾
  41. 10/-9 百姓大将
  42. 10/16 四境の敵
  43. 10/23 晋作の死
  44. 10/30 風雲に賭ける
  45. 11/-6 鳥羽伏見の戦い
  46. 11/13 京の軍務官
  47. 11/20 徳川の城
  48. 11/27 決戦前夜
  49. 12/-4 彰義隊
  50. 12/11 最後の武士
  51. 12/18 暗殺者
  52. 12/25 世に棲む日日


53/-3/18 総集編第一部 革命幻想 (午後7時30分〜9時30分) →(1)〜(13)
53/-3/24 総集編第二部 攘夷の嵐 (午後7時30分〜9時) →(14)〜(25)
53/-3/25 総集編第三部 崩れゆく長州 (午後7時30分〜9時) →(26)〜(33)
53/-3/31 総集編第四部 徳川を討て (午後7時30分〜9時) →(34)〜(43)
53/-4/-1 総集編第五部 維新回天 (午後7時30分〜9時30分) →(44)〜(52)


◆あらすじ

 一人の男がいる。歴史が彼を必要としたとき忽然として現れ、その使命が終わると、大急ぎで去った。もし維新というものが正義であるとすれば、彼の役目は、津々浦々の枯れ木にその花を咲かせて回ることであった。中国では花咲かじじいのことを“花神”という。彼は、花神の仕事を背負ったのかもしれない。幕末の動乱期を収拾して明治維新へと世の変革を達成するためには、時代は一人の花神を必要とした。幕末の志士、英傑といわれる人物が排出した後に、忽然として舞台に登場したのが、軍事技術を持って倒幕を成し遂げ、維新史の中に大きな足跡を残した彼、村田蔵六。後の大村益次郎である。 ドラマは、この大村益次郎の生涯を追いながら、幕末から明治への息づまるような激動期と、その中に生き急いだ男たち、そして女たちの人間群像を一年に渡り描いたもの。
 維新期、時代の変革期を支えた技能者(テクノクラート)が大河ドラマ初の主人公となった作品。大村益次郎が主人公の「花神」、吉田松陰と高杉晋作を主役に据えた「世に棲む日々」、高杉晋作と天堂晋介が主役の「十一番目の志士」、そして河井継之助を描いた「峠」の四作品を原作に、吉田松陰、高杉晋作、大村益次郎と引き継がれた合理精神が鮮明に描かれている。


◆トピック

  1. 幕末時代の大河は、昭和49年「勝 海舟」以来3年ぶり5作目。
  2. 司馬遼太郎原作は、昭和48年「国盗り物語」以来4年ぶり3作目。
  3. 大野靖子脚本・林 光音楽は、昭和48年「国盗り物語」以来4年ぶり2作目。物語の根幹をつかさどる三大スタッフが、「国盗り物語」以来4年ぶりに組むことになった。
  4. タイトルバックは、雲海の中をひたすら進む上空からの映像で、幕末時代特有の混沌さを表現しているものか。テーマ音楽のラスト付近、高揚部分で雲海が切れ、海に反射した太陽光が映り込む部分は感動的。
  5. この作品で、宇野重吉・寺尾 聰 父子が共演。
  6. 総集編で3本以上にわたったのはこの作品が初。(→◆この作品を楽しむためには を参照)


◆主要スタッフと出演者

原作:司馬 遼太郎 (『花神』『世に棲む日日』『十一番目の志士』『峠』より)

脚本:大野 靖子

音楽:林 光

テーマ音楽演奏:NHK交響楽団
指揮:山田 一雄
演奏:花神合奏団(東京コンサーツ)
時代考証:相馬 皓
風俗考証:磯目 篤郎
医学考証:酒井 シヅ
殺陣:林 邦史朗
振付:今井 栄子・西川 りてふ

語り:小高 昌文 アナウンサー

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[4]中村 梅之助 (村田蔵六(大村益次郎))

篠田 三郎 (吉田寅次郎(松陰))

中村 雅俊 (高杉晋作)

浜村 純 (藤村孝益)
金田 龍之介 (毛利敬親)
渥美 国泰 (長井雅楽)
田村 高廣 (周布政之助)
石橋 雅史 (来島又兵衛)
久米 明 (杉 百合之助)
津島 恵子 (お滝)
志村 喬 (竹院)
米倉 斉加年 (桂 小五郎)
波乃 久里子 (幾松(木戸松子))
岡江 久美子 (お雅)
秋吉 久美子 (おうの)
岩崎 加根子 (お道)
志垣 太郎 (久坂義助(玄瑞))
東野 英心 (井上聞多)
尾藤 イサオ (伊藤俊輔)
西田 敏行 (山形狂介)
松平 健 (時山直八)
岡本 信人 (金子重之助)
森 康子 (金子の母)
高山 良一 [田山 涼成] (石川小五郎)
本田 博太郎 (高橋熊太郎)
石橋 蓮司 (神代直人)
草野 大悟 (沼崎吉五郎)
植田 峻 [うえだ 峻] (楢崎頼三)
青砥 洋 (福川犀之助)
森塚 敏 (東条英庵)
大塚 国夫 (久保清太郎)
瑳川 哲朗 (白石正一郎)

伊藤 孝雄 (徳川慶喜)
竜崎 勝 (近藤 勇)
長塚 京三 (土方歳三)
森田 順平 (沖田総司)
下條 正巳 (河合代右衛門)
寺尾 聰 (小山良庵)
伊武 雅之 [伊武 雅刀] (小林寅三郎)
垂水 悟郎 (椰野嘉兵衛)
大木 実 (伊達宗城)
花柳 喜章 (西郷吉之助)
高橋 長英 (大久保一蔵)
中丸 忠雄 (海江田信義)
塚本 信夫 (寺島宗則)
夏八木 勲 (坂本竜馬)
横光 克彦 (中岡慎太郎)
高橋 悦史 (宮部鼎蔵)
橋本 功 (原田敬作)
庄司 永建 (松根図書)
大滝 秀治 (二宮敬作)
愛川 欽也 (嘉蔵)
小鹿 番 (広戸甚助)
南原 宏治 (佐久間象山)
小林 勝也 (緒方惟準)
小松 方正 (石井宗謙)
観世 栄夫 (日柳燕石)
名古屋 章 (三浦長兵衛)
島田 順司 (伊豆倉貞次郎)
小野 武彦 (吉富音之助)
三ツ木 清隆 (江幡五郎)
草笛 光子 (野村望東尼)
月丘 夢路 (たき)
ジェリー 伊藤 (エドワルド・スネル)
E・H・エリック (ガール)

田中 健 (天堂晋助)
范 文雀 (粟屋菊絵)
大竹 しのぶ (お里)
[5]河原崎 国太郎 (東洞院千斎)
森次 晃嗣 (寺島秋助)
橋爪 功 (紅屋木助)
天本 英世 (天堂義助)
草薙 幸二郎 (佐世主殿)
小島 三児 (糸根の平太郎)
南 治 (塾頭佐伯)
河原 裕昌 [河原 さぶ] (岡崎恭助)
加賀 邦男 (灘亀親分)
林 邦史朗 (刺客)
草村礼子 (その他)
奥村公延 (その他)
大塚周夫 (その他)
矢崎滋 (その他)
江幡高志 (その他)
大竹まこと (その他)

宇野 重吉 (緒方洪庵)

加賀 まりこ (お琴)

浅丘 ルリ子 (楠本いね)

高橋 英樹 (河合継之助)

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制作:成島 庸夫

美術:小林 喬・岸川 淳一・田嶋 宣助
技術:設楽 国雄・高尾 禮允
効果:上田 光生・荻野 勝男・岩崎 進
フィルム撮影:沼田 光雄

演出:斎藤 暁・村上 祐二・江口 浩之・門脇 正美・三井 章


◆この年の日本と世界

青酸カリ入りコーラを飲んで二人が死亡、青酸ナトリウム入りチョコレートなど不気味な事件が続発。有珠山噴火。


ドラマ制作に携わった脚本担当の大野靖子さんは、以下のように回顧なさっています。

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 たまたま恩賜賞受賞のため司馬(遼太郎)先生が上京、ホテルへチーフディレクターの斉藤 暁さんに引率されてお祝いに駆けつけた。原作者は相変わらずの温顔、いきなり談話が始まる。女房に笑われるのだけれど、と前置きされて、「ぼくは夢かうつつか分からないが、工事現場のような処で、西郷さん(隆盛)と出会って親しく話をしましたよ。よかったなぁ」「毎晩、書斎の机の傍に坂本さん(竜馬)が来て、日本の将来についていろいろ語り合っている」と仰る。
 司馬先生のはにかんだような話ぶりに、スタッフ一同大笑いしたのだが、私はその言葉を素直に信じたいと思った。 そういう人の手にかからねば、大村益次郎、ほとんど村田蔵六の名で登場する「花神」の主人公は、生まれなかったのではないだろうか。大村益次郎と云えば、靖国神社に立つ小ぶりな銅像しか思い浮かばないだろう現代人に、乱世の英雄的武将でもなく、普通人でありながら欄医であり、蘭書の翻訳家であり、技術者であり、兵制の基礎作りなど、洋式兵学の指導者にまでなった不思議な天才・村田蔵六を、あれほど超ユニークな存在感を持って創れないのではないかと思った。

<大河ドラマ総集編「花神」・ビデオ版資料より一部抜粋の上引用>
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次回は「vol.16 黄金の日日」(昭和53年放送)です。

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