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お乗り換え〜♪

Kassy号〜♪の車窓から 2011

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2009年1月11日 (日)

(02)泣き虫、与六

永禄7(1564)年、越後国・上田庄。
主君・喜平次をはじめ、小姓たちは
北高全祝和尚が住職の雲洞庵で修行に励んでいます。

全祝の問答を終えると、
小姓たちは魚釣りに出かけていきます。
一応、主君の喜平次も誘ってはみますが、
小姓たちをチラッと一瞥した上で
「今、書物を読んでおる」と素っ気ない態度であります。


全祝の方針で、喜平次は
小姓たちと寝食を共にしていたわけですが、
小姓たちは、喜平次が
笑ったところを見たことがありません。

小姓たちに取っては、貴平次を持て余している様子で
どちらかというと関わりたくなく、
喜平次から見られれば、サッと目をそらすほど。

与六も小姓たちの後を追いかけてきますが、
「“おチビ”は留守番じゃ!」と仲間はずれでありまして、
それがくやしい与六は、
彼らの見ていないところでベェ〜ッ(>┰<;;)とやっています。


全祝の元には、ふたりの親がやってきます。
ひとりは喜平次の母・仙桃院。
そしてもうひとりは、与六の父・樋口惣右衛門。

どちらの親も、わが子が他の子と仲良くしているか、
粗相をしていないか、心配なのであります。
全祝は「どいつもこいつも……」と言いたげに
黙って見守っているように諭しています。

惣右衛門が雲洞庵にやってきたのは、
庵で鉄砲の試し撃ちをするためでありまして、
吾が子・与六に久々に会えるのも内心嬉しく思っています。

他の家臣団には「そんなこと関係ない!」と強気ですが、
いざ息子を前にすると、家族思いの惣右衛門のことです。
いやでも顔がニンマリと(⌒.⌒)


父と再会して以来、
強いホームシックにかかった与六は
夜な夜な空を眺めては
母恋しさに涙を流しています。

喜平次は、そんな与六を
なんとかしてあげたいと思ってはいますが、
何も出来ません。

全祝に罰を与えられても意地を張り通していた与六に
(というより、意地を張り通すしかなかったのですけど)
全祝はとうとう雷を落とし、晩飯抜きにまでします。

喜平次は与六を心配し、握り飯まで準備してあげて
与六に無理に言葉をかけようとしますが、
「どうしてわしを呼んだのじゃ!」
「小姓になど なりとうはなかったのに!」と
貴平次にとっては胸が痛くなる言葉を浴びせます。

そんな庵での生活に嫌気が差した与六は、
吹雪の真夜中を、無断で実家へ戻って行きます。

その異常事態に気づいた喜平次は
全祝にどうすればよいかを尋ねますが、
「それは私が答えることではありませぬ」と
冷たく答えるのみ。

喜平次は、己の心のままに
与六を迎えに行くことにします。


そのころ、与六はようやく実家にたどり着き、
母・お藤は与六を迎え入れますが、
庵での修行がイヤで飛び出してきたことを知るや否や
手のひらを返したように、家から追い出してしまいます。

しばらくは、扉をドンドンと叩いている与六でしたが、
母の堅い意思を知ると、諦めて座り込んでしまいます。

そこへ、自分の素直な気持ちを伝えにきた喜平次。
吹雪の中を、与六の名を叫びながら駆けてきたのです。
疲れて歩けぬ! と言う与六を黙っておんぶして、
庵へ戻っていくことにします。

その二人を、お藤は隠れて見送ります。

その道中、与六は
やはり自分は母に捨てられたのだと泣き出しますが、
「母御の宝物を、この喜平次に下されたのだ」と
与六を諭す喜平次。

「寺に来てくれて、わしは本当に嬉しかった」
「この喜平次のそばにいてくれぬか?」

その温かい言葉に、喜平次の背中で大泣きする与六。

その二人が見つめる先には、
天空の王・北極星と、それを守る北斗七星が
輝いていました。


時は流れて、元亀4(1573)年。

与六改め樋口兼続は14歳になり、
又五郎改め泉沢久秀と物見に出かけ、
武田方の武将・高坂弾正が出兵してゆくのを見かけます。

兼続と久秀の二人は、
喜平次改め上杉景勝がいる春日山城に
慌てて駆け込み、見たままを報告します。


元亀4(1573)年1月、
武田信玄が三河に侵攻する。

慶長5(1601)年8月17日、
上杉家の米沢30万石に減封処分まで

あと28年──。


原作:火坂 雅志 (『天地人』NHK出版 刊)
脚本:小松 江里子
音楽:大島 ミチル
題字:武田 双雲

語り:宮本 信子
──────────
[出演]
妻夫木 聡 (樋口兼続)

北村 一輝 (上杉景勝)

田中 美佐子 (お藤)
高嶋 政伸 (樋口惣右衛門)
東 幹久 (泉沢久秀)
──────────
宍戸 錠 (直江景綱)
萬田 久子 (お万)
平泉 成 (栗林政頼)
大出 俊 (高坂弾正昌信)
山本 圭 (吉江宗信)
──────────
吉川 晃司 (織田信長)

笹野 高史 (木下藤吉郎)

加藤 武 (北高全祝)

高島 礼子 (仙桃院)

阿部 寛 (上杉輝虎)
──────────
制作統括:内藤 愼介
プロデューサー:吉永 証
演出:片岡 敬司


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『天地人』
第3回「殿の初恋」

アナログ総合・デジタル総合:午後8時〜
デジタルハイビジョン:午後6時〜
衛星第二テレビ:午後10時10分〜 ←放送時間変更です!

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