バス停について本気出して考えてみた(13)
地上・BSデジタル放送完全移行 2011年7月24日まで あと264日
地上およびBSのアナログテレビ放送は終了し、デジタル放送へ移行します。
先月、ブログネタのためにちょいと訪問したS崎ふ頭地区。
そういえば7ヶ月前、soramameさんがココのバス停の路線図について
「各路線の延び方がかなり独創的な形状をしている。
もう少しレイアウトを工夫できそうな気がするのだが…。」
とおっしゃっていたのを思い出しました。
ふむふむ、どれどれ……とよーく眺めてみると、
soramameさんご指摘の“独創的な”部分に起因する箇所も含め、
いくつか「う〜ん」と思える部分が見えてきました。
- 「N方」バス停が3ヶ所に分かれて記載されている。
これは「H多南駅」「N珂川営業所」でも同様で、
それぞれ2ヶ所に分かれている。 - 「W久団地」に[61]全便が経由する図になっており、
かつ赤丸なので[急行]が停車することにもなっている。 - N珂川営業所より先のIの瀬系統の路線図が記載されていない。
- 「運賃表のみかた」凡例に則っていないため、
凡例を載せている意味がない。
それ以外にも、路線図が全体的に左に寄りすぎて
左端が見えにくい状況が生まれていますが、
まぁこれは、路線図をはめ込む際の問題なので
スルーするとして、
……誠におせっかいではあるなぁと感じつつ
Kassy流の路線図を作成してみました。
JPEGファイルとして書き出したので
色が多少にじんで 特に運賃部分が見づらくなりました。
ご容赦くださいm(_ _)m
今度からこういったものを作る際には(←あるのか?)
色がにじみにくいPNGファイルで書き出しますね。
[訂正] 右下凡例部分の「ブルー線・[204]系統」と
「水色線・[204]系統」の路線概略の内容が逆です。
お詫びして訂正しますm(_ _)m
前に示した問題点以外の 主な改善点と言えば……、
- N方エリアでは、なるだけ地形図どおりのバス停配置にしました。
- 方面色(青・オレンジ・緑)をベースにラインを配色しました。
(色が似ていて混乱するというのを充分配慮して配色) - 元ネタの路線図では
[急行162]と[62][62-1]系統を1本でまとめていましたが、
通過停留所を分かりやすく表現するために
[急行162]だけを分割しました。 - 「F岡都心フリーエリア」が分かるようにしました。
元ネタの路線図に比べれば、
幾分かは見やすくなったのではないかとの自負があります。
ただし この路線図を作るのに通算8時間ほどを要しました(笑)。
元ネタの路線図を作成した
バス停管理担当営業所の事務員さん?に言わせれば、
他の業務をこなしつつ路線図を作成している中で、
コレだけにそこまで時間をかけていられない!
というのが本音なのかもしれません。
特に路線が延伸されたり
今まで通らなかったエリアを通るようになったり、
逆に系統が削られたり などといった増減があり、
そんなダイヤ改正のたびに
路線図を作り直さなければならないという
製作上の負担を考えたら、なおさらですよね。
事務員の皆さま、お疲れさまです(^ ^;;)
| 固定リンク
「バス・電車」カテゴリの記事
- THE RAIL KITCHEN CHIKUGO(2019.11.02)
- 意外に難しい(2019.10.26)
- 「やっとで通った」(後)(2019.10.23)
- 「やっとで通った」(前)(2019.10.16)
コメント
こんにちは。
相対的な位置関係が「ちゃんとしている」路線図を見ると落ち着きます。
「ちゃんとしていない」路線図(例えば、Kassyさんの路線図で、61番や161番のW久団地やR司団地が本線から下ではなく上に分岐しているようなもの)も巷には溢れていますからね。
でも、相対的な位置関係が「ちゃんとしていない」路線図を見ても別に何とも思わない人もたくさんいる訳で(←何とも思わないのがダメだと言っている訳ではありませんよ)、このあたり、「誰」をターゲットにして路線図を作るべきなのか、難しいですよね。
万人が満足するものを作ることはおそらく不可能だと思うのですが、だからこそこの世界は奥深いのかもしれませんね。
「Nの津四丁目」って、市内あらゆるところから路線が集まってくるようなイメージが個人的にあったのですが、路線図を眺めてみると、現在「Nの津四丁目」から行けるところって、実はかなり偏ってるんだなぁと気付かされます。
34番や46番などもNの津から出ていた幼い頃に抱いたイメージというのは、なかなか消えないものですね(笑)。
──────────
soramameさーん。こんにちは!
今日もコメントありがとうございまーす。
(すいません、一部修正させていただきましたm(_ _)m)
>相対的な位置関係が「ちゃんとしている」路線図
ありがとうございます(^人^)
紙面をはみ出さないように工夫しながら、
「相対的位置関係」があまり崩れないように
がんばりました(^ ^)
>「ちゃんとしていない」路線図を見ても
>別に何とも思わない人もたくさんいる
確かにそうですね。
こちらが苦心してこだわっても、
あぁ、気付いていただいていないなぁと
実感した時は特にそう感じたりもします(笑)。
実は今、いただいたコメントを返信しながらも
「全停留所で共通化すればいいじゃん!」なんて
甘い考えを持ち合わせておりましたが、
よくよく考えてみれば、最低ラインの共通化はできても
細かい部分の共通化は絶対無理!
という結論に至りました。
それは、soramameさんブログでたびたびとりあげられる
「別系統同行先のダイヤの接近化」に似た話で、
例えば路線図上のライン色にしても、
同一系統に関して停留所Aでは青で示していたものが、
停留所Bでは青は別系統で使用済みのために紺にした!
といったようなことです。
必ずどこかで細かいひずみ(?)が
生まれてくるんでしょうね。
だからこそ、
>万人が満足するものを作ることはおそらく不可能
という言葉に、大きく納得です。←たった今(笑)
>「Nの津四丁目」から行けるところ……かなり偏ってる
そうなんですよね〜。
Kassyもココに関しては
“あちこちから集まる”というイメージがありまして、
意外や意外、実際に路線図を作ってみて拍子抜け(笑)。
実際、他の場所でも
昔から持つイメージが先行して
実はあまり乗り入れていない! なんていうところが
あるのかもしれませんね(^ ^)
投稿: ★soramame | 2010年11月 4日 (木) 18:56