今年もこの季節がやってきた
今日から明日にかけて、
某局で「24時間テレビ・愛は地球を救う」が
放送されますね。
今年も今まで同様、
全国各所に設けられた会場での募金活動や、
感動のドラマやマラソンなど内容は盛りだくさんなのですが、
Kassyは絶対に見ません!
見ないことにしています。
それこそ、Kassyにとってこの番組は
“夏の風物詩”といいましょうか、
8月の最終土・日曜日に行われるので、
「夏休みももう終わるなぁ」などと
この番組を見るたびに感じていたものです。
小学生のころのKassyは、
わずかながらのお金を持ってでも「募金会場へ行きたい!」と
親にワガママを言っていました。
(当然行けませんでした(T^T))
深夜は眠い目をこすりこすり
番組の進行を見守っていて、
朝早く目覚めてリビングのTVをつけると、
何事もなかったかのように、ごく当たり前に
番組の進行が続いていて、
それが何とも不思議で、1度でいいから
24時間一緒にがんばりたい(=TVを見続けたい)と
願っていたものです。
それから時は経ち、大人になったKassyは
自分の部屋に(お下がりながらも)TVがつき、
深夜帯でも24時間テレビを視聴できるようになりましたが、
ある年の深夜、Kassyの目に飛び込んできた映像は
「愛は地球を救う」というキーワードとはほど遠い
愛なんか一切感じられないコーナーでした。
それ以来、Kassyから見れば
うわべだけの偽善にしか思えなくなってしまったわけです。
すばらしいコーナーをやっているのは充分理解しています。
でも、ほんの数分でも本質から外れた部分があると、
全体的に「本質から外れている」と思えてしまうのです。
ほら、ほんの一握りの悪徳業者が
恐喝まがいのことをやって
消費者を困らせている事件を聞くにつけ、
その業界全体がまるで悪徳業者のように
思えてくる瞬間って誰にでもあるでしょう?
あれと全く同じです。
哀しいことですが、あの時以来
一回も視聴していません。
そしてこの某局では、
この「24時間テレビ」実施の1週間後ぐらいまで
(場合によってはもっと引っ張る?)
ニュース番組からバラエティ番組まで
この番組のドキュメント一色に染まります。
あれも一視聴者として、正直
「もういいよ」と言いたくなる瞬間なのですが、
もし仮に、ニュース番組やバラエティ番組の
半分でもこのドキュメントに費やすのならば、
その浮かせた制作費を募金に回した方が
よっぽどいいのではなかろうか? と
最近のKassyは考え始めています。
Kassyは、みなさんが思う以上にガンコです(^ ^)
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コメント
僕もこの番組の出演者にギャラが出てるという話を知ってから、見る気が失せました。
また、市民ランナーですけど、競技者から言わせて貰えば、マラソンをなめすぎてます。
24時間で、100kmを進むことは、105ウォークラリーとほぼ同条件なので、途中歩いたって構いません。
ただ、走る際には、ペースメーカーをしっかりと従え、ひとたび休憩に入れば、アイシングにマッサージにと十分なサポートが備わってます。
それなのに、時間内に帰って来れないランナーが多すぎます。今年は、他局が選挙速報ということで、弟がマラソンをTVで見てたんですが、8時の段階でラップタイムから間に合わないと断言、そして、9時になり、選挙速報へ突入し、結局、ゴールのシーンは見れずじまい。
この企画って、番組のメインの企画だったよねと思わず首を傾げてしまいました。
市民ランナーの中には、私設のサポーターを設けてる人もいますが、そのサポートは番組中の状況に比べてみると、微々たる物で、エネルギー切れを起こす30km前後で、ちょっとした食べ物や飲み物を渡す程度。
ただ、サポーターを設けてる人は少数派であり、大部分の人は、主催者側が設けてるエイドと自分自身で必要な飴やゼリー等をポケットに突っ込んで行ってます。ペースの方も、自分で距離とタイムを見比べながら、ラップタイムがぶれないように調整していかなければなりません。
この視点からみると、明らかに待遇面で恵まれてます。だからこそ、時間内にゴールすべきだし、ゴールできる人や距離を洗濯すべきだと思います。
長文失礼しましたm(__)m
──────────
たっくんさーん。こんにちは!
今日もコメントありがとうございまーす。
>105ウォークラリーとほぼ同条件
あ、そうか。
冷静に考えてみればそうですよね。
>時間内に帰って来れないランナーが多すぎ
Kassyは基本的にひねくれ者なので、
「番組終了間際に合わせてゴールできるように」
計算し、調整した結果、
それが途中のほんのわずかなアクシデントで
ゴールできなくなった……
というふうに勘ぐりたくなっちゃいます(^ ^)
Kassy自身は、マラソンはいいとは思います。
うがった見方をすれば、
たとえゴールできなくても画(え)にはなる。
もちろんゴールできた方が感動を与えられる。
ただ、そうやって全力で、いやそれ以上に
頑張っている出演者やサポーターがいる一方で、
くだらないコーナーでいじめられている
出演者がいるのを見るにつけ、
「愛」って何だろう? と問いたくなるわけです。
頑張っている出演者の活躍を台無し……いや、
マイナスにしてしまっている気がするわけです。
番組の主旨を、スタッフの方には
もう一度考えていただきたいです。
投稿: ★たっくん | 2009年8月31日 (月) 01:35
100キロマラソン
確かに、僕たちは100キロ歩きます、
18時間位かな?速い子供は、もっと速いですが!
でも、毎回ヘトヘト立つのも辛いですよ、
豆はできるし、血豆は潰れるし!
まぁ装備の違いはあるのでしょうがね。
募金してもらわないと
食べていけないのは僕たちだから、
募金はしませんが、できませんが、見てます。
この前、×1子持ちの女性社員が退職しました、
僕たちの給料より、母子手当てが高いんだと。
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うっちゃんさーん。こんにちは!
今日も乗務お疲れさまでーす。
>僕たちは100キロ歩きます、18時間位かな?
100km!?
ううぅぅ(T^T)
すごすぎます。
>豆はできるし、血豆は潰れるし!
肉体的負担は、確かにすごそうです。
>僕たちの給料より、母子手当てが高いんだと。
逆転現象のような感じですね。
確かに給料よりも高ければ、
働いて給料をいただく意味がありませんもんね。
投稿: ★うっちゃん | 2009年8月31日 (月) 15:38
私はアルバイトや他の都合で、基本的に見ることはないですね。
そもそもここ数年間テレビすらニュース以外で滅多に見ませんし…
ですが、私のアルバイト職場では例の黄色い募金箱が沢山ありました(^_^;)
しかし、募金用予算はH区(K椎)花火大会の募金に計上済だったためこちらには募金しませんでした…
ちなみに当該花火大会はアルバイトで基本的に見られません(T_T)(仕事が早く終われば”勤務中に”最後の方を見られます←去年見ました(他の同業者も沢山居ました(^_^;)))
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KASHIIさーん。
連続コメントありがとうございまーす。
>ここ数年間テレビすらニュース以外で滅多に見ません
一度テレビ業界から離れてしまうと、
なかなか見る機会がありませんよね。
Kassyも以前はそうでしたが、
早く目覚めた日曜日、ふとテレビをつけてみて
大人が冷静に見れば「創作もの」と分かる
幼児向けドラマが放送されていたりして
ふっと“こんなに面白いものなのか!?”と
感銘を受けることもあります。
>”勤務中に”最後の方を見られます
Kassyもその経験ありますよ。
Kassyがメーカーとして派遣されていた某店舗の
最上階特設会場でセッティング中? 片づけ中? に
エレベーターホールからO濠公園の花火大会の
打ち上げ花火が見られました。
それも見られるのは、エレベーターボックスが
到着するまでの間だけですからね。
なかなか短いものです。
投稿: ★KASHII | 2009年9月 3日 (木) 13:42