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お乗り換え〜♪

Kassy号〜♪の車窓から 2011

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2011年3月20日 (日)

(10)わかれ

地上・BSデジタル放送完全移行 2011年7月24日まで あと126日
地上およびBSのアナログテレビ放送は終了し、デジタル放送へ移行します。


【アヴァン・タイトル】

──天下取りの野望をあらわにした羽柴秀吉と
織田家への忠義を貫く柴田勝家がついに決戦の舞台へ。

数で圧倒する秀吉に対し、勝家は一歩も引かず。
戦は両軍にらみ合うこう着状態に。

これを見た岐阜城の織田信孝が、打倒秀吉を掲げ挙兵。
そのとき、秀吉が再び繰り出す奇策とは?

穏やかな暮らしを手にした
三姉妹と市のもとへ、再び落城の悪夢が──


夏を迎えるにあたり、市(37)は帯の整理をしています。

乳母・須磨の話によれば、市が15歳のころの帯らしく
単純に計算すれば22年前ということになりますね。

市は、初(14)の好みも江(11)の好みもお見通しで
茶々(15)も驚くほど、ピタピタと当ててみせます。
どれだけ娘たちのことを見てきたかということですね。

しかし、夫であり父である柴田勝家(62)は
今も羽柴秀吉(47)と対陣している最中でありまして、

のどかな母子の会話からは、
そんな状況をつい忘れてしまいそうなほど
落ち着いたのんびりした時間です。


勝家と秀吉がにらみ合いを続けてはやひと月。
秀吉はついに岐阜に向かって動き出します。

勝家としては、このチャンスをものにすれば
確実に突破口が開けるわけですが、
そこは秀吉、
そんな勝家の動きを予知した上で動いたわけです。

秀吉は岐阜からアッという間に戻ってきて
勝家軍に総攻撃を浴びせます。
まさかの秀吉軍に勝家軍は総崩れとなり、
態勢を立て直せぬまま北ノ庄へ。

力なく帰城した勝家を、市ら母娘は気丈に出迎えます。

勝家は今回の戦でいさぎよく敗北を認め、
城を枕に切腹するつもりです。

市は、そんな勝家の決意を聞いて
三姉妹が好むであろう帯を小さく切断し、
小さな袋を作ります。


北庄は秀吉の大軍に取り囲まれます。

城から見渡す限り、兵士たちが持つ松明でいっぱいです。
旗指物も馬印も見えます。
そんな城からの眺めから、茶々の脳裏には
小谷落城の折のすさまじい光景が甦ってきます。

江は義父と母の様子を探りに行きますが、途中で
石田三成(24)とぶつかって尻餅をついてしまいます。

ん、ん〜??
どこかで見たような展開……。
「何をしに参った?」「待て!」(by 江)
ほら、やっぱり(笑)。

でも「姫様! なりませぬ!」と止めに入ったヨシですが
“でしゃばるな”という意味で止めに入った……
のではなさそうです(^ ^;;)

石田三成は近江国石田村の出身で、
父の石田正継はかつて
浅井久政・長政に仕えていたそうです。

それだけに市に対して畏れ多く感じているようですが、
その割には市を凝視したり、堂々と近づいたり触ろうとしたり
KY人間なのか遠慮を知らないのか、よく分かりません。
分かるのは、今宵初登場ということぐらいです(笑)。

勝家は降参せず、城も明け渡しませんが、
市と娘たちは城から出すので
迎えをよこすように、とだけ伝えます。


翌日。
勝家は市と娘たちと、家族水入らずの時を過ごしますが
それもほんの束の間です。

家族の顔をよく見た勝家は、部屋を出て行って
城に詰める兵士や侍女たちと大宴会を催します。

その“よ〜いさ よいさ!”という歓声は
場外の秀吉軍兵士たちにも聞こえるほどでして
大軍に囲まれていることも忘れて
皆が狂ったように踊りまくりますが、

それもどこか寂しげに聞こえます。

市は三姉妹を前に、覚悟を伝えます。
「母は残る」

姫たちを頼むぞ、という
浅井長政の遺言を守ってここまで育ててきましたが、
その務めも、自らの戦も終わったと悟ったわけです。

市は三人が好む香を、
好む帯の小袋に入れてそれぞれ手渡します。


約束通り、秀吉からの迎えの使者が到着しました。

市はにっこりと微笑み、
茶々には長政からもらった懐剣を、初には元結いの帯を、
そして江には信長からもらった『天下布武』の印判を
それぞれ形見として手渡します。

「三人の中で姉も妹も持っているのはそなただけ」
市が初に贈った言葉に、珍しく納得。
φ(. . )カキカキ

「江と過ごした時が、いちばん短かったな」
市が江に贈った言葉に、これまた珍しく納得。
φ(. . )カキカキ

今日のことばは、宝箱のように感じました。

しかし、それはそれとして
市も連れて戻るように厳命されている三成は
市が城に残られては困るわけです。

手を掴んででも連れ帰るつもりですが、
市は今まで抑えてきた自らのブランド力を
ここでようやく発揮します。

 下がりおれ!
 そなた、誰に向かってものを申しておる!
 そなたの父が主君・浅井長政の妻、市であるぞ!
 秀吉の主・織田信長が妹である!

う〜ん、小気味いい(^ ^)
時代が違えば、市が印籠を持って
諸国漫遊をしていたかもしれません。

迎えにきた兵たちに腕を掴まれて
三人の娘たちは連れて行かれますが、
三人の願いは、訴えというよりも
叫びにも悲鳴にも聞こえます。

母は、微笑んでいました。
仏のように。

閉まる城門に阻まれて、
お互いの姿が見えなくなります。

門が閉まるや、
何かしら緊張の糸がプツンと切れたようで
その場で崩れ落ちる市です。

夏の夜の 夢路はかなき
 後の名を
  雲井にあげよ 山ほととぎす

さらぬだに うちぬる程も
 夏の夜の
  別れを誘ふ ほととぎすかな


三人は一人ひとりが籠に乗せられて
秀吉の元に送られます。

城の門を出たとき、
兵士の“火が上がったぞーッ”という声に
驚いて 籠を飛び出して見てみれば、
天守が爆発して炎が吹き上げています。

大声で母を呼びますが、
その声はもう、届きません。

なす術もなく、力なく座り込む三人は
お互いを抱き合って号泣しています。

──────────

天正11(1583)年4月24日、
賤ヶ岳の戦いで秀吉に敗れた柴田勝家が
越前北ノ庄城にてお市とともに自害。

慶長20(1615)年5月8日、
大阪夏の陣で敗れ、豊臣家が滅亡するまで

あと32年1ヶ月──。

(『春日局』では「(5)忍ぶ宿」付近)


原作・脚本:田渕 久美子
脚本協力:田渕 高志
音楽:吉俣 良
題字:菊池 錦子
──────────
[出演]
上野 樹里 (江)
宮沢 りえ (茶々)
水川 あさみ (初)

鈴木 保奈美 (市・語り)
時任 三郎 (浅井長政(回想))
──────────
萩原 聖人 (石田三成)
左 時枝 (須磨)
山田 純大 (佐久間盛政)
苅谷 俊介 (本多忠勝)
柴 俊夫 (黒田官兵衛)
──────────
大地 康雄 (柴田勝家)
岸谷 五朗 (羽柴秀吉)
北大路 欣也 (徳川家康)
──────────
制作統括:屋敷 陽太郎・櫻井 賢
ブロデューサー:大杉 太郎
演出:野田 雄介


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『江 〜姫たちの戦国〜』
第11回「猿の人質」

アナログ総合・デジタル総合:午後8時〜
デジタルハイビジョン:午後6時〜
衛星第二テレビ:午後10時15分〜 ←放送時間が変更になっています!

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