ほぼ両替

レジにて「両替はお断りしております」と明記している以上、
両替してください！ とお申し出のお客さんは
さすがにいらっしゃらないのですが、

レジを扱っていますと、
とっっっっても安い商品を１つだけ買い、
10,000円札を出す！ という
強行突破のお客さんもいらっしゃいます。

商品を買っていただける以上、
できるだけ10,000円札を受け取って
お釣りを渡そうとがんばって見るのですが、
そういうお客さんが立て続けに続きますと、
さすがにレジの中身が心もとなくなります。

おかげさまでたくさんのお客さんにご来店いただき、
1,000円札が50枚近く貯まったぞ〜♪ と思っても、
油断していると、アッという間に残り２枚程度になってしまうことも。

さ……さっきまで50枚近くあったのに？？？

5,000円札が何枚かあればいいのですが、
なぜか、5,000円札はあんまり貯まりません。
なのでKassyは、３ケタの合計金額(〜999円)で
10,000円札を出したお客さんに

申し訳ありませんm(_ _)m
釣り札切れを起こしておりまして、
小銭をお持ちではありませんか？

とお尋ねするようにしています。

人の好さそうなお客さんだと、「ええーっとぉ……」と
お財布の中身を再び確認していただけたり、
「車の中にあるから取ってきてもいい？」と、
土砂降りの雨の中、走って取ってきていただけたりします。

ご協力に感謝！

ちなみに今日お願いしたお客さんは、
「崩したお金から子供のお小遣いをあげようと思ったのにぃ(^ ^)」と
残念そうにおっしゃっています。
その横には、お小遣い待ちの息子さんの姿が(^ ^;;)

あ……あは……あはは……。
息子さん、申し訳ないっ(^ ^;;)

しかし、そういったお客さんはほんの一握りであります。
今までの経験上、105円の商品に
10,000円札を出されたお客さんが最安値でしたが、
今日、その値を更新しました。

50円(^ ^;;)

「釣り札切れなので、小銭を……」と言い終わらないうちに

ないッ！

と冷たい目線で返されてしまいました。

ウムムムム。
50円ぐらいあるだろう!? と内心思いましたが、
こちらがお願いして、「ない」とおっしゃっている以上
仕方ありませんよね。

「9,950円のお返しでぇ〜す」