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2011年1月16日 (日)

(02)父の仇(かたき)

地上・BSデジタル放送完全移行 2011年7月24日まで あと189日
地上およびBSのアナログテレビ放送は終了し、デジタル放送へ移行します。


天正7(1579)年・伊勢上野城下──。

海辺で貝拾いに興じる初(10)と江(7)の姉妹。
無邪気な二人を、母・市(33)と長姉・茶々(11)が眺めています。
4人は小谷落城後、織田信長(46)の弟で市の兄にあたる
織田信包(37)の庇護を受け、上野城で暮らしていたわけです。

あ、ちなみに上野樹里さんの7歳役もさることながら、
宮沢りえさんの11歳役、今となってはそうなかなか見られません。
『ぼくらの7日間戦……』とか何とかいう映画(笑)が
1988年に上映されましたが、あの当時でも13歳役ですからね(!)。

貝拾いに興じていたはずの2人ですが、いつの間にか姉妹ゲンカに。
江が採った貝を初は横取りし、江に水をかけられたのだそう。
「貝の声が聞こえたのじゃ、私の籠に入りたいと」という初の言い訳が
いかにもかわいらしく、かつとても面倒な感じ(笑)だったのですが
三姉妹とは所詮そんな感じなのですか??(^ ^;;)

信包の催促で、市は茶々に信長からの手紙を手渡します。
安土城天守がもうすぐ完成するので、見に来るようにとのお誘いです。
江は信長を“天下人の伯父さま”と崇拝している気があり、
その対面をとても楽しみにしている様子が窺えますが、
市や茶々・初は、逆に表情を暗くする一方です。


安土入りした茶々ら姉妹は、信長の小姓である
森 坊丸(14)・力丸(13)兄弟の案内で天守にのぼります。
江は自由気ままに走り回って歓声を上げ、
初はイケメンの兄弟を見て「麗しい……」と恍惚の表情。

坊丸・力丸には蘭丸(15)という兄がおりますが、
存命する兄弟では合わせて5人いるそうです。

その父と一番上の兄は戦で討死したそうで
力丸は「名誉の死を得た」と説明しましたが、
茶々がたまらず、言ってのけます。

「戦で死ぬのに、立派も名誉もありはしませぬ!」


織田家重臣たちが集まった大広間に入った母娘。

「織田信長株式会社」という一つの会社として考えてみれば、
今は会長に退いた信長に後を継いだ代表取締役社長の信忠(23)、
その弟である信雄(22)と信孝(22)。

重臣・柴田勝家(58)はさしあたって専務というところでしょうか。

徳川家康(38)の嫡男・信康(21)、
その妻は信長会長の娘ですが、家康の妻とそりが合わず。
信長の姪にこんなに麗しい姫たちがいる、と感嘆した家康は
三姉妹の誰かを信康の妻として迎え入れていればよかったと
ついつい「惜しい……」と口を滑らせています。

そう考えれば、
信長会長の妹の子たちであるこの浅井三姉妹のブランド力は、
彼女らが今後関わっていく周囲の人物たちから想像するに
非常に高いものであると窺い知ることができますね。

柴田専務も後に“まま父”になるわけですし、
家康の「惜しい……」という一言、恐らくは
三男・秀忠の嫁に江を迎えることになる伏線なんでしょう。


大広間に入ってきた信長は、威厳を保ちつつ
茶々・初に「さぞやわしを恨んでおろうな」と声をかけます。
ただし、全身全霊で信長を睨みつけていた市が放った皮肉に
信長が過剰に反応、一瞬にして場が凍りつきます。

そんな時に運悪く、播磨三木城から
天守完成の祝いにかけつけた羽柴秀吉は
虫の居所が悪かった信長に制裁を加えられます。

信長との対面を心待ちにしていた江は、彼の激昂を目の当たりにし
ただでさえ大きな目をさらに大きくしてビクビクしています。

秀吉は、市の姿を見つけると
浅井長政を切腹に至るまで追いつめたことを必死に詫びますが、
父の死について何も知らされていなかった江は、
「長政さま、ご切腹……?」と放心状態に陥っています。


その夜、江はなかなか寝つけず
思い切って信長を訪ねてみることにしました。

なぜ、実の妹の夫を自害に追い込んだのか。
本願寺や延暦寺への過酷な仕打ち、
江は信長に、疑問に思っているすべてをぶつけます。

そこへ茶々と初が飛び込んでくるのですが、
いかにも父の仇と憎む様子の茶々と初に、
信長は 天守を案内させた坊丸・力丸兄弟のことを話します。

坊丸・力丸の父と長兄は9年前、戦で命を落としました。
その敵方の大将は、なんと浅井長政であったそうです。
もし信長がこの姉妹の仇なら、長政はあの兄弟の仇である。

そのことは、坊丸と力丸は知っていました。
知った上で、天守案内役という役目を担ったわけです。

天守を案内していたときに
兄弟が顔色一つ変えずに茶々らに向けて言った、
「北近江は浅井のお殿様でございますね。
ご立派な最期であられたとか」という言葉の裏には、
兄弟のどんな思いが隠れていたのでしょうね。

一方で、市には市の戦があります。
長政の遺児である3人の娘を、命を賭して守り抜くことが
市にとっての戦であるのかもしれません。

女の戦は生きること、本日ただ今を生きていくこと──。

──────────

天正7(1579)年5月、
完成した安土城天守に信長が移り住む。

慶長20(1615)年5月8日、
大阪夏の陣で敗れ、豊臣家が滅亡するまで

あと36年──。


原作・脚本:田渕 久美子
脚本協力:田渕 高志
音楽:吉俣 良
題字:菊池 錦子
──────────
[出演]
上野 樹里 (江)
宮沢 りえ (茶々)
水川 あさみ (初)

豊川 悦司 (織田信長)
鈴木 保奈美 (市・語り)
時任 三郎 (浅井長政(回想))
──────────
大地 康雄 (柴田勝家)
左 時枝 (須磨)
小林 隆 (織田信包)
──────────
市村 正親 (明智光秀)
岸谷 五朗 (羽柴秀吉)
北大路 欣也 (徳川家康)
──────────
制作統括:屋敷 陽太郎・櫻井 賢
ブロデューサー:大杉 太郎
演出:伊勢田 雅也


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『江 〜姫たちの戦国〜』
第3回「信長の秘密」

アナログ総合・デジタル総合:午後8時〜
デジタルハイビジョン:午後6時〜
衛星第二テレビ:午後10時〜

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NHK大河2011・江」カテゴリの記事

コメント

 どうもこんばんは。
 今回のお話は途中から見てましたが、上野さんは7歳の役で宮沢さんは11歳の役ですか・・・とても見えませんでした。!!(゚ロ゚屮)屮(てっきり10代後半の時代かと・・・)
 ただ今回の記事を見ていて何か自分の中のスイッチが入ったのか「第1話をもっとまともに見とけばよかった」と後悔しています。。゜゜(´□`。)°゜。こんな気分になったのは「大奥」以来です(すみません他局でした)。
 今夜はこの辺で失礼します、文章が変になりすみません。

──────────

M:Iさーん。こんにちは!
今日もコメントありがとうございまーす。


>上野さんは7歳の役で宮沢さんは11歳の役
そうなんです(^ ^;;)

これは3年前の大河ドラマ『篤姫』最終回で、
滝山という年寄役を演じた稲森いずみさんが
役の上で72歳だったということがたまたま分かり、

今回の作品では、登場人物の生年が
比較的判明していることもあって、
文中にその当時の年齢を入れてみているんです。

それで分かった“収穫”だったんですけど、
それにしてもビックリですね(笑)。
子役さん、何で使わなかったのかなぁ??


>てっきり10代後半の時代かと
私も調べるまではそう思っていましたです。


>こんな気分になったのは「大奥」以来
ほほぉ(^ ^)
「大奥」ですね。

私は民放ドラマをほとんど見ませんが、
フジ系「大奥」はほんの少しだけ拝見しました。
ちなみにそういう気分になったのは
どのバージョンですか??

(美味でござりますぅ〜♪)
 ↑
実はこれしか記憶にないです(笑)。


>文章が変になりすみません
いえいえ!
あんまり変ではありませんでしたよ〜♪

またじゃんじゃんコメントくださいね!

 どうもこんばんは。
 どのバージョンということですが、もちろん最初のシリーズ(浅野ゆう子さん、菅野美穂さんが出ていたシリーズ)からです。理由はわかりませんが、何かスイッチが入ってみてしまうんですよねぇ・・・何故か。
 今夜はこの辺で失礼します。

──────────

M:Iさーん。こんにちは!
今日もコメントありがとうございまーす。


>浅野ゆう子さん、菅野美穂さんが出ていたシリーズ
あぁ……まさに篤姫シリーズですね!
浅野ゆう子さんが瀧山で、菅野美穂さんが篤姫で。
和宮も出てきたし、徳川家定の顔も少し怖かったし、
けっこう印象深いシリーズです。


>何かスイッチが入ってみてしまうんですよねぇ
このブログが、そのスイッチが入る
きっかけとなれればうれしいです(^ ^)/

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