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2008年8月29日 (金)

vol.27 春日局

◆舞台の時代

[平安][鎌倉][室町][戦国][江戸初期][江戸中期][幕末][近代][昭和]

天正10(1582)年〜寛永20(1643)年


◆放送データ

  • 放送期間:昭和64年1月1日〜平成元年12月17日(全50回)
  • 毎週日曜 午後8時〜8時45分
    (1) 父の出陣 は午後7時30分〜8時45分
    (1) 父の出陣(ダイジェスト) は午後7時20分〜8時
    (50) 献身の生涯 は午後8時〜9時
  • 初回視聴率:14.3%
  • 最高視聴率:39.2%
  • 平均視聴率:32.4% (第3位)


◆番組放送日と各回サブタイトル

  1. 64.1/-1 父の出陣
    元.1/15 父の出陣(ダイジェスト)
  2. 1/15 天下を取る
  3. 1/22 母子無情
  4. 1/29 別離
  5. 2/-5 忍ぶ宿
  6. 2/12 一族再会
  7. 2/19 愛の鞭
  8. 2/26 嫁ぐ
  9. 3/-5 夫婦模様
  10. 3/12 秀吉逝く
  11. 3/19 関ヶ原前夜
  12. 3/26 天下分け目
  13. 4/-2 戦後の家族
  14. 4/-9 夫の危機
  15. 4/16 秀頼・千姫婚儀
  16. 4/23 乳母の条件
  17. 4/30 世継ぎ誕生
  18. 5/-7 二代目決まる
  19. 5/14 女の言い分
  20. 5/21 ゆらぐ夫婦
  21. 5/28 母去りぬ
  22. 6/-4 名ばかりの将軍
  23. 6/11 悲劇の予感
  24. 6/18 母ふたり
  25. 6/25 こころの教育
  26. 7/-2 生き残る道
  27. 7/-9 舅から嫁への手紙
  28. 7/16 和平か決戦か
  29. 7/23 大坂攻め
  30. 7/30 ああ大坂城
  31. 8/-6 終戦と女たち
  32. 8/13 家康の遺言
  33. 8/20 離別 再婚
  34. 8/27 初恋
  35. 9/-3 秋の悲恋
  36. 9/10 父子断絶
  37. 9/17 先立つ妻に
  38. 9/24 無常の風
  39. 10/-1 兄弟は他人
  40. 10/-8 『春日局』賜る
  41. 10/15 次男の憂鬱
  42. 10/22 身内を切る
  43. 10/29 さらば吾子よ
  44. 11/-5 おんなの目
  45. 11/12 三代目の力
  46. 11/19 忘れえぬ面影
  47. 11/26 反逆の理由
  48. 12/-3 直訴
  49. 12/10 女の生きがい
  50. 12/17 献身の生涯

12/25 総集編第1部 乳母の条件 (午後7時30分〜8時55分) →(1)〜(16)
12/26 総集編第2部 母ふたり (午後7時30分〜8時40分) →(17)〜(33)
12/27 総集編第3部 献身の生涯 (午後7時30分〜8時40分) →(34)〜(50)


◆あらすじ

 戦国時代末期から徳川幕府確立にいたる激動の時代に、平和を求めて力強く生き抜いた一人の女性がいた。父が明智光秀の重臣だったため謀反人の娘としてつらい少女期を過ごしながら、後に徳川家康の強い信頼を得て徳川三代将軍・家光の乳母となった春日局、幼名・おふくである。
 本能寺の変、関ヶ原の合戦、大坂の陣……戦いと権力術数がうずまく時代の中で、おふくが追い求めたものはただ一つ。平和と安定の世であった。そしてその情念と家光への献身的な愛は、徳川三百年の安泰を築く大きな力となった。動乱から安定へと向かう歴史の転換機を“女の視点”で描く戦国歴史ドラマ。


◆トピック

  1. 江戸時代初期が舞台の大河は、昭和57年「峠の群像」以来7年ぶり6作目。
  2. 橋田壽賀子脚本・坂田晃一音楽の作品は、昭和61年「いのち」以来3年ぶり3作目。
  3. 女性を主人公にした作品は、昭和61年「いのち」以来3年ぶり6作目。女性単独主人公では4作目。
  4. 元旦に番組がスタートしたのは、昭和42年「三姉妹」以来22年ぶり2作目。
  5. タイトルバックは、太陽の光に黄色のマスキングを施した、全編通して動きのない地味なもの。しかし静止画蔵ではなく、平和で穏やかな世の中を願った春日局のイメージに沿ったものかもしれない。


◆主要スタッフと出演者

原作・脚本:橋田 壽賀子

音楽:坂田 晃一

演奏:新室内楽協会
テーマ音楽演奏:NHK交響楽団
テーマ音楽指揮:高関 健
合唱:日本合唱協会
監修:西山 松之助
考証:平井 聖・臼井 孝昌
衣装考証:小泉 清子
振舞指導:猿若 清方
振付:猿若 清三郎
殺陣:林 邦史朗

語り:奈良岡 朋子
ナレーション:徳田 章 アナウンサー

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大原 麗子 (おふく)
安間 千紘 (おふく(幼年時代))
尾羽 智加子 (おふく(少女時代))

長山 藍子 (お江与)
坂上香織 (お江与(少女時代))

山下 真司 (稲葉正成)
麻生 真宮子 (おふじ)
唐沢 寿明 (稲葉正勝)
伊崎充則 (千熊(正勝の少年時代))
真璃子[古賀 真理子] (お春)
奈佐 健臣 (稲葉正定)
[2]中村 獅童 (稲葉正定(少年時代))
丹羽 貞仁 (稲葉正利)
江守 徹 (斎藤利三)
杉本 哲太 (斎藤利康)
森田 順平 (斎藤利宗)
高橋 良明 (斎藤利宗(青年時代))
大坂 志郎 (稲葉一鉄)
織本 順吉 (稲葉重通)
増田 未亜 (つる)
青島 健介 (稲葉正次)
川津 佑介 (稲葉貞通)
せんだ みつお (開田孫六)
五木 ひろし (明智光秀)
磯部 勉 (明智秀満)

和田 幾子 (阿茶の局)
東 てる美 (お勝)
中村 雅俊 (徳川秀忠)
松本 友里 (お静)
江口 洋介 (徳川家光)
伊藤淳史 (竹千代(幼年時代))
中田 喜子 (鷹司孝子)
若村 麻由美 (紫)(お楽)
斉藤 隆治 (徳川忠長)
橋本 光成 (国千代(忠長の幼年時代))
雨笠 利幸 (国千代(忠長の少年時代))
山辺 江梨 (珠姫)
はかま梨沙 (和子)
平泉 成 (本多忠勝)
早崎 文司 (本多正信)
前田 吟 (本多正純)
石田 太郎 (大久保忠隣)
中条 きよし (土井利勝)
澤登 伸一[三波 伸一] (松平信綱)
宗近 晴見 (酒井忠世)
鷲尾 功 (堀田正吉)
西岡 徳馬 (松倉重治)
倉田 照三 (岡部七之助)
夏樹 陽子 (お糸)

藤岡 弘 (織田信長)
高林 由起子 (お市の方)
秋間 登 (池田輝政)
藤岡 琢也 (豊臣秀吉)
香川 京子 (寧々)
大空 眞弓 (茶々)
喜多嶋 舞 (茶々(少女時代))
渡辺 徹 (豊臣秀頼)
小磯勝弥 (豊臣秀頼(青年時代))
野村 真美 (千姫)
小島 聖 (千姫(少女時代))
益富 信孝 (羽柴秀長)
香川 照之 (小早川秀秋)
伊武 雅刀 (石田三成)
中 康治 (加藤清正)
河原 さぶ (浅野幸長)
津嘉山 正種 (片桐且元)
大和田 獏 (大野治長)
高橋 悦史 (真田幸村)
橋本 功 (後藤又兵衛)
馬渕 晴子 (大蔵卿の局)
赤座 美代子 (饗庭の局)
金田 龍之介 (伊達政宗)
長谷川 明男 (京極高次)
松原 智恵子 (お初)
宮沢 りえ (お初(少女時代))
佐藤 英夫 (有馬晴信)
今西 正男 (穴山梅雪)
金内 吉男 (平岡頼勝)
岡本 信人 (村山越中)
大塚 周夫 (杉原紀伊)
津村 鷹志 (岡本大八)
佐藤 B作 (三条西公国)
高瀬 春奈 (三条西時子)
橋爪 淳 (三条西実条)
吉 幾三 (海北友松)
ガッツ 石松 (東陽坊長盛)
原 知佐子 (信松尼)
伊東 四朗 (七沢作兵衛)
岩本 多代 (ミツ)
小林 千登勢 (たか)
五大 路子 (かね)
浅利 香津代 (おくに)
石野 真子 (志乃)
滝田 裕介 (鳥居元忠)
松村 彦次郎 (永井)
北 九州男 (西の坊)
轟 二郎 (旗本奴)
森 康子 (そで)
島崎 和歌子 (侍女)
町田 真一 (兵士)
高柳 葉子 (その他)
斎藤 志郎 (その他)

丹波 哲郎 (徳川家康)

佐久間 良子 (お安)

──────────

制作:澁谷 康生

美術:内藤 政市・竹内 光鷹
技術:針谷 達夫・沖中 正悦
音響効果:松崎 茂・山本 浩・米本 満
撮影:吉野 照久・鈴木 秀夫
照明:渡辺 恒一・石井 俊郎
音声:太田 進潑・仲野 次郎・山賀 勉・藤井 芳保
記録・編集:高室 晃三郎

演出:富沢 正幸・兼歳 正英・一井 久司・
   小見山 佳典・小松 隆一・三井 智一


◆この年の日本と世界

1月7日に昭和天皇崩御、翌8日に「平成」へ改元。4月に消費税(3%)導入。この年、昭和の代表である漫画家・手塚治虫氏、歌手・美空ひばり氏が死去。


次回は「vol.28 翔ぶが如く」(平成2年放送)です。

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