細かすぎて伝わらないバスネタ選手権(25)
一口に「ラッシュ」といっても
いろいろな意味合いでのラッシュがあります。
比較的お客さんの数が集中しやすいラッシュ、
全6バース(のりば)全てがバスで埋まるラッシュ、
1つののりばからたくさんのバスが集中して発車するラッシュ、
などなど。
その中でも、最後にご紹介した
「1つののりばからたくさんのバスが集中して発車するラッシュ」
を簡単に取り上げてみたいと思います。
2011年4月現在で言ったら……、
21:40 K知
21:40 K本(スーパーノンストップ)
21:50 M江
21:50 O山
という、6のりばの21:40〜21:50が該当するでしょうか。
ダイヤ改正で時間が変われば、
おのずと出発するバスの集中時間帯というのも
変わってくるわけですが、
Kassyがバスセンターにいた頃のラッシュは
5・6のりばの21:00〜21:10でした。
[5] 21:00 N古屋
[5] 21:00 K児島(ノンストップ・最終)
[6] 21:00 K本(ノンストップ)
[5] 21:05 O阪(高速)
[5] 21:10 M崎(スーパーフェニックス・最終)
[6] 21:10 N良
ちなみに、21:00発のN古屋ゆき「Dんたく」号は
大M田地区発の「G海」号と併合する前のもので、
北K州地区を経由しない直行便です。
ということは、21:05発のO阪ゆき「Mーンライト」号も
「Kょうと」号と併合してK都駅へ延伸する前のものであり、
22:45発の北K州地区を経由しない直行便に対しての
(高速)という意味合いです。
同時発車が5のりばの21:00発と21:10発でありまして、
こういったラッシュ時間帯をさばくには、
バスが発車したらすぐに次のバスを入線させる、に限りますね。
これは、閑散期であっても大変は大変なんですけど
まぁ……幾分かはマシという次元のお話でして、
それぞれ複数台の続行便が乱発される
お盆や正月などといった繁忙期は
もうのりばがゴチャゴチャするのもいいところであります(^ ^;;)
だから、のりばの係員は
誤乗なくスムーズにバスを出発させるために
「前もって」「状況に応じて」の
スピーディな案内が要求されるんですね。
余談ながら、夏休みのお盆前後の期間に
T島への臨時夜行バスが運行されたときのお話ですが、
T神の発車時刻は21:55に設定されまして、
「のりばをどうする?」と助役氏に聞かれました。
T島という場所柄、出発番線は6のりばなのですが、
6のりばでは21:50発でM江ゆき・
22:00発でK本ゆき(各停・最終)があり、
ゴチャゴチャのラッシュ時間帯を経験している以上
「5のりばだとありがたいです」とお答えして、
結局は5のりば出発にしていただけたこともありますv(^ ^)v
5のりばは、21:30発のK都ゆきを出したら
22:45発のO阪ゆき(ノンストップ)までずーっと空きなのです。
助役氏がKassyの意見を取り入れてくれた、というよりも
おそらくは誰に聞いても同じ答えだったのでしょう(笑)。
[5] 21:00 N古屋……3台運行
[5] 21:00 K児島……2台運行
[6] 21:00 K本
[5] 21:05 O阪………4台運行
[5] 21:10 M崎………2台運行
[6] 21:10 N良
↑こういった状況が繁忙期には散見されましたが、
(いやホントに)
のりば別に見れば、21:00〜21:10の10分間に
5のりばから11台、6のりばから2台の計算で、
そう考えればかなり不可能な気もしますが、
「5・6のりば」という2つののりばで
13台をさばくと考えれば、できそうな数字ではあります。
でもそうなると、のりば変更の車両も出てくるわけです。
同時発車の場合の、H多駅→【T神】→各地 という
「ココが始発地ではないバス」よりも
【T神】→H多駅→各地 という「ココが始発地のバス」に
定時発車の優先権を与えていたり、
続行便が運行される場合の、1号車だけは
正規のりばから出発させるということにしたり、
恐らくは、こういったことは
今でも変わらない暗黙のルールがあると思いますが、
1号車だけは正規のりばから、ということは
逆に言えば2号車以降は、その時の状況に応じて
のりばを変更する場合も多々あります。
「その時の状況」とは、例えば
H多駅始発のバスがT神にやってくるまでの間で
車両渋滞などでT神到着が遅れたりする場合ですね。
だから、2号車以降が出発するのりばは
「その時になってみないと分からない」ので、
事前には決めようがないわけです。
キザに言ってしまえば「筋書きのないドラマ」でしょうか(笑)。
そういう、臨機応変に
かつスムーズにバスを出発させるためには
ご乗車のお客さまには早めにご案内を入れて
のりばになるだけ早めに集まっていただき、
号車ごとにできるだけ固まってお待ちいただいて、
(続行便が多ければ1〜2列に並んでいただくのが理想的)
行先・号車番号を確認する目的で乗車券を手にしていただいて
バスをお待ちいただくと、突然ののりば変更であっても混乱なく
スムーズにご乗車いただける、というわけです。
おまけに、21:00発のK児島ゆきと21:10発のM崎ゆきは
昼行便の最終でありまして、これまたかなり気を遣います。
乗り遅れると、(夜行便以外は)バスがもうないわけですからね。
さらに言えば、
バスセンターののりばはこの5〜6のりばだけではなく
他ののりばからもバスが出発していくので、
こののりばだけに気をとられていてもいけませんし(笑)。
それだけに、多数の続行便を次々と出していく様子は、
端から見ていますとなかなか壮観ですよ♪
そういったことができるのは
のりば係員と乗務員さんの連携が成せるワザですが、
何より「整列乗車」という
お客さまからいただくご協力が実は一番大きいんです。
改めまして、お客さまのご協力に感謝しますm(_ _)m
余談ながら、乗務員さんとの連携がとれないと
まだ入線させる予定のないバスに、のりばが空いたからと
スッと入ってしまわれますからね(笑)。
ま、そんな場合でも容赦なくバックして
待機場へ戻ってもらっていましたけど(笑)。
だってイス取りゲームじゃないんだから(^ ^;;)┓
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コメント
どうもこんばんは。
BCで働く人は大変ですねぇ・・・。自分が見る限り、よくさばいてると思いますよ。BCで文句を言う人や、混乱している状況はあまり見ませんよねぇ。
たまたまかもしてませんが。
今夜はこの辺で失礼します。
──────────
M:Iさーん。こんにちは!
今日もコメントありがとうございまーす。
>混乱している状況はあまり見ません
いや、混乱するときは混乱すると思います(^ ^)
係員同士のチームワークが大切ではありますが、
でもやっぱりお客さんのご協力あって
物事が上手い具合に好転していくわけで、
そのあたりはやっぱり感謝申し上げねばですね。
m(_ _)m
投稿: ★M:I | 2011年4月19日 (火) 23:20