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2010年4月 4日 (日)

(14)お尋ね者 龍馬 〜脱藩 暗殺、龍馬は何処へ…怒濤の第2部始まる〜

SEASON2・RYOMA THE ADVENTURER──


明治15(1882)年5月・横浜 富貴楼。

郵便汽船三菱社長である岩崎弥太郎は、
同郷の土佐藩士だった岡本健三郎の接待を受けています。
岡本は政界から実業界へ転身し、
日本郵船会社理事まで登りつめた人物です。

なんでも、同じく同郷の板垣退助や後藤象二郎の紹介を受け
ヨーロッパ視察の費用負担を願い出ているようです。

その費用は、いくら視察とはいえ半分は遊び金であり、
捨て金になるに決まっていると思っています。
弥太郎は完全なる利益追求主義者であり、
「他を当たった方がええぜよ」とにべもありません。

怒った岡本が座敷を出て行ったのを確認してから、
側に控える士陽新聞の坂崎紫欄を呼び寄せます。
坂崎は弥太郎にベッタリとついて回り、
龍馬の話をいろいろ聞かせてもらっているわけです。

坂崎が龍馬を英雄扱いするのであれば、
弥太郎としては協力しないと言い置いていますが、
坂崎としては、
ありのままの龍馬の姿を知りたいと考えています。

「どこまで話したかの?」と言い置いて
再び龍馬について語り出す弥太郎です。

遡って、文久2(1862)年。

吉田東洋が暗殺されたことにより、
土佐は変革期を迎えることになります。
甥の後藤象二郎を始めとした東洋派の者たちは失脚。

前藩主・山内容堂は
「東洋はなぜ死んだじゃ〜(-"-)」とご立腹ですが、
弱冠16歳の山内豊範が藩主の座を継いでいます。

藩主、とはいえ それは形ばかりのものでして、
実権を握っているのは、
東洋によってお役御免となっていた柴田備後。
失脚後の柴田に尽くして来た武市半平太も、
藩政に返り咲いた柴田の力を借りて ようやく表舞台へ。

柴田と半平太は、
幕府に攘夷決行を促すために豊範に上洛を勧めています。
「えぇ〜っ!?」とだだをこねる豊範。
完全に柴田と半平太に任せきりです。

薩摩藩の攘夷急進派と慎重派が
京都伏見の寺田屋で同士討ちしました(寺田屋事件)し、
長州藩では桂 小五郎・久坂玄瑞らを筆頭に
着々と攘夷計画を進め、挙兵して京へ向かっています。

上洛の動きは、決して土佐藩だけではなかったのです。


東洋暗殺の下手人(犯人)ですが、証拠こそないものの
土佐勤王党の者の仕業であるともっぱらのウワサです。
特に 失脚した象二郎は、首謀者は龍馬であると決めつけ、
弥太郎と井上佐一郎に龍馬を捕らえるように命じます。

母の美和や妻の喜勢には大反対を受けますが、
弥太郎は「後藤様、ひいては容堂様の命じゃ」と
いやいやながら大坂へ出発します。

ただ大坂でいくら探しまわっても龍馬の姿はなく、
「大坂にはおらんゆうことぜよ」という結論に達します。
ただ、半平太が上洛待ちで大坂に留まっており、
もしかしたら半平太がかくまっているのかも、
という可能性も視野に入れています。

弥太郎は、龍馬が東洋に手をかけたとは思えません。
そして龍馬を捕らえたとしても、
今の象二郎の落ちぶれた状態を考えれば出世は望めません。
さっさと土佐に帰りたかったわけですが、
井上が厠に立ったその間に、目の前に龍馬が現れます。

共に脱藩し大坂を目指した沢村惣之丞と伊予で別れて、
以前 河田小龍に教わった大型船や反射炉を見たくて
薩摩に向かったものの 結局は見れなかったそうで、
それで龍馬は大坂へやって来たとのこと。

ただし 龍馬自身は、
東洋暗殺の下手人にされていることは知っていて、
弥太郎にも「わしではないぞ」と言うのは忘れません。

「そいつが坂本龍馬ながか!」
と、いつの間にか厠から戻った井上は叫びますが、
龍馬の顔を知らずに龍馬探ししていたのなら、
そりゃ龍馬は見つからないわけです(^ ^;;)

井上は、周囲にいた浪人たちに声をかけ 煽り立てますが、
龍馬にアッという間に一振りを浴びせられ、その上
「たった1両で命を捨てるがは割に合わんと思うが」と言われ、
龍馬が相当の使い手と知った浪人たちはたちまち逃げ出します。

「早よ土佐へ帰り」と弥太郎にも言いますが、
弥太郎は忠告通りに大坂から土佐へ戻ります。


龍馬はそのまま土佐藩陣屋を訪ねます。
本来であれば、脱藩した龍馬は見つかれば捕まるのですが、
陣屋前にはかつて一緒に江戸修行に出た溝渕広之丞がいて、
その溝渕の計らいで陣屋内に入ることができたわけです。

脱藩後、久々に半平太と再会した龍馬は、
邪魔者を殺すというやり方をやんわりと否定しますが、
半平太には負け惜しみにしか聞こえません。

また、半平太からは
脱藩した者の家族にもお咎めがあるのが通常ですが、
龍馬の兄・坂本権平が 本家・才谷屋の借金帳簿をフル活用して
上士たちを黙らせてしまったこと、

そして、それが通用しない上の者たちには、
今や藩の権力者である半平太自身が黙らせたことを聞かされます。
龍馬としては確かにありがたい話ではありますが、少々複雑です。

一方、土佐勤王党に属している岡田以蔵は
半平太に尋ねたいことがあっても、平井収二郎たちに
「今は大事な話をしよるながぞ!」と遮断されるほど、
自分は必要とされているのかとショックを受けます。

剣術では龍馬と互角の以蔵ですが、
彼には教養がないために藩の役目をもらえず、
そんな自分に劣等感を感じずにはいられません。

半平太に、自分も存分に働きたい!と半平太に申し出て、
東洋暗殺の下手人探しをしている者を斬れ、と密命を受けます。
以蔵は手こずりますが、ついに井上を惨殺。
これで半平太からの評価を上げることになります。


その井上の亡骸をチラリと見た龍馬、
半平太の仕業だと内心分かっています。

またも邪魔者を殺してしまうというやり方に憤りを感じつつ
半平太がどこか遠くへ行ってしまったような寂しさを
感じずに入られませんでした。

──────────

文久2(1862)年8月2日、
岡田以蔵が井上佐一郎を暗殺する。

慶応3(1867)年10月14日、
15代将軍・徳川慶喜による明治天皇への大政奉還まで

あと5年2ヶ月──。

(『篤姫』では「(35)疑惑の懐剣」〜「(38)姑の心 嫁の心」付近)


作:福田 靖
音楽:佐藤 直紀
題字:紫  舟
──────────
福山 雅治 (坂本龍馬)

香川 照之 (岩崎弥太郎・語り)

大森 南朋 (武市半平太)

佐藤 健 (岡田以蔵)
──────────
宮迫 博之 (平井収二郎)
要 潤 (沢村惣之丞)
谷原 章介 (桂 小五郎)
田中 泯 (吉田東洋)
──────────
武田 鉄矢 (勝 麟太郎)

蟹江 敬三 (岩崎弥次郎)

近藤 正臣 (山内容堂)

倍賞 美津子 (岩崎美和)
──────────
制作統括:鈴木 圭・岩谷 可奈子
プロデューサー:土屋 勝裕
演出:渡辺 一貴


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『龍馬伝』
第15回「ふたりの京」

アナログ総合・デジタル総合:午後8時〜
デジタルハイビジョン:午後6時〜
衛星第二テレビ:午後10時〜

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