続・南ヶ丘線 ほか (20)(21)(22)(23)
地上・BSデジタル放送完全移行 2011年7月24日まで あと239日
地上およびBSのアナログテレビ放送は終了し、デジタル放送へ移行します。
このバス路線シリーズでは、
以前公開した内容に引き続き 地名には伏せ字を使いません。
あしからず(^ ^)
西鉄バス二日市エリア路線図の“更新・第5回目”は、
月の浦〜大野城線 (20)
南ヶ丘線 (21)(22)
つつじヶ丘線 (23)
(西鉄バス二日市・月の浦営業所担当)をご紹介。
<路線時刻表・運賃の検索>
(20)系統・月の浦〜大野城線
(21)系統・南ヶ丘線
(22)系統・南ヶ丘線
(23)系統・つつじヶ丘線
(西鉄バスホームページへとびます)
<路線図・系統図のダウンロード>
南ヶ丘線 ほか (20)(21)(22)(23) (PDFファイル・計4枚 460KB)
- (Windows) Office XP 以降
- (Macintosh) Office v.X 以降
であれば、全ての部分において作者の意図通りにご覧いただけます。
なお、上記以前のソフトをお使いの場合でも
そこそこ支障のない程度(?)でご覧いただけます。
なお、ご覧になるには「Adobe Reader」があると便利です。
(お持ちでない場合はコチラで無償配布してあります。
ページ左下部分にある「最新のAdobe Readerを今すぐダウンロード」から
順に進んでダウンロードください)
──────────
月の浦〜大野城線 (20)、南ヶ丘線 (21)(22)、
つつじヶ丘線 (23) は、
春日・大野城地区を運行するバス路線の一つです。
計3路線4系統が走っていますが、
近隣の路線ということで勝手に一つにまとめました。
なのでタイトルも“ほか”という
少々ぼかした表現にしているわけですが(笑)。
大野城市白木原のJR大野城駅西口から
同市上大利の「上大利」交差点まで1.2km、
大野城市錦町の大野城サティから
同市牛頸の月の浦営業所まで9.6km、
大野城市南ヶ丘の「南ヶ丘」交差点から
筑紫野市二日市中央の西鉄二日市まで5.4km、
大野城市南ヶ丘の中村内科前交差点から
同市平野台の「平野台入口」交差点まで3.8km、
大野城市南ヶ丘のNTT西日本通信所前交差点から
同市つつじヶ丘の南山手団地まで1.6km、
これらの各区間で構成されています。
方向幕時代には、この春日・大野城地区を表す
○番号で表されていましたが、
最近導入された電光表示LED板では、
他地区に合わせて□番号に変更されています。
これらの写真を撮影した時は
まだまだ方向幕の車両が全盛だったのですが、
この記事を書いている今は
方向幕からLEDへの交換が進む過渡期であります。
いつか、これらの写真を懐かしむ日が
やって来るのでしょうかね(^ ^;;)
現在は廃止された 過去のバス転回場も、
路線を辿る上では重要なポイント。
<左:南ヶ丘五丁目><右:原>
下大利駅は大正13(1924)年4月に開業した、
西日本鉄道天神大牟田線の駅です。
開業当初は普通電車のみの停車駅で、
西口にのみ改札口等の駅施設がありましたが、
平成元(1989)年に急行停車駅に昇格し、
平成10(1998)年に東口も開設されました。
Kassyの高校の同級生の家がこの駅東口前にありまして
でも当時(平成3(1991)年〜平成6(1994)年)は西口しかなく、
家の目の前に駅がありながら、ぐるりと迂回して
改札口に向かう心境を考えたこともあります。
家の目の前に小学校があるのに、市境に阻まれて
ちと遠くの小学校に通わないといけない。
そんな感じでしょうか?(笑)
ともかく、福岡(天神)方面からの下り電車が駅に到着すると
この駅で下車したお客さんは、
西口から出場する(連絡橋を渡る)方と
東口から出場する方とに分かれます。
その比率は……調査したことはありませんが、
半々とまではいかないまでも、
全体の2〜3割ほどは東口利用者かな? という印象を受けます。
ということは、やはりその同級生と同じように
東口が開設されたことで
“格段に便利になった”という方がいる、
ということなんでしょうね。
まぁ、この駅最寄の某高校へは
西口利用派と東口利用派がいるようで……いや違う?
下大利駅よりも北部の駅からやって来る生徒たちは
行きは東口から出場し、帰りは西口から入場?
下大利駅よりも南部の駅からやって来る生徒たちは
行きは西口から出場し、帰りは東口から入場?
上下線ホームを結ぶ「連絡橋」を避ける傾向にある?
うーむ、高校生の行動調査をしたわけではないし、
そこまで追究するつもりもないわけで、
はっきりとは分かりませんし、するつもりも(^ ^)
春日原〜下大利を含む3.3kmの高架化工事において、
春日原〜白木原付近の「直上高架方式」
下大利付近の「仮線方式」に合わせて、
下大利駅東口側に仮設線路(仮線)が敷設される予定で、
現在、東口側にずらりと並んでいた民家は
一様に立ち退いています。(同級生の家も同じく)
南ヶ丘団地から平野ハイツを経て月の浦団地へ。
団地内の急坂をバスはゆっくりと進む。
<平野ハイツ入口>
1960年代末期から1990年初期にかけて
南ヶ丘、平野台、つつじヶ丘、月の浦と
住宅地が開発・造成されていき、
それに応じてバス路線も延伸を続けていきました。
「フォレストビュー・KAJIMA南山手」
「次の時代につづく、光のまち コットンヒルズ月の浦」
現在も路線沿線で分譲が続いています。
Kassyブログのヘビーコメンテーター・soramameさんに
以前、Kassy居住エリア付近の
27年前(1983年)のバス時刻表を資料としていただいたので、
Kassyが所有する15年前(1995年)の時刻表と
3年前(2007年)の時刻表をそれぞれ「読み解」いてみました。
(ちょうど12年間隔になりますよね(^ ^))
「読み解く」とは、例えば1983年時点での
(22)系統の内訳を以下のように調査することです。
【下り 総数38本】
・18本……下大利駅→南ヶ丘七丁目→福農前
・17本……下大利駅→南ヶ丘七丁目→杉塚→西鉄二日市
・2本……南ヶ丘七丁目→杉塚→西鉄二日市
・1本……福農前→杉塚→西鉄二日市
【上り 総数39本】
・19本……下大利駅←南ヶ丘七丁目←福農前
・1本……下大利駅←南ヶ丘七丁目←武蔵台高校←杉塚←西鉄二日市
・18本……下大利駅←南ヶ丘七丁目←杉塚←西鉄二日市
・1本……武蔵台高校←杉塚←西鉄二日市
そして下りと上りの差である1本は、
福農前から下大利駅ゆきとして運行するために
平野台車庫(後の平野台営業所、月の浦営業所の前身)から
福農前へ送り込まれた便のこと、であります。
※ 南ヶ丘七丁目は 現.南ヶ丘四角、福農前は 現.大佐野 近く
詳しくはコチラとコチラの記事を参照ください。
こういったようにダイヤを「読み解」いて調べた
系統別の運行本数総数は以下の通りです。
(区間便含む・平日ダイヤのみ掲載)
系統番号 | 1983年 | 1995年 | 2007年 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
下り | 上り | 下り | 上り | 下り | 上り | |
20 | 25 | 25 | ||||
21 | 87 | 93 | 117 | 120 | 92 | 92 |
22 | 38 | 39 | 25 | 25 | 25 | 25 |
23 | 34 | 35 | 47 | 50 | 74 | 75 |
現在の系統本数は、路線図をダウンロードくださいね!
途中で新設された(20)系統はちと横に置いておいて、
(21)系統は、けっこうダイヤが増えたイメージだったのですけど
そこまででもないのですね!
……と思うのは、実はちと早いです(^ ^)
1983年時点と2007年時点で比較した場合、「系統総数」では
下り便+5本(87本→92本)、上り便−1本(93本→92本)ですが、
区間、例えば牛頸〜平野ハイツを通過する便数で見てみれば
1983年時点では下り便62本、上り便54本ですが、
2007年時点では下り便92本、上り便92本なので、
そういう見方であれば「(部分的)増加」とも言えそうです。
つまり、始発地〜終着地の区間が長くなったというわけですね。
その中でも、(23)系統の増加率は特に目を見張るものがあります。
1983年時点で下り便34本、上り便35本だったものが
1995年時点で下り便47本、上り便50本になっています。
表には掲載していませんが、この1年後(1996年)には
つつじヶ丘四丁目へ路線が延伸し、便数も更に増加。
2007年時点で下り便74本、上り便75本ですので、
1983年時点と2007年時点で比較した場合、「系統総数」では
下り便+40本(34本→74本)、上り便+40本(35本→75本)です。
2倍以上の増加率ということは、
それだけ宅地造成が進んだという証かもしれません。
ただし、これも(21)系統のように
区間、例えば平野中学校単体で見てみれば、
1983年時点では下り便34本、上り便35本ですが、
2007年時点では下り便9本、上り便6本なので、
そういう見方であれば「(部分的)激減」ですな(^ ^;;)
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コメント
パソコン戻りました、
これからは、少し見れるかな?
市内は本数、減ってますが、
住宅街は増えてますね。
──────────
うっちゃんさーん。ごぶさたぶりです(^ ^)/
お元気でいらっしゃいましたか??
2009年10月13日以来
実に411日ぶりの復帰らしいですよ(笑)。
今日も乗務お疲れさまです!
>市内は本数、減ってますが、
全体的な本数でいえば
やっぱり減少傾向にあるんですねぇ。
>住宅街は増えてますね。
新築棟数も全体的には減ってはいます。
でも新築が完全にゼロになるというわけではなく、
今もどこかで分譲が続いていますね。
このエリアの分譲が最近の動きなんですかね!
投稿: ★うっちゃん | 2010年11月27日 (土) 22:11
どうもこんばんは。
先月Tの浦営業所に行きました。ここって結構高い所にありますね、眺めがすごくいいですよ。
そういえば、駅の高架化工事の準備が着々とされてますよね。一体どんな駅舎になるのか、路線バスは一体どうなるのか気になりますけど・・・まぁ出来るのは大分先の話ですが。
今夜はこの辺で失礼します。
──────────
M:Iさーん。こんにちは!
今日もコメントありがとうございまーす。
>先月Tの浦営業所に行きました。
あら!
コチラへいらしたのですか(^ ^)
それはそれはようこそ〜♪
>結構高い所にありますね
とても高いんですよ〜。
けっこう高いので、気候が
周辺とはちょっと異なるとも言われています(笑)。
>一体どんな駅舎になるのか
完成予想図を市ホームページで見ましたけど、
なんかT神のような都心を思わせる絵があって
良くも悪くも、かなり近代的な風景に
変わってしまうのかなと内心思っております。
>まぁ出来るのは大分先の話ですが
そうですねぇ。
仮線もまだ敷かれていない状態ですし、
まさにこれからというところでしょうか。
変わりゆく風景を、しっかりと目に焼き付けて
心に留めておきたいと思います(^ ^)/
投稿: ★M:I | 2010年11月28日 (日) 00:30