« 自画自賛 | トップページ | 大河ドラマ天地人・(47)愛を掲げよ [終] »

2009年11月21日 (土)

支店長代理

でした。

今日は、管理職の皆さまは全員出張でありまして
代理職というお役目を、若輩者のKassyが
お引き受けすることになりました。

その中でも「スケジュラー」といって、
この工事現場に何時にお伺いして、
その後にどこの工事現場に移動して、
どこでだれと合流して(あるいは分かれて)、
といったスケジュールを組み立てる作業が非常に大変で、

かなり神経をすり減らしました。

工事の人員配置だけであれば特に問題はないのです。
工事をするということは、
お客さまであれ工務店であれ相手があることなので、
その板挟みになることは必至であります。

天候が悪ければ、あるいはまだ完成していなければ
当然ながら工事に入ることができません。
その現場の監督さんとしては、どういう事情であれ
「延期になったんだから翌日に入って!」と
言いたくなる気持ちも分かるわけですが、

翌日には翌日予定として1週間以上前から
“予約”している先客(別の現場)があるわけで、
延期物件をホイホイとずらしてしまえば、
ほぼ100%の確率でブッキングします。
スケジュラーは、その調整役も兼ねています。

ちなみに上の例では、

翌日に工事予定の現場で、
すでに今日工事が出来そうなところに
「早く終わらせたいでしょ? 今日行きまひょか」と言って
延期物件とスケジュールをトレードするわけです。

どこの現場監督さんでも同じでしょうが、
工期が長引くのを極端に嫌いますが、
工期が短くなるのは大歓迎&大感謝されます。
その心理を突いた作戦です(^ ^)

ただ、こう上手くいくことは非常にまれ。
そういう不測の事態のために、現場監督さんに
前もって準備をお願いすることもありますが、
無理矢理スケジュールを詰め込んで、
工事部隊にあちこちと飛んでもらう場合がほとんどです。

しかも、その現場で工事に“入れる”か“入れない”か
見極めが重要で、

天気予報をこまめにチェックして、
この時間までは雨は降ら“なさそう”だから工事に行く!
雨は降り“そう”だから○日に延期! という判断も
現場監督さんとの電話の中で瞬時に求められます。


仮に工事に入ってもらうとしても、
その現場での注意事項やどういう現場かを
工事に入ってもらう人に伝えなければなりません。

つまり、工事に入ってもらう人が
すんなりおしごとができるように、
前もって道筋を付けてあげる必要があるのです。

ただ、日ごろこなしているKassy自身の業務は
業務としてちゃ〜んとありますので、
それも当然こなしながらであります。

お客さま宅にお邪魔する直前まで電話かけまくりーの、
お客さま宅を出発した直後から電話かけまくりーの、
移動中だろうが停車中だろうがおかまいなく電話しっぱなし。
(当然イヤホンマイクです)

しかも、3連休初日だけあって
高速道路が渋滞していたようで、
Kassyの次の訪問先までの移動が
高速道路経由ではなく下道経由にしたため、
昼食をとるヒマもなく。

くたくたになって事務所に戻ったら戻ったで
「○○の現場、入れると?」と都合を確認するスタッフありで
全く息つくヒマもなく。

工事部隊のほんのちょっとしたミスさえも
非常に大きなクレームがつき、
その尻拭いも夜遅くまでKassyがやっていました(T^T)
今日一日でいったい何回怒鳴られたかしら??

でも、工事部隊の方がいて初めて成り立つ商売なので
ミスをした人には「次から気をつけてくださいね〜」と
やんわりと伝えるにとどめ、あとはKassyの胸の内に。

頭の回転が速くないと務まらない業務です。

ちなみにKassyの頭の処理能力では
キャパをとうに超えておりまして、
すでにプスプス……と火花を散らして煙が出てます(^ ^;;))

ドラマ部門でいうと、
この業務は“制作デスク”の役割ですが、
「電話のない国に行きたい」と言いたくなる気持ちが
よく分かります。


もう当分“代理職”は御免蒙りますm(_ _)m

|

« 自画自賛 | トップページ | 大河ドラマ天地人・(47)愛を掲げよ [終] »

おしごと」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 自画自賛 | トップページ | 大河ドラマ天地人・(47)愛を掲げよ [終] »