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2010年7月12日 (月)

先人の知恵

Jg1219
先日ほどではないですが、
今日も土砂降りの時間帯がありましたね。

この写真を撮ったときに隣に停まっていた車は
雨つぶがしっとりと窓になじんでいたようですが、
Kassy号はこまめに撥水コーティングしているので、
ご覧の通り、しっかり弾いてくれます。

雨つぶが踊るというか、流れるというか、
さーっと流れ落ちてしまう様は、
一度経験したらもうやめられません(^ ^;;)

さて、Kassyは子供のころ
側溝を流れる雨水がどこをどう伝って流れていくのか
追究するのにハマっていたことがありました。

追究するには側溝をたどっていけばいいのですが、
ウチの団地内には決まってこういう部分がありました。

Jg1220

側溝をふさぐように設置してあるこのブロック。

なぜブロックを置いているのだろう?
なぜ中途半端な高さなのだろう??
どうせ設置するのなら、
なぜ側溝の高さまでかさ上げしないのだろう???
……と、子ども心に疑問に思っていましたが、

写真を撮った今日、その理由が分かりました!
(ご覧いただいたらお分かりですよね)


通常の雨水の流れであれば、
ブロックに阻まれて写真左方向に流れていくものが、
あのブロックの高さを超えるほどの
大量の雨水が流れて来たときに雨水の流れを分岐させ、

1本の側溝に集中しないようにするという
意味合いがあったのですね。

ブロックを中途半端な高さではなく
側溝の高さにまでかさ上げしないのは、
かさ上げしてしまっては、
単純に雨水の流れを変えるだけになってしまう。

かといって、ブロックを設置しなければ
ココは緩やかな下り坂になっているため、
雨水のほとんどは写真手前方向に流れてしまい
写真左方向には流れていかない、と。

なるほど(^ ^)

小学生のときに頭の中にあったモヤモヤが
四半世紀を経て、今 解決するとは思いませんでした。
ウチの団地ができてはや35年が経過しますが、
いや〜、先人の知恵というものはスゴイ!

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