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Kassy号〜♪の車窓から 2011

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2010年7月18日 (日)

(29)新天地、長崎 〜第三部始動〜

SEASON3・RYOMA THE NAVIGATOR──


明治15(1882)年、東京・千住。
こっそりと灸治院に通う岩崎弥太郎。
誰も見ていないところでお腹周りを気にしながら
そっとヘルシア緑茶を飲んでいます。

なんでも、
郵便汽船三菱会社に投資してくれている人たちに
灸治院に通っていることがウワサになっては
不安になってしまうだろう? というわけです。

相変わらず金魚のフンのようにくっついて回る坂崎紫瀾は
「まっこと大変ながですね」と同情。
紫瀾としては、相手に同調しておいた方が
今後の話も引き出しやすくなるわけです。

神戸海軍操練所閉鎖後の坂本龍馬のことを
早く知りたいと少し急かしますが、
意外な人が反応します。

「千葉佐那さんじゃ」と紹介を受けますが、
チバサナ……チバサナ……と手帳をめくって気付きます。
龍馬が千葉道場でお世話になっていた鬼小町であります。

紫瀾はてっきり
佐那は千葉道場にいるものだと思い込んでいましたが、
佐那の兄・千葉重太郎の代で千葉道場は終わり、
独身の佐那は灸治院を開いたのだそうです。

佐那の視点で龍馬像を語ってみせますが、
「それは佐那さんが知っちゅう龍馬ぜよ」とあっさり。
武士でありながら、弥太郎よりも先に商売を始めたことに
少し苛立ちを隠し切れませんが、

それよりも、背中のもぐさがバーニングでまぁ大変(^ ^;;)
そんな時、佐那の怒号が響きます。
「ガマンしなさいっ!」


年号が改まった慶応元(1865)年、4月。
大坂から薩摩へ向かう胡蝶丸に
龍馬ら脱藩浪士組が乗っています。
西郷吉之助の元でやっかいになるためです。

しかし、そのまままっすぐ薩摩に向かうのではなく
途中で長崎に立ち寄ることにしました。

長崎は外国との交易が最も盛んな港町で、
日本の中にあって日本でないような、そんな町です。
ちなみに語り手の岩崎弥太郎は、
吉田東洋が生きていたころに長崎を訪問したことがありますが、
土佐藩のお金を使いすぎて土佐に戻されています(^ ^;;)

なんじゃあ! この町は……!? と
近藤長次郎や沢村惣之丞ら一行は驚きの声を上げます。
まるで追い討ちをかけるように爆竹が鳴り響き、
龍踊りが始まります。

長崎出身の福山雅治さんが、その生まれ故郷の長崎で
土佐弁を喋るという不可解はさておいて(^ ^;;)

龍馬は至極冷静に
「面白い町じゃのう、長崎は」とまるで他人事。
でも、その熱い視線は
商談を進める外国商人に注がれていました。


龍馬たちの身を請け負った吉之助は
薩摩藩が懇意にしている長崎の貿易商・小曽根乾堂に
龍馬たちがいかに優れた人たちかを語っています。

そこへ突然やってきた龍馬。
乾堂の屋敷を宿として使用するからなのですが、
このまま長崎に置いてくれ! と無謀なお願いをします。

龍馬たちを薩摩藩が雇ったと思っている吉之助は
薩摩で手足となって働いてもらおうという心づもりです。
蒸気船を操る技術を持つ龍馬たちに
薩摩の船の操船をさせようと考えていたわけで、
吉之助の立場としては当然ながら反対であります。

でも龍馬は「わしらはどこの藩にも頼りとうないがです」と
藩の世話にならずに生きる道を模索していくつもりのようです。
そればかりか、こともあろうに吉之助に
「幕府の下から飛び出してみんかえ?」と提案。

さすがの吉之助も「おこがましかど?」と
そのまま薩摩藩邸へ戻っていきます。


吉之助調略に見事に失敗した龍馬ですが、
次はイギリス人貿易商、
トーマス・ブレイク・グラバーに挑みます。

長崎でグラバー商会を立ち上げて
わずか3年で巨万の富を築き上げた貿易商ながら、
いきなり侍に訪問されて警戒心丸出しであります。

グラバーに対して、惣之丞や陸奥陽之助らが
得意分野である英語を使って交渉させます。
「船を借りたい」という突拍子もないことですが、
龍馬としては本気であります。
なぜなら、蒸気船が1隻あれば商売ができるわけですから。

それに対して貿易商・グラバーの答えは
ひと月につき1,200ポンド(=3,000両)の
貸料をいただく、と。
深読みすれば、龍馬ら脱藩浪士の願い事なんか
はなから聞くつもりはなさそうです。


丸山・引田屋では、
全国から各藩の藩士たちが集まって大賑わいであります。
津和野藩の侍たちが集まる座敷では、
芸妓・お元がお座敷に上がって芸を披露しています。

しかしその侍たちはかんかん。
グラバーに約束をすっぽかされたわけです。
しかしグラバーはやたら約束を破る人というわけではなく
津和野藩が攘夷派であるために
用心に用心を重ねてそうしたまでのことです。

諸藩に船を借りようと、
グラバーに紹介されて丸山へやってきた龍馬たちは、
津和野藩たちがいる座敷へ乱入。

全然悪びれる様子のない龍馬たちですが、
迎え入れた高杉晋作は大変面白がります。

ほかの二人は博文 伊藤俊輔と馨 井上聞太。
三人とも長州藩士で、長崎への出入りは禁止されています。
彼らは外国から最新式の銃を買うために
禁止を承知で長崎に潜り込んでいたわけです。

終始笑顔なお元は、
龍馬にやんわりと座敷の外へ追い出されますが、
面倒なことは御免だわ! と引田屋を後にします。


龍馬ら脱藩浪士組と高杉ら長州藩士が
顔を突き合わせて密談している最中にも、
グラバーは日本侵略論をぶちまけています。

それだけ、日本は危険に曝されていると言っても
過言ではなさそうです。


三人は以前、桂小五郎から
龍馬は信用ができる男だと聞かされていて、
さっそく龍馬に希望を伝えます。

僕らが欲しいのは、武器じゃ──。

「武器を揃えて何をするがじゃ?」と
平和主義者である龍馬はとてもびっくり。
しかし高杉らは実にマジメに
「最後の一人になろうとも」と力説します。

その話を廊下でこっそり聞かれたのでしょうか。
その座敷に薩摩藩士らが飛び込んできます。

蛤御門以来ごわんどなぁ、と
皮肉たっぷりに言ってのけたのは吉之助。
長州勢が総崩れ、攘夷の道を断たれた蛤御門の変を出されて
伊藤も「積年の恨み!」と応戦します。

途端に殺気立つ座敷内!

龍馬は両者を鶏小屋の鶏のケンカに見立てて
慌てて止めに入りますが、
龍馬の姿に一番驚いているのは吉之助です。

今度は引田屋の玄関が騒がしくなります。
出入り禁止の長州藩士を捕らえようと
奉行所の役人たちが乗り込んで来たわけです。

パァン! と突然の銃声です。
高杉がいつの間にか、吉之助に銃を向けています。
運がよかったのぉ! と捨て台詞を吐き、
長州藩士3人は窓から飛び出して行きました。


奉行所の面々は、
寸でのところで長州藩士を取り逃がしますが、
長崎奉行・朝比奈昌広に
「こんどはもう少し早く報告しろ!」と言われたのは
誰あろう、芸者のお元でした。

お元の、ツンとしたというか
どことなく寂しげな表情に
物語の今後を暗示する何かを感じたKassyでした。

──────────

慶応元(1865)年4月、
胡蝶丸に乗って龍馬らが長崎入り。

慶応3(1867)年10月14日、
15代将軍・徳川慶喜による明治天皇への大政奉還まで

あと2年6ヶ月──。

(『篤姫』では「(40)息子の出陣」付近)


作:福田 靖
音楽:佐藤 直紀
題字:紫  舟
──────────
福山 雅治 (坂本龍馬)

香川 照之 (岩崎弥太郎・語り)

伊勢谷 友介 (高杉晋作)

蒼井 優 (元)
──────────
大泉 洋 (近藤長次郎)
要  潤 (沢村惣之丞)
平岡 祐太 (陸奥陽之助)

貫地谷 しほり (千葉佐那)
──────────
本田 博太郎 (小曽根乾堂)

石橋 凌 (朝比奈昌広)

高橋 克実 (西郷吉之助)
──────────
制作統括:鈴木 圭・岩谷 可奈子
プロデューサー:土屋 勝裕
演出:大友 啓史


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『龍馬伝』
第30回「龍馬の秘策」

アナログ総合・デジタル総合:午後8時〜
デジタルハイビジョン:午後6時〜
衛星第二テレビ:午後10時〜

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