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Kassy号〜♪の車窓から 2011

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2008年11月23日 (日)

(47)大奥の使者

錦の御旗──。

その錦の御旗を掲げた反幕府勢力。
それを見て、ひるむ幕府軍。

将軍・徳川慶喜が江戸城に逃げ帰ってきたという報を受け、
大奥内は大騒ぎしています。
本寿院は「慶喜の首を差し出せぇ!」と
目をまん丸くしての狂乱状態であります。

慶応4(1868)年1月末。

静寛院による慶喜助命の嘆願書は、
静寛院とともに京から江戸へ下ってきた土御門藤子が届け、
天樟院の嘆願書は、唐橋が届けることになりました。

狂乱状態の本寿院は、慶喜憎しで固められていて
昼間から酒を飲んでいます。


京では、京都御所の一室で
小松帯刀が岩倉具視と大久保一蔵と対面していますが、
そのころ、西郷は参謀として、
対幕府軍の戦支度にかかりきりであります。

西郷を心配した小松は、西郷に会いに本陣へ行きますが、
伊地知正治と海江田信義によって引き止められます。

薩摩藩家老の役職をかざして、
無理して先へ進もうとする小松でしたが、
「薩摩の軍にあらず、朝廷の軍でございもす」と
全く聞き入れてくれる様子はありません。

大久保は小松を呼び止め、
最近の西郷の考えが分からない、と
大久保は小松に愚痴をこぼします。

大久保なりに西郷の気持ちを代弁しつつ、
実は大久保自身も、西郷の存在が遠く感じられ、
どこかしら不安気な顔であります。


江戸を出発して京の近衛家に到着した唐橋。
近衛家といえば、江戸城へ上がる前に天樟院の養父母となった
近衛忠煕の家であります。

しかし、忠煕は病に臥せっていて、
息子の忠房が冷たく応対します。

今回、忠煕は出演しませんが、
「どこに行った!?」と探しておりましたら、
なんと裏番組に出演しておられました(^ ^;;)

冗談はさておき。

天樟院の書状を見せられず、届けられず、
落胆の唐橋を待っていたのは
懐かしの幾島であります。

そう、幾島が大奥を下がった後に
唐橋が天樟院組に入ったので、
この二人は今回が初対面でありますね。

唐橋から事情を聞き、幾島は京の小松邸へ向かいます。
幾島と帯刀は、天樟院が篤姫と名乗っていた時代、
1度だけ対面したことがあります。
幾島としては、その縁を頼ったわけです。

幾島は帯刀に、
薩摩軍の江戸城攻めをやめるように懇願します。
それは帯刀も同じ考えであり、賛同できるのですが、
西郷に会えない帯刀としても、打つ手だてはありません。

しかし帯刀は、そこを利用します。

幾島を江戸の天樟院の元に向かわせ、
天樟院直々に、西郷を説き伏せる手紙を書いてもらい、
西郷に届けてほしいと切り出します。


2月12日。
幕府軍の陸軍総裁に任じられた勝 麟太郎は
大奥を訪れ、反幕府軍の詳細を天樟院の耳に入れます。

王政復古により発足した新政府では、
総裁に有栖川宮熾仁親王、
そして副総裁に三条実美と岩倉が就任しています。

有栖川宮熾仁親王といえば、
静寛院が徳川家茂に嫁ぐ前までの許嫁であり、
参謀の西郷は、天樟院が江戸入りする前から
徳川家定に嫁ぐ前まで、天樟院を守り抜いた男であります。

そのことを静寛院に話し、
「私たちは、どこまでも同じような運命を……」と
お互いを思いやっています。

一時は反目し合ったふたりですが、
幕府が崩れてゆくのと反比例して
次第に結束が強くなっていますね。


大奥に幾島が到着しました。
反幕府軍の行軍より一足早く江戸へ向かっていたわけです。
天樟院は驚き、涙を浮かべて再会を喜びます。

しかし、幾島としては喜んでいる暇はありません。
一刻も早く、天樟院の書状を
西郷の元に届けたいわけです。

天樟院は決断します。


3月、幾島は
江戸近くまで迫ってきた反幕府軍本陣を訪ね、
半ば強引に面会を求めます。

天樟院直々の文を押し頂いた西郷は仰天。
しかし、江戸城攻撃の気持ちは
天樟院の手紙を持ってしても一切揺るがず、であります。

安政の大獄からのがれるために入水自殺まで図り、
2度の遠島処分(=島流し)も経験した西郷が、
武力を以て江戸城を攻撃するなど、
幾島には考えられません。

そこをズバリ指摘しても、西郷は揺るぎません。
「そこまでやらにゃならんとでごわすッ!」

しかし幾島は、その西郷の目の奥に何かを感じ取ったようで、
大奥に戻って天樟院にそれを報告します。

西郷が、悪者になろうとしている……。

それを知った天樟院は、西郷は昔のままだと安心し、
酒断ちを命じた本寿院にも、今宵限りの無礼講と
酒をすすめます。

本寿院は魂の抜け殻のような容姿になっていますが、
天樟院のそんな心遣いに、涙を流しています。


江戸城総攻撃は3月15日。
あと数日にまで迫ってきています。


原作:宮尾 登美子 (『天璋院篤姫』講談社 刊)
脚本:田渕 久美子
脚本協力:田渕 高志
音楽:吉俣 良
題字:菊池 錦子

語り:奈良岡 朋子
──────────
[出演]
宮崎 あおい (天樟院)
瑛 太 (小松帯刀)
小沢 征悦 (西郷吉之助)
原田 泰造 (大久保一蔵)
堀北 真希 (静寛院)
──────────
中嶋 朋子 (重野)
高橋 由美子 (唐橋)
平 岳大 (一橋慶喜)
原田 夏希 (お琴)
岩井 友見 (歌橋)
──────────
稲森 いずみ (滝山)
高畑 淳子 (本寿院)
片岡 鶴太郎 (岩倉具視)
松坂 慶子 (幾島)
北大路 欣也 (勝 麟太郎)
──────────
制作統括:佐野 元彦
制作:屋敷 陽太郎
演出:佐藤 峰世


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『篤姫』
第48回「無血開城」

アナログ総合・デジタル総合:午後8時〜
デジタルハイビジョン:午後6時〜
衛星第二テレビ:午後10時05分〜

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