支店長代理
でした。
今日は、管理職の皆さまは全員出張でありまして
代理職というお役目を、若輩者のKassyが
お引き受けすることになりました。
その中でも「スケジュラー」といって、
この工事現場に何時にお伺いして、
その後にどこの工事現場に移動して、
どこでだれと合流して(あるいは分かれて)、
といったスケジュールを組み立てる作業が非常に大変で、
かなり神経をすり減らしました。
工事の人員配置だけであれば特に問題はないのです。
工事をするということは、
お客さまであれ工務店であれ相手があることなので、
その板挟みになることは必至であります。
天候が悪ければ、あるいはまだ完成していなければ
当然ながら工事に入ることができません。
その現場の監督さんとしては、どういう事情であれ
「延期になったんだから翌日に入って!」と
言いたくなる気持ちも分かるわけですが、
翌日には翌日予定として1週間以上前から
“予約”している先客(別の現場)があるわけで、
延期物件をホイホイとずらしてしまえば、
ほぼ100%の確率でブッキングします。
スケジュラーは、その調整役も兼ねています。
ちなみに上の例では、
翌日に工事予定の現場で、
すでに今日工事が出来そうなところに
「早く終わらせたいでしょ? 今日行きまひょか」と言って
延期物件とスケジュールをトレードするわけです。
どこの現場監督さんでも同じでしょうが、
工期が長引くのを極端に嫌いますが、
工期が短くなるのは大歓迎&大感謝されます。
その心理を突いた作戦です(^ ^)
ただ、こう上手くいくことは非常にまれ。
そういう不測の事態のために、現場監督さんに
前もって準備をお願いすることもありますが、
無理矢理スケジュールを詰め込んで、
工事部隊にあちこちと飛んでもらう場合がほとんどです。
しかも、その現場で工事に“入れる”か“入れない”か
見極めが重要で、
天気予報をこまめにチェックして、
この時間までは雨は降ら“なさそう”だから工事に行く!
雨は降り“そう”だから○日に延期! という判断も
現場監督さんとの電話の中で瞬時に求められます。
仮に工事に入ってもらうとしても、
その現場での注意事項やどういう現場かを
工事に入ってもらう人に伝えなければなりません。
つまり、工事に入ってもらう人が
すんなりおしごとができるように、
前もって道筋を付けてあげる必要があるのです。
ただ、日ごろこなしているKassy自身の業務は
業務としてちゃ〜んとありますので、
それも当然こなしながらであります。
お客さま宅にお邪魔する直前まで電話かけまくりーの、
お客さま宅を出発した直後から電話かけまくりーの、
移動中だろうが停車中だろうがおかまいなく電話しっぱなし。
(当然イヤホンマイクです)
しかも、3連休初日だけあって
高速道路が渋滞していたようで、
Kassyの次の訪問先までの移動が
高速道路経由ではなく下道経由にしたため、
昼食をとるヒマもなく。
くたくたになって事務所に戻ったら戻ったで
「○○の現場、入れると?」と都合を確認するスタッフありで
全く息つくヒマもなく。
工事部隊のほんのちょっとしたミスさえも
非常に大きなクレームがつき、
その尻拭いも夜遅くまでKassyがやっていました(T^T)
今日一日でいったい何回怒鳴られたかしら??
でも、工事部隊の方がいて初めて成り立つ商売なので
ミスをした人には「次から気をつけてくださいね〜」と
やんわりと伝えるにとどめ、あとはKassyの胸の内に。
頭の回転が速くないと務まらない業務です。
ちなみにKassyの頭の処理能力では
キャパをとうに超えておりまして、
すでにプスプス……と火花を散らして煙が出てます(^ ^;;))
ドラマ部門でいうと、
この業務は“制作デスク”の役割ですが、
「電話のない国に行きたい」と言いたくなる気持ちが
よく分かります。
もう当分“代理職”は御免蒙りますm(_ _)m
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