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2010年8月29日 (日)

(35)薩長同盟ぜよ

地上・BSデジタル放送完全移行 2011年7月24日まで あと329日
地上およびBSのアナログテレビ放送は終了し、デジタル放送へ移行します。


慶応2年1月。
京に向かった坂本龍馬は伏見の大和屋に立ち寄り
近藤長次郎の妻・徳に長次郎の写真と遺書を手渡します。

庭では、まだ幼い百太郎がお徳の顔を見つめています。

「だんなさまは……何か悪いことをしたのですか?」と
写真を見つめながらつぶやくお徳ですが、
切腹した夫は、ついに立派な武士になれたのだと悟り
龍馬には、夫の分まで
日本のために働いてほしいと願います。


桂 小五郎は、名を木戸貫治と改め
入京して西郷吉之助と小松帯刀の二人と対面します。
さっそく話を始めようとする西郷ですが、
木戸は、龍馬抜きでは話を進めないと言い出します。

一介の浪人がいないと話せないとは……と
西郷は怪訝な表情を浮かべますが、
薩摩と長州には、他に信用できる人物はおりません。

特に、長州と薩摩が今から結ぼうとしている同盟は
長州と薩摩だけが知る密約であり、
決して外に対して宣言するものではありません。
長州や薩摩とは無関係で、かつ信用できる人物の
「仲介人」が必要と主張しているわけです。

首を縦には振りません。


木戸が護衛につけてくれた三吉慎蔵とともに
龍馬は木戸の後を追いますが、
京の薩摩藩邸の周辺には、匂いを嗅ぎ付けたか
新選組がうろうろしていて、なかなか近づけません。

それは幕府直轄の伏見奉行も同様でありまして、
どうやら“土佐の脱藩浪士”を探し回っている様子。
幕府の命令に従わず、なかなか出兵しない薩摩藩に
疑いを抱いている一橋慶喜の差し金です。

龍馬らは、物陰に隠れながらの行動であります。

新選組は、こいつは怪しい! と
一人の武士を捕らえますが、それは誰あろう
土佐から派遣された岩崎弥太郎であります。

拷問される弥太郎は、
土佐が世の中の動きに取り残されないように
後藤象二郎様に命じられて京へ来たがじゃ! と
本当のことを近藤に打ち明けますが、

それが逆に「しゃべりすぎる」と疑われ、
さらに拷問にかけられてしまいます。


そんな弥太郎の身のことは知るはずもなく
龍馬と三吉はひとまず寺田屋へ入りますが、
お龍とお登勢の二人は、新選組が
土佐の脱藩浪士を探している情報をつかんでいて、
その相手は龍馬なのではないかとひどく心配します。

そうかもしれんのう、と龍馬は気にするそぶりを見せません。
しかし、幕府に追われている立場になっていると分かって
その日のうちに寺田屋を出ることにします。

お登勢やお龍に別れを告げる龍馬。

お龍は、龍馬に対して恋心を抱いていて
それを知った龍馬は、
日本を変える仕事に取り組むのは命がけであり
その危険にお龍を巻き込みたくはありません。

「わしを心配してくれるのは、最後にしてくれや」
龍馬に別れを告げられて、お登勢に止められるのも聞かず
お龍は走って出て行ってしまいます。

その日の夜、出て行こうとする龍馬に
薩摩藩の吉井幸輔が訪ねてきます。
西郷と木戸が薩摩藩邸から小松邸に移ったので
小松邸に案内します、と言います。

吉井を連れてきたのは、なんとお龍です。

龍馬は、危険を顧みないお龍の行動に当惑しますが、
「これでおしまいやなんて……イヤどす」という
両魔の手をしっかりと握って言ったお龍の一言が、
龍馬の胸にキュンと突き刺さります。


途中、新選組詰所に立ち寄って弥太郎を助け出しますが、
弥太郎のことは三吉に任せ、龍馬はついに小松邸入り。
さっそく秘密会談はスタートします。

恥を忍んで京へ赴いている木戸としては、
長州が薩摩に助けられる内容では対等じゃない! と
薩摩が提示した五箇条には納得しませんが、
龍馬が一つの文言を入れることを提案します。

「日本を立て直すために、両藩とも粉骨砕身働く」

木戸も西郷も、もちろん異論はありません。

しかし、
薩摩藩と長州藩が同盟を結び、その仲介として
土佐藩の脱藩浪士が一枚噛んでいるという話は、
たちどころに幕府側に知るところとなり、

会津藩の松平容保は
近藤が以前「寺田屋を定宿としております」と
持ってきた情報を元に、寺田屋に刺客を差し向けます。

薩長同盟という大業を成し遂げたことで
顔をほころばせる龍馬に、危機が迫っていました。

──────────

慶応2(1866)年1月21日、
京都二本松の薩摩藩邸で、
薩摩藩と長州藩の間で軍事同盟が結ばれる。

慶応3(1867)年10月14日、
15代将軍・徳川慶喜による明治天皇への大政奉還まで

あと1年8ヶ月──。

(『篤姫』では「(41)薩長同盟」付近)


作:福田 靖
音楽:佐藤 直紀
題字:紫  舟
──────────
福山 雅治 (坂本龍馬)

香川 照之 (岩崎弥太郎・語り)

真木 よう子 (楢崎 龍)

酒井 若菜 (徳)

伊勢谷 友介 (高杉晋作(回想))
要  潤 (沢村惣之丞(回想))
平岡 祐太 (陸奥陽之助(回想))
(※ 伊勢谷〜陸奥:ピンクレジットなし)
──────────
草刈 民代 (登勢)
大泉 洋 (近藤長次郎(回想))
原田 泰造 (近藤 勇)
筧 利夫 (三吉慎蔵)
──────────
高橋 克実 (西郷吉之助)

谷原 章介 (木戸貫治)

蟹江 敬三 (岩崎弥次郎)

倍賞 美津子 (岩崎美和)
──────────
制作統括:鈴木 圭・岩谷 可奈子
プロデューサー:土屋 勝裕
演出:渡辺 一貴


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『龍馬伝』
第36回「寺田屋騒動」

アナログ総合・デジタル総合:午後8時〜
デジタルハイビジョン:午後6時〜
衛星第二テレビ:午後10時〜

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