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2009年3月29日 (日)

大河ドラマ天地人・(13)潜入! 武田の陣

樋口兼続の働きにより、
無事に兵粮を確保することが出来た上杉景勝軍。
ですが、依然として
上杉景虎軍とのこう着状態は続いております。

さらに、景虎の故郷・北条軍の加勢に加え、
武田軍さえも景勝に味方し、
越後国との国境まで迫ってきています。

北条軍を国境で食い止めるため、
景勝の重臣である栗林政頼と深沢利重の2名が
上田庄に戻ることになりました。

これは、食い止めるためと言えば聞こえはいいですが、
実質的には死にゆくようなものであります。
そんな2名を、兼続は複雑な思いで見送ります。


上杉家お家騒動の最中、
織田信長はワイン?を手にしたまま、
あれこれと思案にふけっています。

上杉謙信と手取川合戦で敗北し、
素直に負けを認めたものの、
その上杉が、地元で小競り合いを続けています。
信長としては一旦は負けたものの、
最終的には上杉に勝っているのではないか???

信長としても、このお家騒動は
見守るに値することのようです。


兼続は、
武田勝頼と和睦するという奇策を考えつきます。
しかし、それには重臣のだれもが猛反発。
景勝すらも首を縦に振りません。

兼続は、それでも景勝を説得し続けます。
越後の国を、民を、守ることが大事! と。

景勝のプライドを傷つけるような言葉を兼続は浴びせ、
取っ組み合いが始まろうとしますが、
兼続の気迫に押されてか、
ようやく使者を出す命を下します。

兼続は、兵粮を得た時と同様に
自ら使者に名乗り出ます。


兼続は、泉沢久秀と弟・樋口与七を引き連れて
武田陣中に乗り込みます。
そんな若造3人と相対したのは高坂昌信。
若干風邪気味ではありますが、
兼続を見込んで、上杉に味方する旨を
いとも簡単に承諾します。

昌信は、主君・武田勝頼の考えとは異なり
上杉家と手を結ぼう! という考えの持ち主であります。
ゆえに、昌信としては、
実に願ってもない話だったわけです。

“摩利支天に誓って”和睦をまとめると
昌信からのありがたいお言葉を賜り、
景勝軍としても、一歩前進といったところです。


原作:火坂 雅志 (『天地人』NHK出版 刊)
脚本:小松 江里子
音楽:大島 ミチル
題字:武田 双雲

語り:宮本 信子
──────────
[出演]
妻夫木 聡 (樋口兼続)

北村 一輝 (上杉景勝)

常磐 貴子 (お船)

高嶋 政伸 (樋口惣右衛門)
玉山 鉄二 (上杉景虎)
相武 紗季 (華姫)
──────────
長澤 まさみ (初音)
小泉 孝太郎 (樋口与七)
東 幹久 (泉沢久秀)
萬田 久子 (妙椿尼)
山下 真司 (直江信綱)
──────────
吉川 晃司 (織田信長)

大出 俊 (高坂弾正昌信)

平泉 成 (栗林政頼)

山本 圭 (吉江宗信)

高島 礼子 (仙桃院)

阿部 寛 (上杉謙信) ※ クレジットなし
──────────
制作統括:内藤 愼介
プロデューサー:吉永 証
演出:片岡 敬司


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『天地人』
第14回「黄金の盟約」

アナログ総合・デジタル総合:午後8時〜
デジタルハイビジョン:午後6時〜
衛星第二テレビ:午後10時05分〜

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