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お乗り換え〜♪

Kassy号〜♪の車窓から 2011

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2011年1月15日 (土)

細かすぎて伝わらないバスネタ選手権(23)

地上・BSデジタル放送完全移行 2011年7月24日まで あと190日
地上およびBSのアナログテレビ放送は終了し、デジタル放送へ移行します。


1ヶ月ぶりのこのシリーズ、
Kassyが決めた、例のブログ執筆上の制約があるためです。
あしからずm(_ _)m

T神バスセンターにおける反転板(案内表示板)の
表示に関するネタでしたね。

前回は、バス停が存在しない、
あるいは下車できない「乗車専用バス停」を
経由地として表記していた……という内容でしたが、
今回はそれに応用したお話です。

なお、前回に引き続き 基本的にこのネタは、
Kassyがバスセンターにいた20世紀末期のお話なので、
現在の液晶のものと取り替えられる直前の
表示板の表示とは違うお話となりますことをお許しください。

T神バスセンターが(降車場を含め)グランドオープンした
1998年4月23日時点でのダイヤでお話を進めて参ります。


1997(平成9)年2月27日に開業したT神バスセンターは
乗車バースのみの部分的な開業でありまして、
降車バースはおろかM越百貨店も開業前でした。

Iンキューブなどが入居する“Sラリアステージビル”への連絡通路や
M越への店舗入口はシャッターで区切られ、

バスセンター内にいらっしゃるお客さんは
純粋にバスの利用者(+お見送りなどの関係者)の方がほとんどで、
2つの商業ビルをつなぐ回遊性という
現在のような役割はまったく持っていない施設でした。

それから約半年間は、
現在のラIオン広場からF岡(T神)駅中央改札付近で営業していた
旧F岡バスセンターの施設撤去工事と
F岡三越百貨店の開業工事・準備が着々と進められ、
10月1日にF岡M越が開業、
“Sラリアターミナルビル”のオープンとなりました。

余談ながら。
M越オープンまでのバスセンターへの地上からの当時のアクセスは
超ロングなエスカレーターか、1のりば横のエレベーター3基のみ。

特にエレベーターはそれまで1Fと3Fのみを結んでいたので、
M越開業により、地下2F〜地上9Fを結ぶようになって
なかなかやってこないエレベーターに
たびたびしびれを切らしていましたなぁ(^ ^)

だって、1Fでエレベーターに乗ろうと▲を押したら、
3基とも決まって
7〜9Fあたりをうろついているんだもの(^ ^;;)


“Sラリアステージビル”(工事中仮称は「ABビル」)は
1999年春の開業を目指して目下工事中でありまして、
バスセンターに入場したバスは、6のりば横に設けられた
仮の転回場(現在は7〜8台分の駐車スペースになっています)で
ぐるりんと方向転換をしていました。

そして降車バースですが、コチラは相変わらず未完成で
降車場にあるアルミ製の柵の部分に固定するように
白いベニヤ板を設置して、工事現場の目隠しにしていました。

全国各地から到着する高速バスは、旧バスセンター時代に引き続き
「T神南」、「大○前」(4のりば)、
「信用金庫前」(5のりば。現在 バス停施設は廃止)、
「Y一證券前」(16のりば。現在の名称は「郵便局前」)、
「郵便局前」(18のりば)の各一般路線バス停と、
夜行バスはバスセンター5・6のりばに分散して停車していました。

そんな、いわば過渡期な状態に終止符を打った
バスセンターのグランドオープンによって、高速バスの到着便は
現在のように到着バースに入線できるようになったわけです。

そして、F岡都市高速の2号線と4号線が
それぞれ高速道に直結する1年前。
1998年4月23日とは、つまりそんな状況の時代であります。

……長々と脱線失礼m(_ _)m


ようやく本題に入りますが(苦笑)、
まずは次の反転板内容をご覧ください。
左列から、行先(種別.名称)/発車時刻/備考 欄です。

H田(高速)     18:18 高速A木、H木経由 
O分(スーパーノンストップ) 18:30           
H田(高速)     18:33 高速A木 H木経由 
(※ イメージ)

こういう表示であった場合、
18:18発のH田ゆきに乗ろうとなさるお客さんには
「渋滞状況によっては、
18:33発の便が目的地に先着することがあります」と
案内することがありました。

おそらく勘のいい方はすぐお分かりかもしれません。
18:18発のH田ゆきはF岡空港経由、
18:33発のH田ゆきはF岡空港非経由便で、
“渋滞”というのは、空港周辺の渋滞のことです。

組んでいるダイヤ上、降車できる停留所の全てにおいて
18:33発の便は18:18発の便より
2分早く到着するようになっています。

ノンストップと各駅停車という種別の関係で
先発便の各駅停車を後発便の優等種別が追い抜くダイヤは
無数に存在しますが、
同じ各駅停車でありながら先発便を追い抜くというダイヤは
空港経由・非経由を持つH田線に見られる特有なもので、

しかもこういった事例はさほど件数があるわけではなく、
平日ダイヤでこの例を含め2件(17:18発・18:18発)、
土休日では1件(17:18発)しかありません。

ちなみに、ダイヤ上でも先着すると分かっているのに
「先着する“ことがあります”」と
お客さんへぼかして案内しているのは、
電車とは違って、バスの場合は先が読めないからです(^ ^;;)

当時の状況で言えば 都市高速はT隈北RW(現 T隈RW)が終点で、
T隈北RWのすぐ南側の交差点で
空港経由便の経路と非経由便のそれが合流するので、
その違いで言ったら、それぞれが別経路を走る
空港通RW〜T隈北RWの部分しかありません。

ダイヤ通り走って後発便が先発便を追い越すので、
夕方の帰宅ラッシュ時に空港周辺の道路で発生する渋滞に
空港経由便がハマってしまえば、

別経路で都市高速を疾走する、
いわば一般道の道路状況に左右されない空港非経由便が
先着する可能性はほぼ100%に上昇します。

ただし、完全に100%とは言いきれない。

例えば都市高速で事故が発生し、それに伴って渋滞が起きれば
都市高速上ではRWを除いて一般道への逃げ道がありませんので、
空港経由の方が所要時分で速い場合がまれにあるんですね。

某電鉄のように「先着します!」と断言できない理由がそれです。


旅客案内掛はのりばでお客さんへの案内を行っていますが、
そんなスタッフがパッと反転板の表示を見て、
今までくどくどと説明してきたような
後発便の先着可能性を示唆する“メッセージ”がありました。
反転板例の3行目、18:33発の備考欄にそれが隠されています。

「高速A木 H木経由」と、空港非経由便の備考には
2つの停留所名称の間に“、”(句点)をつけていないんです。

バスセンター発の全ての路線において、前反転板では、
停留所間には“・”ではなく“、”がつけられていました。
18:18発のH田ゆきには“、”がありますよね。

「空港経由」と表示できれば最も苦労はしないのですが、
そう記載できないのは、前回お話しした通りです。

なので、この句点なしというのは苦肉の作で考えられたもの、
しかし一般のお客さんには気付かれることがありません。
(気付かれても「あら、間違い?」程度(笑))

だって、Kassyでさえ
別のスタッフに教わるまで知らなかったんだもの(笑)。
まさに暗号と呼んでしかるべき対処法なのであります。

こういう、細かい部分にもメッセージを隠していたんですね。

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バス・電車」カテゴリの記事

コメント

こんばんは!
先日はありがとうございました。いろいろお話できて楽しかったです!
早くご挨拶を…とは思っていたのですが、ちょっとばたばたしてまして。。。大変遅くなり、申し訳ないです。

『空港経由』、こんな苦労(工夫?)がされていたんですね!
私はいま、仕事でもバスの案内をやっていますが、こういうタイプのものは非常に悩ましいです。Kassyさんがおっしゃっていた通り、空港経由と書くと誤解を招きかねないし、かと言って書かないと、他の便に比べて時間がかかることが伝わらないし………どう案内すればいいんだか、無い知恵を絞る毎日です。

このあたりの悩ましさもご相談させていただきたく(笑)、またぜひ、楽しくお話しできたらなと思います。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

──────────

the Dipperさん! こちらでは“初めまして”ですね!
コメントありがとうございまーす。


>いろいろお話できて楽しかったです!
私、けっこう暴走していたのではないかと
ちと反省していたところでした(笑)。


>空港経由と書くと誤解を招きかねないし、
>他の便に比べて時間がかかることが伝わらないし
そうなんですよね!

分かりやすく書くためには
直接的表現に頼るしかありませんが、
そうなると誤解されるリスクも高まる。

間接的表現であれば、
上手く伝わらない可能性も否定できない。

あちらを立てればこちらが立たず、
非常に難しい内容になってしまいます。


>このあたりの悩ましさもご相談させていただきたく
the Dipperさんで解決できなければ
私などは到底無理な話でありまして、
仮にご相談をお受けしたところで
どういう方向に話が転がってしまうのか
全く予測不可能なのですが(笑)

3人寄れば……の格言通りといたしますか(^ ^)
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

こんにちは。実は今年最初のコメントでしょうか。

この「、」面白いです。
私は、実際の表示ではまず気づきそうもなく、
今回の記事内の反転板イメージでは気づきましたが、
まさしく「あら、間違い?」と思いましたw

──────────

ちょんびんさーん。
こちらでは あけましておめでとうございます!


>実は今年最初のコメントでしょうか
チェックしてみて初めて気付きました( ^艸^)
意外にそうだったのですね!


>今回の記事内の反転板イメージでは気づきました
あら、気付かれちゃいましたか(笑)。
このネタでは逆に、ちょっとした小細工は
見抜かれてしまうのかもしれませんね(^ ^;;)


>まさしく「あら、間違い?」と思いましたw
ホントに間違えてしまうこともあるんですけど(笑)。

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