方向幕考(77)
まずはコチラ、(1)方向幕 です。
この期に及んでは、方向幕がえらい懐かしい気もいたしますが、
[151]番の急行系統です。
方向を表すオレンジ色と、種別を表すオレンジ色という
同一色が左右に配置されているので、
3色(オレンジ・マゼンタ・ブラック)使われているにもかかわらず
そこまでカラフルな印象は持ちませんが、
鮮やかな感じには見えると思います。
続いてはコチラ、(2)単色LED です。
実写系サイトの画像を参考にして作ってみました。
「免許試験場」という文字の大きさが
一見難しそうにも見えますが、
この内容で最も難しい部分は
意外にも系統番号の上の種別部分。
縦幅が狭すぎるぅぅぅ〜っ!
急行はまだマシかもしれませんが、
“都市高”の再現にいつも悩まされています。
そしてコチラ、(3)マルチカラーLED です。
幕(1枚目ではない)の表記に似せてみましたが、
やはりLEDで3段ともなると、非常に見にくい。
天地方向の40ドットを 1段目(16ドット)、
2段目(16ドット)、3段目(8ドット)と分ければ……。
あ、16ドットの目安として、
ジェイR K州の813系列車などに設置されている
「次駅表示機」──あれは1字16ドットです。
だから、文字を表現するのに16ドットというのは
“理論上”は再現可能なんです。
ただ、終点地などを表す太字にすると、
字が若干つぶれた感じになってしまい、見えづらいわけです。
あとは、カラーでオレンジを表現するのがちと難しいですね。
フルカラーであれば大丈夫なのですが、
マルチカラーでは正確には色がない。
現在の、駅の電光表示などで使われているLED板は
2色(赤・緑)の光で4色(赤・緑・黄・黒)を表現しています。
ちなみに光の三原色は、赤と緑の2色に青を加えたもので
表現色は8色(青・赤・紫・緑・水色・黄・白・黒)になります。
ココでは、この光の三原色がLEDとして装着したならば、
という仮定で話を進めてきたわけですが、
光の三原色だけではオレンジ色がなかなか上手く表現できません。
なので、ホントに苦肉の策ですが、
赤の中に少しだけ黄色をまぶしました(笑)。
うん、オレンジに見えないな(^ ^;;)
ま、こんな感じでゆるーく進みますので、
次回以降も期待しないでお待ちくださいませ(^ ^)/
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