vol.41 利家とまつ 〜加賀百万石物語〜
◆舞台の時代
[平安][鎌倉][室町][戦国][江戸初期][江戸中期][幕末][近代][昭和]
天文19(1550)年〜慶長19(1614)年
◆放送データ
- 放送期間:平成14年1月6日〜12月15日(全49回)
- 毎週日曜 午後8時〜8時45分
(1) 婚約・(49) 永遠の相 は午後8時〜9時
(22) 女将軍 は午後8時30分〜9時15分 - 初回視聴率:26.1%
- 最高視聴率:27.6%
- 平均視聴率:22.1%
◆番組放送日と各回サブタイトル
- 1/-6 婚約
- 1/13 笄(こうがい)斬り
- 1/20 出仕停止
- 1/27 桶狭間の奇跡
- 2/-3 まつの大ぼら
- 2/10 祝言
- 2/17 出世合戦開始!
- 2/24 猿は天才だぁ!?
- 3/-3 明智病
- 3/10 妻への小袖
- 3/17 対決! 兄と弟
- 3/24 目指せ! 百万石
- 3/31 まつの城
- 4/-7 比叡山の赤ん坊
- 4/14 良之、三方ヶ原に死す
- 4/21 おねの子、豪姫
- 4/28 利家、大名出世
- 5/-5 越前府中入城
- 5/12 秘密同盟
- 5/19 幸の婿どの
- 5/26 利勝の初陣
- 6/-2 女将軍
- 6/-9 豪姫の母
- 6/16 赤い星
- 6/23 光秀の悲劇
- 7/-7 本能寺の変
- 7/14 夫婦の決心
- 7/21 清須犬猿合戦
- 7/28 人質 麻阿姫
- 8/-4 男泣き! 柴田勝家
- 8/11 賎ヶ岳の夫婦
- 8/18 炎上、勝家と市
- 8/25 金沢入城
- 9/-1 さよならの黒百合
- 9/-8 末森城の決戦
- 9/15 さらさら越え
- 9/22 真実の男とは
- 9/29 花衣
- 10/-6 成政切腹
- 10/13 鬼の淀どの
- 10/20 小田原攻め
- 10/27 利休切腹
- 11/-3 大政所の遺言
- 11/10 猿千代誕生
- 11/17 利家 出仕拒否
- 11/24 父子の名乗り
- 12/-1 秀吉死す
- 12/-8 家康暗殺
- 12/15 永遠の愛
12/29 総集編前編 出世合戦 (午後7時20分〜8時45分) →(1)〜(24)
12/29 総集編後編 永遠の愛 (午後9時〜10時25分) →(25)〜(49)
◆あらすじ
尾張荒子城主・前田利昌の四男である又左衛門利家は、父の反対を押しきって信長に仕官。稲生の戦いで手柄を挙げ早々赤母衣の筆頭になる。しかし、信長の同朋・拾阿弥を斬った罪で織田家を追放され、放浪を余儀なくされる。結果、出世競争では羽柴秀吉や明智光秀などに遅れをとる。そんな利家が秀吉の部下として活躍して重臣として活躍するまでを、秀吉や佐々成政との関わりを通して描く。
◆トピック
- 戦国時代が舞台の大河は、平成9年「毛利元就」以来5年ぶり12作目。
- 竹山 洋脚本の作品は、平成8年「秀吉」以来6年ぶり2作目。
- 渡辺俊幸音楽の作品は、平成9年「毛利元就」以来5年ぶり2作目。
- タイトルバックは、弱小国の家臣に過ぎなかった利家とまつが、最終的に加賀に広大な領地を得るまでのストーリーを映像化したもの。いわば「百万石の山」を登り詰めるまでを表現したものか。主役俳優がタイトルバックに出演したのは、平成3年「太平記」以来10年ぶり4作目。
- タイトルが夫婦連名となったのは大河初。
◆主要スタッフと出演者
原作・脚本:竹山 洋
音楽:渡辺 俊幸
テーマ音楽演奏:NHK交響楽団 . オーケストラ・アンサンブル金沢
テーマ音楽指揮:岩城 宏之
演奏:コンセール・レニエ
ヴァイオリン演奏:樫本 大進
時代考証:三鬼 清一郎
風俗考証:二木 謙一
建築考証:平井 聖
衣装考証:小泉 清子
殺陣・武術指導:林 邦史朗
所作指導:藤間 蘭黄
芸能考証:野村 万之丞
資料提供:東四柳 史朗、瀬戸 薫
語り:阿部 渉 アナウンサー (本編)
中條 誠子 アナウンサー (加賀百万石紀行)
佐久田 修 (ハイビジョン解説放送)
──────────
唐沢 寿明 (前田利家)
松嶋 菜々子 (まつ)
山口 美香 (まつ(少女時代))
森下 涼子 (岩)
田畑 智子 (千代保)
伊藤 英明 (前田利長)
成宮 寛貴 (前田利政)
椋木 美羽 (幸)
上原 さくら (簫)
佐藤 藍子 (麻阿)
須藤 理彩 (豪)
加賀 まりこ (たつ)
三浦 友和 (前田利久)
名取 裕子 (つね)
布川 敏和 (前田利玄)
山西 惇 (前田安勝)
竹野内 豊 (佐脇良之)
羽田 美智子 (ゆう)
菅原 加織 (前田秀継)
及川 光博 (前田慶次郎)
辰巳 琢郎 (前田長種)
大森 暁美 (たけの)
中条 きよし (奥村家福)
松原 智恵子 (安)
的場 浩司 (村井長頼)
関口 知宏 (中川光重)
反町 隆史 (織田信長)
高林 由紀子 (土田御前(浄春尼))
石堂 夏央 (濃姫)
森口 瑤子 (吉乃)
石浜 加奈恵 (三の丸殿)
田中 美里 (市)
水橋 貴己 (永姫)
松平 健 (柴田勝家)
梅沢 富美男 (丹羽長秀)
苅谷 俊介 (村井貞勝)
田中 健 (佐久間信盛)
渡辺 裕之 (池田恒興)
山本 晋也 (林 通勝)
萩原 健一 (明智光秀)
松井 範雄 (滝川一益)
出光 秀一郎 (拾阿弥)
ウエンツ 瑛士 (森 蘭丸)
沢村 一樹 (高山右近)
五木 ひろし (不破光治)
小林 健 (不破直光)
香川 照之 (豊臣秀吉)
酒井 法子 (おね(北政所))
三浦 理恵子 (松の丸殿)
草笛 光子 (なか(大政所))
八千草 薫 (たえ)
瀬戸 朝香 (茶々(淀殿))
池内 万作 (三好秀次)
加藤 雅也 (浅野長政)
原田 龍二 (石田三成)
芦田 昌太郎 (宇喜多秀家)
山口 祐一郎 (佐々成政)
天海 祐希 (はる)
池内 淳子 (ふく)
丹波 哲郎 (井口太郎左衛門)
高嶋 政宏 (徳川家康)
葛山 信吾 (浅井長政)
温水 洋一 (遠藤直経)
モロ 師岡 (足利義昭)
遠藤 雅 (伊達政宗)
新 実 (稲葉又右衛門)
大八木 淳史 (足立六兵衛)
林 隆三 (今井宗久)
古谷 一行 (千 利休)
浅沼 晋平 (津田宗及)
櫻木 健一 (山上宗二)
涼風 真世 (孝蔵主)
高山 善廣 (あら鹿)
赤木 春恵 (うめ)
徳井 優 (くじら屋権太)
村上 ショージ (氷見助右衛門)
里見 浩太朗 (上杉景勝)
菅原 文太 (前田利昌)
──────────
制作統括:浅野 加寿子
美術:藤井 俊樹・丸山 純也・山内 浩幹
技術:大沼 雄次・佐藤 博
音響効果:島津 楽貴・畑 奈穂子・西ノ宮 金之助
記録:福田 陽子
編集:徳島 小夜子
撮影:森本 祐二・清水 照夫・菱木 幸司
照明:中山 鎮雄・根来 伴承・佐野 清隆・橋本 勝
音声:鈴木 恒次・松本 恒雄・本間 法義・冨沢 裕・嶋岡 智子
映像技術:中野 朗・山本 潤一・中寺 貴史・木川 豊・高橋 佳宏
美術進行:小林 大介
演出:佐藤 峰世・田村 文孝・鈴木 圭・伊勢田 雅也・
本木 一博・井上 剛・土屋 勝裕・梶原 登城
◆この年の日本と世界
1月、田中眞紀子外相更迭。2月8日、ソルトレイクシティオリンピック開幕。4月、学習指導要領の見直しにより、完全週5日制のゆとり教育がスタート。9月17日、小泉純一郎首相が北朝鮮を訪問。現職首相としては初めて。10月、小柴昌俊東京大学名誉教授にノーベル物理学賞、田中耕一島津製作所社員にノーベル化学賞。
◆この作品を楽しむためには
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次回は「vol.42 武蔵 〜MUSASHI〜」(平成15年放送)です。
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コメント
はじめまして。いつも拝見させてもらってます。
突然ですが、訂正させて下さい。
第二回の「こうがい斬り」ですが、こうがいは→笄と書きます。
私のケイタイでは変換で普通に出てきました。m(_ _)m
──────────
みえさーん。はじめまして!
Kassyです。よろしくお願いします。
さっそくの情報訂正ありがとうございます。
みえさんからのコメントをいただいて、
「あれ? おかしいなぁ〜?」と思いつつ、
原稿を見直してみたのですが、
ナントKassyは
旧字体で入力しておりました(^ ^;;)
旧字体は、たけかんむりの下4画部分を
6画(左下3画+右下3画)で書く漢字でありまして、
ドラマのサブタイトルも旧字体でしたので、
おそらくはそれに倣ったものと思われます。
旧字体ですから、当然ながら
大半のパソコン環境では表示できないという
状態だったわけですね。
そこは完全に見落としておりました。
なので、それではいかん! ということで、
ご指摘の通り新字体の方に
訂正させていただきましたですm(_ _)m
よくよく考えてみれば、
今年の『篤姫』で主演を務められた
宮崎あおいさんのお名前(崎)も、
右上部が“大”ではなく“立”ですもんね。
ですが、Kassyはかまわず(^ ^;;)
PCで表示できるポピュラーな文字の方で
入力しておりますので、
今回ご指摘の文字に関しても、
それに合わせようと修正した次第です。
貴重な情報、ありがとうございます♪
投稿: ★みえ | 2008年12月29日 (月) 19:48
最近TSUTAYAでレンタルして見直してるけど面白い(笑) なんか女性陣に癒やされる。
──────────
seaさーん。初めまして!
コメントいただきありがとうございます!
>TSUTAYAでレンタルして見直してるけど面白い
現在どのあたりをご視聴ですか?
歴史的考証を考えれば、まぁ確かに
メチャクチャなストーリーではあるのですが、
青春ドラマとして捉えれば評判はいいようですね。
“時代を借りた青春群像劇”のような感じで。
>なんか女性陣に癒やされる。
あー!
確かにそうかもしれませんね(^ ^)
主役級の方たちも、脇役の方たちも
女性たちは一様に輝いていた印象です。
最後まで、ご存分にお楽しみくださいね!
投稿: ★sea | 2010年11月27日 (土) 02:28
今日までレンタルしていたDVDに収録してあったのは、 利家、大名出世から幸の婿殿までです。盛政が面白かった(笑) 慶次に髭を剃られたり、まつに耳を引っ張られたり(笑)
──────────
seaさーん。こんにちは!
今日もコメントありがとうございまーす。
>利家、大名出世から幸の婿殿までです。
おぉー!w(^ ^)w
中盤の入口あたりですねぇ。
大河はいつからギャグに走ったのだ? と
思えたあたりでしょうか(笑)。
登場人物も次々に増えていって、
これから賑やかになってきますよ!
ただKassyは、この『利家とまつ』に関しては
さらさら越え以降はお仕事で見れていないので、
seaさんと同じように
時間があればレンタルで見直そうと思います!
>慶次に髭を剃られたり
慶次郎さんはかなり破天荒ですものね。
慶次郎さんも、演じる及川光博さんも
Kassyはこの作品で初めて知りましたが、
破天荒な慶次郎さんのおかげで
かなりハチャメチャなイメージしか持てなくなりました。
特にミッチーには(笑)。
だから『相棒』(テレ朝系)や『龍馬伝』(大久保利通役)で
クールな役柄を演じておられると
「おっ、イメチェンか?」と思ってしまいます。(^ ^;;)
投稿: ★sea | 2010年11月28日 (日) 16:18