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2009年9月 6日 (日)

(36)史上最大の密約

「あいつが悪い!」

豊臣秀吉と前田利家の相次ぐ死。
このふたりの死によって、
徳川家康と石田三成の関係が悪化していきます。

慶長4(1599)年閏3月3日、
五大老・前田利家死去の日の夜。
福島正則ら武将たちが三成を襲撃すべく挙兵。

三成は直江兼続に「今から徳川屋敷へ参る」と
伝令を走らせます。

徳川屋敷!? と大国実頼は驚きを隠せませんが、
救いに行かねば、という言葉を遮って、
上杉としては動けないことを実感しています。

そこで兼続は、淀に助けを求めることにします。

三成が逃げ込んできた徳川屋敷では、
家康が淀からの文を読んでいます。

当夜の出来事であることを淀が
すでに関知していることに家康は驚きますが、
それが上杉の兼続と実頼の仕業だと知って
とりあえずは三成の命を助けることにします。

ただし、一大老として蟄居の命を下します。

さらに兼続は毛利屋敷に出向き、
当主で五大老の毛利輝元と面会。
家康のことをああだこうだと言いつけます。

兼続に頼られた輝元は、まんざらでもない様子。
「わしにまかせておけ」と返します。


家康は伏見城に入城し、
豊臣秀頼の後見人として事実上の権力者となります。
しかし、輝元はここぞとばかりに
勝手に物事をすすめていく家康を批判。

責められているはずの家康は、その矛先を兼続に向け、
三成と兼続こそ、政を私物化していると言い出します。

しかし、これに対しては兼続以上に上杉景勝が猛反発。
「わが家中に、そのような不忠者はおりませぬ」と
家康に楯つきます。

緊張が走る大広間──。

しかし、そんなことでは家康は動じません。
「上杉殿……会津へ帰られてはいかがかな?」と
遠回しに帰国を促します。

家康の上杉に対する挑戦状と理解した景勝は
その挑戦を受けてやろうと、勢いにまかせて帰国することに。


景勝の正室・菊姫と、兼続の妻・お船ら
上杉家臣団を京に残して帰国する途中、
兼続は三成を訪ねてみます。

屋敷では初音が出迎えてくれますが、
三成は短髪にし、わらじを黙々と編んでおります。
心穏やかに毎日を過ごしているようです。

短髪姿の小栗クンはなかなかお似合いですが、
ちなみに彼(三成)は、この時39歳です(^ ^;;)

兼続も三成の横に座ってわらじを編みますが、
この暮らしに埋もれていくであろう三成を
じっくりと、しかし確実に説得していきます。

三成もそれに応え、正義のために
家康に立ち向かっていくことを決断。

「だって正義のためだもん!」と
“正義”を何度も連呼した かの人は
今回無事に残れましたが、

三成にも、何度も連呼してほしかったですね。
白いハトとして(^ ^)


三成と兼続、ふたりは
夜通しで家康対抗の作戦を練ります。

簡易型の日本地図(勢力図?)を前にして、
関東の家康が、上方の三成と会津の上杉に挟まれている
そういう位置関係に、
兼続は「これこそ殿下のご遺言」とニンマリ。

家康を押さえ込み、
平和が訪れた場合の夢を語り合うふたりは、
お互い友情をひしひしと感じておりまして、
三成は兼続のために、そして兼続は三成のために
支え合うことにします。

翌朝、お互いの無事を祈り、再会を約して別れます。

今気づいたのですが、お船や初音の存在価値が
以前に比べて格段に下がっている気がしているのは
Kassyだけではない……???


家康は大坂城二の丸に入り、
北政所にさえも頭を下げさせ、
己が城主であるかのような振る舞いです。

さらに、「自分を襲撃しようとした」と
無実の罪を着せた大老・前田利長は
母(利家の妻)のおまつを人質として家康に送り、
恭順の意を示します。

実質的に家康に屈したわけです。

前田家を押さえ込んだ家康、
次は上杉に対してどう出るか──。

会津で国造りに勤しんでいる上杉に、
家康の脅威が迫っていました。


慶長4(1599)年閏3月3日、
大老・前田利家が逝去。

慶長6(1601)年8月17日、
上杉家の米沢30万石に減封処分まで

あと2年6ヶ月──。


原作:火坂 雅志 (『天地人』NHK出版 刊)
脚本:小松 江里子
脚本協力:小松 與志子・山上 ちはる
音楽:大島 ミチル
題字:武田 双雲

語り:宮本 信子
──────────
[出演]
妻夫木 聡 (直江兼続)

北村 一輝 (上杉景勝)

常磐 貴子 (お船)

小栗 旬 (石田三成)
長澤 まさみ (初音)
東 幹久 (泉沢久秀)
小泉 孝太郎 (大国実頼)
笹野 高史 (豊臣秀吉)
宇津井 健 (前田利家)
(笹野・宇津井:回想出演・ピンクレジットなし)
──────────
深田 恭子 (淀)
上地 雄輔 (小早川秀秋)
比嘉 愛未 (菊姫)
松山 政路 (本多正信)
石原 良純 (福島正則)
──────────
若林 豪 (島 左近)

神山 繁 (千 利休) ※ クレジットなし

中尾 彬 (毛利輝元)

富司 純子 (北政所)

松方 弘樹 (徳川家康)
──────────
制作統括:内藤 愼介
プロデューサー:吉永 証
演出:一木 正恵


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『天地人』
第37回「家康への挑戦状」

アナログ総合・デジタル総合:午後8時〜
デジタルハイビジョン:午後6時〜
衛星第二テレビ:午後10時〜

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