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お乗り換え〜♪

Kassy号〜♪の車窓から 2011

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2011年4月18日 (月)

3年B組金八先生・ファイナル〜“最後の贈る言葉”(3/8)

地上・BSデジタル放送完全移行 2011年7月24日まで あと97日
地上およびBSのアナログテレビ放送は終了し、デジタル放送へ移行します。


坂本金八の娘・坂本乙女の結婚披露宴会場。
駆け足で階段を下りてゆく校長と北副校長を
二人を追って出て来た金八は呼び止めます。

花嫁の父である金八のことを最大限に考慮して
初めこそオブラートに包んで隠し通そうとする二人ですが、
そんなことで納得する金八ではありません。
北副校長は、学校の3Bの教室でボヤがあったとついに白状。

──────────

居ても立ってもいられない金八は、
消防車や警察官が行き交う桜中学へ。
水浸しの廊下を3Bの教室へ向かうと、
教室では警察による現場検証の真っ最中です。

窓際後方の掃除道具入れあたりがひどく焼けこげ、
あまりの惨状に言葉を失う金八。

その直後、金八は
グラウンドの片隅に立っている景浦の姿を見つけます。
ニヤリと笑ったような気がして、
金八は景浦と話をしようと荒川の土手まで追ってきます。

金八が追って来たことで、景浦は放火事件に関して
自分が疑われているんだろうと認識していますが、
そうでなくとも、景浦とじっくり話し合える機会を持ちたいと
金八は前々から考えていて追って来たわけです。

「結婚式、いいの?」
時々、景浦は相手を気遣う言葉をかけてくれます。

根は悪い子じゃないんだと信じながら、さてどうしたものかと
金八は複雑な面持ちで景浦の後ろ姿を見つめています。


翌日。

登校して来た3Bの生徒に
放火事件のことについて一通り説明をします。
しかしクラスの女の子たちの話題は、
むしろそんなことよりも、乙女の結婚式に集中。

「お嬢さんの結婚式はどうだったの?」やら
「ウェディングドレス? 打ち掛け?」やら興味津々。

「やっぱ先生 泣いたの〜?」という
金八をからかうセリフはお約束です(笑)。

でも金八の素晴らしいところは、生徒のどんな変化球の質問でも
しっかりと答えるところでしょうか。
答えられないならそれなりに「ノーコメントで〜す」と
おちゃらけではありますが、きちんと返答しますからね。

Kassyが先生という仕事に就いていた時も
生徒からのどんな質問もなるだけ答えるようにしていましたが、
やはりお年頃な生徒からの鋭い質問には、
言葉に詰まってしまい、まれに答えきれない時もあるものです。


金八が学校から帰宅すると、部屋には誰もいません。
妻の里美が逝き、長男の幸作が独立して群馬県へ、
そして長女の乙女が結婚です。

そんな金八を訪ねて来たのは、田沢悦子先生です。

田沢先生とは金八が桜中学に赴任した時に勤務していた美術科教諭で、
金八にとって表向きは教職という同僚、
しかし気持ちの上ではマドンナ? であります。
すでに教員という職は辞していて、現在はアーティストとして
展覧会などを精力的に開き、活躍しています。

乙女の結婚式当日は神戸で個展を開いていて披露宴を欠席したため、
その代わりに今日のお宅訪問となったわけです。

そこへ今度は、鈴木康二郎(シリーズ7)が
大きな箱を持ってやって来ました。
同級生の丸山しゅうが野菜作りに勤しんでいるそうで、
採れたての野菜を代わりに持って来てくれたのです。

先客がいることを鋭く感じ取った康二郎は、
マドンナ・田沢先生との2人きりの空間を壊したくない金八が
口では優しく「うん? ちょっと上がるか?」と言いつつも、
目では“断れよ”と康二郎を脅している空気を察して
「帰るよ」と言ってあげています(^ ^;;)

同梱されていた手紙によると、
しゅうは野菜作りを初めて3年目となり
今年からは無農薬野菜にチャレンジしていて、
しかも今度、ドラッグの恐ろしさについて
中学生相手に講演をすることになったとのことです。

しゅう自身、中学生でありながら
覚せい剤に手を出してしまったわけですが、
当時はドラッグを甘く捉えていたところがあって、
1回でやめられると思っていたのですが、なかなか抜け出せず。

それでもドラッグをやめようと、
ベッドに縛り付けるなど悪戦苦闘していました。
教室内でも、手を付けられないほどに暴れ、のたうち回りました。

「ぼく、生きたい」
そんなしゅうを、金八はしっかりと抱きしめてくれました。

そんな経験話を中学生たちに話して、
自分が体験したような苦しみを味わう子が
一人でも少なくなるよう頑張りたい、と手紙は結んであります。


田沢先生の提案で、しゅうが送ってくれた野菜を使って
夕ごはん(鍋)を作ることになりました。
グツグツという音が、いかにも食欲をそそります。

手料理ということもあり、金八はちょっと舞い上がっていたか
「すきま風がピューッと吹き込む心がホッと暖まるような」と
国語科らしい、詩人らしい表現で田沢先生を喜ばせています。

田沢先生も、金八と出会った当時は寿退職が夢で
旦那さんに手料理を振る舞い、二人でいただくという生活に
淡い憧れを抱いていた時もあったそうです。

これらは初めて聞く話で、金八は終始驚きっぱなしです(^ ^)

宴のあと──。
田沢先生を堀切駅まで送って行くことになりました。

「あの頃の坂本先生、いつも前向きでカッコ良かった……」
田沢先生は当時をこう振り返っていますが、
いや、これは田沢先生だけが思ったことではありますまい。

君塚校長はじめ、先生方や教え子たちが金八をそう評価していたからこそ
卒業・退職しても金八を頼って集まってくるわけです。
いわば、財産ですな。

今夜のことで、ほんのちょっとだけ
田沢先生との距離も縮まったような気がします。
最後に一言声をかけようとしますが、タイミング悪く電車が来て
田沢先生は走って行ってしまいました。

見送った後、金八はこの嬉しさを
年甲斐もなくスキップで表して家路へ急ぎます。

しかし、金八にとってホントに運の悪いことに、
諏訪部裕美・江藤清花・田口彩華・金井亮子(いずれもシリーズ8)に
そんなスキップるんるんの現場を目撃されてしまいます。

「かなりイッちゃってるよ……ヤバいよ絶対にぃ」
相変わらず金八は言われたい放題です(^ ^;;)


理科室では、3Bの生徒が香坂先生の講義を受けています。

電気の安全性を確かめる実験と称して、
以前自分に“死ね”と落書きした宮崎和志を指名して
体内に電流を流す実験を敢行しようとします。
電流を流すと言っても当然微量のものなのですが、
和志は「怖いです……できません」と脅えてしまっています。

香坂先生としては、評定に不満を持つ和志に
理科ができるところを見せてもらおうと思っているわけで、
ほら、と和志の腕を強引に掴もうとした瞬間、
香坂先生との間に割って入ったのは、景浦です。

景浦は香坂先生に殴る蹴るの暴力を──。

茜に助けを求められて金八は景浦を止めますが、
もうこれはどうしようもありません。
傷害事件だと、校長はすぐさま警察に連絡。

金八は「待ってください!」と校長を止めようとしますが、
途端に心臓を抑えて座り込んでしまいます。


……何時間経ったでしょうか。


金八は学校で軽い狭心症の発作を起こし
救急車で運ばれて、病院のベッドの上で横になっていました。

付き添ってくれた本田先生が
10日ほどで退院できるであろうこと、
乙女と幸作にはすでに連絡を入れたことを伝えますが、
金八の一番の気がかりは景浦です。

本田先生の困惑した表情に、すべてを悟った金八でした。


<つづく>

(次回は4月26日にお届けの予定です)

──────────

【金八先生のふるさと】

田沢悦子先生(名取裕子さん)と久しぶりの再会を果たし、
思い出話に花を咲かせた坂本金八。
無情にも別れの時が迫っていて、
金八は田沢先生を見送りに駅へ向かいます。

ドラマ「3年B組金八先生」において、
「駅」といえば、言わずもがな堀切駅のことです。

Kc2907
(写真は平成8年3月のものです)

こういった、人を見送る際に登場する駅ですが
一番印象深いのは、やはり受験日当日に
生徒たちがめいめい出陣していく時でしょうか。

堀切駅とは東武鉄道伊勢崎線の途中駅で、
東京北東部に位置するターミナル駅・北千住駅から
浅草方面へ2駅進んだところに位置します。

駅のすぐ南側を走る首都高速6号線(向島線)で
荒川を渡ってすぐのところにあるのが
「堀切ジャンクション」であることからもお分かりの通り、
堀切は、そもそも荒川を隔てた対岸の葛飾区内にある地名です。


北千住駅から次の牛田駅へは向かって左へほぼ直角にカーブし
牛田駅から堀切駅へは右へほぼ直角にカーブしているので、
駅間距離はそれぞれ1.1km、0.7km離れているものの
直線距離ではそこまで離れている印象ではありません。

駅の平均乗車人員(降車客含まず・いずれも2008年度調査)も
北千住駅の755,838人、牛田駅の11.433人に比べれば
ドンと下がって1,600人。

ドラマの撮影では、写真のような
西側改札口(北千住駅方面)がメインで使われていますが、
線路を隔てた反対側には東側改札口(浅草駅方面)があり
これら上下線ホームの連絡橋はないため、

この駅から東武電鉄を利用するお客さんでも
通過する改札口は東西で分散してしまうわけで、
お客さんの数もより少なく感じるかもしれません。

その分、23区内にありながらのどかな感じもあって
のほほ〜んと過ごすにはいいムードの駅前ですよ。
(ベンチとかコンビニとかはありませんけど(笑))


Kassyが訪問した平成8年の春は
ちょうどシリーズ4が完結した時なのですが、
そのシリーズ4の第1回で、
シリーズ1「15歳の母」で登場した宮沢 保・雪乃夫妻の子、
宮沢 歩をバス停で待つシーンがありました。

さらにエンディングでは、亡くなった里美の
「お父ちゃん!」という天の声が金八に聞こえて
夜の道を闇に向かって駆け出すシーンも。

あの道は、荒川と この東武伊勢崎線の間を走る直線の道で
この堀切駅の線路を渡った反対側にあります。
Kassyも金八を真似て駆け出してみようかと思ったのですが、
意外に交通量が多くて断念しました(笑)。

ちなみにバスが行き交うシーンがありましたが、
実際にはこの道をバスは通っていません(←当時)。


先ほど触れたように、
受験時にはみんなこの駅から受験校へ旅立っていきますが、

イジワルで言えば、住む場所によっては牛田駅や
道路を挟んで牛田駅の向かい側にある京成関屋駅から
受験に向かった方がよさそうな生徒もいるであろうに、
みんなこの駅を利用するということは、

「3年B組金八先生」の撮影地となった
足立区立第二中学校のすぐ隣に駅がある関係を考えて、
金八の「駅で待ってるぞ!」という一言で
みんな最寄り駅が別にありながらも、金八の顔見たさに
わざわざ堀切駅から乗車しているとも解釈できます。

まぁ、なんて先生思いなの(^ ^)

ちなみに、舞台地が松ヶ崎中学校となった
シリーズ3やスペシャル7・8でも
生徒たちはこの駅から受験に向かっていきました。

意外に桜中学と松ヶ崎中学はご近所なんですかね(笑)。

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