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Kassy号〜♪の車窓から 2011

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2011年4月22日 (金)

プレイバック功名が辻・(10)戦場に消えた夫

地上・BSデジタル放送完全移行 2011年7月24日まで あと93日
地上およびBSのアナログテレビ放送は終了し、デジタル放送へ移行します。


山内一豊は「京で……女子を抱いた」と千代に手をつきます。

あまりのショックに、千代は一豊を質問攻めにしますが
それに一豊が一つ一つ誠実に答えれば答えるほど
事情を細かく話せば話すほど、話が明後日の方角へ。

「わしは好色漢じゃ!(-_-;)」
「いやでござります好色漢なんて!(T^T)」

「許せッ m(_ _)m」
「小りんなんて……おかしな名前ェ!(T△T)」

小りんとのことを千代に話してしまった一豊を
五藤吉兵衛と祖父江新右衛門はあきれ果て、
さんざんに責め立てます。


一方、千代はこういう時はどうすればいいかを寧々に相談します。

寧々は夫の浮気を「捨ておきなされ」と言います。
殿(しんがり)として命からがら逃げ帰った重責から解き放たれれば
男としては羽目を外したくなるもので、
夫の命があっただけでも良いと思わなければバチが当たると。

それでも分からない千代を、寧々は突き放します。
「では、お里の不破家へお帰りなされ」


夕方、家へ戻った一豊らを
千代は素っ気ない態度で接します。

吉兵衛はかなり気を使って
一豊の評判話で千代を喜ばせようとしますが
全くと言っていいほど反応しません。
千代の料理の腕を褒めますが、それもダメです。

翌朝、膨れっ面の千代は不破へ戻ります。
一豊の元には、一通の文が残されていました。

──御いとまたまはりたく候  千代


「そのようなささいなことで、戻ってくるではない!」
養父・不破市之丞は、千代を叱ります。

夫の浮気は一大事ですのに と千代は言いますが、
市之丞の言う一大事とは、浮気ごとにいちいち妻が実家に帰り
それによって心を乱された夫が戦場で命を失うことにあります。

それよりも、加増されたことで家臣を増やす必要がありますが
そのポイントを千代に教えます。
力の強い者、足の速い者、知恵の回る者、物覚えのよい者、
銭勘定のできる者、正直者などなど取り柄のある者を集める……。

しかし「正直者も度が過ぎれば罪でござります」と
千代はズバリ指摘してはいますが、
恐らくは一豊のことを言っているのでしょう(^ ^;;)

市之丞は千代に、とにかく明日戻れと言い聞かせます。

養母のきぬは、一豊のことが憎いと思うのなら
実家に戻ってきなさいとポンと背中を押してあげます。


千代が不在の間、
新右衛門の娘たちが変わって台所に立ってくれています。

一豊は千代を連れ戻そうと不破家へ向かおうとしますが、
それを新右衛門が留めます。

新右衛門の娘たちも
一豊が浮気したらしいとうすうす気づいているようで、
千代だ、小りんだ、間者だとクヨクヨする一豊を見ては
クスクスと笑っています。

陣ぶれが聞こえ
千代は不破家から馬で急いで戻ってきますが、
すでに戦に行ったあとでした。


元亀元(1570)年6月27日。
浅井長政は小谷城を出発、姉川へ打って出ます。
河を挟んで北側の浅井・朝倉軍と南側の織田・徳川軍。
地形的には浅井・朝倉軍が有利ではあります。

三河からはるばる救援に来た徳川家康は
織田信長に後詰め(予備軍)を命じられますが、
それでは不服と朝倉軍への受け持ちに配置換えになります。

それを見た羽柴秀吉は悔しがります。
「お屋形様は最初から徳川殿を朝倉に当てるつもりじゃったな」
秀吉軍は3番隊、功名からはちと遠い軍隊です。

一豊は千代への申し訳なさを吹っ切るように
姉川へ飛び込んでいきますが、
銃声に驚いた馬が川の途中で急に立ち止まり、
騎乗の一豊がバランスを崩して川の中へ転落──。

重たい鎧をまとっていれば、
水の中に落ちれば沈むだけです。

浅井軍は予想以上に強く、織田の2番隊3番隊にまで迫り
本陣へ攻めかかる勢いです。
それを逆転させたのは、浅井軍の脇腹を突いた家康でした。

無数の屍が浮かぶ川で、
吉兵衛と新右衛門は一豊を探します。
しかしそれらしい姿は見つからず。


岐阜へ戻った織田軍を迎えに出る千代ですが、
一豊の姿がありません。

戦の状況を茂助と一氏に詳しく聞く最中、
吉兵衛らも山内家へ戻ってきますが、
ふたりのお守りの布切れを見つけただけでした。

「それだけでは……まだ分かりませぬぞ!」
吉兵衛は千代を懸命に励まします。

いつもならこのお守りを一豊の手首に結ぶのに
今回は結んであげることができませんでした。

「バチが当たる」という寧々の言葉、
「そのようなささいなこと」という市之丞の言葉、
その意味が分かった気がしますが、時は既に遅かったわけです。

千代は毎晩泣いて過ごします。


数日後。
秀吉の提案で、一豊の弔いをすることにしました。

そのあっけない判断に、吉兵衛や新右衛門
そして茂助までが反発しますが、
千代は、ただ黙ってそれを受け入れます。

千代は自分を責め続け、
法秀を前にして、髪を下ろすと言い出します。
今回の過ちを一豊に詫びながら、生きていこうというのです。

もし憎むとしたら、それは戦の世。
一豊の命を奪った戦を、乱世を憎む……。
法秀は、ただただ黙って千代を抱きしめます。


山内家に戻った千代は、力なく座っています。

吉兵衛と新右衛門、
ふたりの胸に去来するものは何だったのか。

まだ信長に仕える前、
仕官先を求めて諸国を放浪している3人が
不遇にもめげず、明日を目指していました。

新右衛門は脇差しを手に、吉兵衛は丸三葉柏紋を手にして
そんなことを振り返っています。

外はいつの間にか、土砂降りになっています。

千代、わしは決して死なぬ。
千代、千代──。

そんな一豊の言葉が千代の胸を貫きます。

その言葉に呼び寄せられるように、
雨の中を駆け出していく千代。

幻聴?

いえ。
吉兵衛にも、新右衛門にも、
その声は確かに届いていました。

皆が夢中になって、
雨の中を声のする方へ駆けていきます。

「命、拾うたぞ……」

──────────

元亀元(1570)年6月27日、
姉川の戦いで、織田徳川軍と浅井朝倉軍が激突する。

慶長5(1600)年11月、
山内一豊が土佐20万石を有する大名になるまで

あと30年5ヶ月──。


原作:司馬 遼太郎「功名が辻」
脚本:大石 静
音楽:小六 禮次郎
題字:だん きょうこ
語り:三宅 民夫 アナウンサー
──────────
[出演]
仲間 由紀恵 (千代)
上川 隆也 (山内一豊)

武田 鉄矢 (五藤吉兵衛)
前田 吟 (祖父江新右衛門)
石倉 三郎 (前野将右衛門)
生瀬 勝久 (堀尾茂助)
田村 淳 (中村一氏)
──────────
大地 真央 (市)

榎木 孝明 (浅井長政)
山本 圭 (浅井久政)

多岐川 裕美 (きぬ)
──────────
津川 雅彦 (不破市之丞)

西田 敏行 (徳川家康)
──────────
浅野 ゆう子 (寧々)

柄本 明 (木下藤吉郎秀吉)

佐久間 良子 (法秀尼)

舘 ひろし (織田信長)
──────────
制作統括:大加 章雅
演出:加藤 拓

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