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2011年5月24日 (火)

3年B組金八先生・ファイナル〜“最後の贈る言葉”(7/8)

地上・BSデジタル放送完全移行 2011年7月24日まで あと61日
地上およびBSのアナログテレビ放送は終了し、デジタル放送へ移行します。


自習中の3年B組へ 坂本金八が教室に行ってみると、
教室には景浦と碧だけがいます。
他のクラスメートは理科室に行っているようです。

金八が理科室へ向かった直後、碧は不安気に景浦を見ますが
景浦は何も言わず、黙って床を見つめています。

「何で自分たちの教室で、3Bの教室で勉強しないんだい?」
理科室へ行った金八は、生徒たちに問いかけますが
景浦が一緒だと怖くて勉強に集中できず、受験に差し障ると答えます。

──────────

景浦が学校に来るだけで迷惑であり、彼一人のために
自分たちが迷惑を被るのは変だと考えているのです。
景浦と同じ学校というだけで、
自分たちも不良に思われて受験が不利になる──。

確かに何を考えているか分からないし、怖い部分はあるけれど
景浦だけが一方的に悪いというのも
おかしいと考えているクラスメートも少数ながらいます。

金八は、いつもの調子で言葉を選びながら生徒たちを諭します。

景浦は今、彼なりに反省をしながらいつも学校に残って勉強し、
坂本家での共同生活でも分担した家事をやろうとしているのです。
景浦にはたくさん反省すべき点があるものの、
今本当に生まれ変わろうと頑張っているのかもしれません。

人間だから、1回や2回ぐらい失敗することだってあります。
たかが1回失敗したからといってつまはじきにされるのは
少しおかしな話ではないのでしょうか。

バスに仮に怖い人が乗っていたら、怖いからと降りることもできます。
しかし生徒が今から出て行く社会という空間からは
残念ながら降りることはできません。

社会には、嫌いな人や考えが合わない人、
価値観の違う人に必ず出会っていきます。
そんな時に社会からいちいち降りていられないわけです。

どんな人に出会っても、まず話し合うことから始められる
そういう人が「学力の高い」人。
その一方で、3Bが景浦に対して持っている考えというのは
排除する方も排除される方も決して幸せにはならない
実に「学力の低い」考え方なわけです。

だから相手の人をどう理解するか。
それを勉強するのが学校だと金八は言います。

「社会を乱す悪は、歴史の中でも追放されたり処刑されたりしています」
生徒がそう反論すると、金八は一息置いて更に言葉を続けます。
(以降、金八先生のセリフをそのまま書き起こしています)

 ──悪ですか……悪ね。
 今「悪」という言葉が出ました。
 はい、席につきなさい、席につきなさい。
 座ってください。

 じゃあ「悪」について考えてみようね。
 皆さん方に聞きます。

 『景浦裕也は、悪ですか』

 はい、純一。
 和志に聞く。
 『景浦裕也は、悪ですか』

 答えなさい。
 『景浦裕也は、悪ですか』

 クラスメートが理科の実験で恐ろしい目に遭おうとしている。
 そのことをやめさせようとした、その『景浦は悪ですか』!
 みなさん。

 ……そりゃもちろん、“教師に暴力を振るう”、
 許されることではありません。

 でもな、言っておくが、
 なぜ暴力を振るったかに関しては全員口をつぐんで、
 その理由を一切言わない。
 そのクラスメートが逮捕されたのに、
 学校に来れば全員でつまはじきする。

 オレから言わせりゃね、オレから言わせりゃね、
 君たちのほうが……悪ですよ!

 これは、3年B組の先輩にも聞いたことです。
 みんなで考えましょう、ね。

 「悪」は、どこにありますか。
 「悪」は、どこにありますか?
 警察にありますか、「悪」は?
 学校にありますか?
 路地裏のゲームセンターにありますか?

 違う!
 「悪」はそんなとこにない!

 「悪」はどこにあるか?
 皆さん方の、心の中に「悪」はあるんです。

 他人の悪を もし批判すると言うならば、
 自分の悪をしっかり見つめ認識しなさい!
 それが、「悪」を批判するということです!

 かつて、3年B組の教え子の中には
 たくさん問題を抱える生徒がおりました。

 15歳で妊娠し、出産した生徒もおりました。

 腐ったミカンというレッテルを貼られ、
 荒れに荒れている生徒もおりました。

 陰湿にも、影でクラスメートをいじめ
 いじめ抜いて、ついには
 母親を刃物で刺した生徒もおりました。

 また、性同一性障害という運命を背負い、
 男と女の線上で懸命に苦しむ生徒もおりました。

 暗い家庭環境から覚せい剤に手を出し、
 逮捕された生徒もおりました。

 それは、事実です。

 でもね皆さん、聞いてください。
 その時にね、3Bの教室から逃げ出した生徒は
 一人もおりませんでしたよ!

 みんなです、君たち3Bの先輩みんな、
 一人も逃げ出さずその生徒を庇い、
 そして……一緒に卒業してくれました──。

『景浦裕也を3Bに受け入れ、一緒に卒業してください』
そんな彼らに金八は、涙を浮かべながらこの提案をし、
頭を下げて黙って3Bの教室に戻ります。

先ほどまで、たかだか“高校受験生”の
高身分(と少なくとも彼らは思っている)を振りかざして
ワガママ勝手のし放題言い放題だった3Bの生徒たちは
すっかり意気消沈。

そのうち、少しの間があって
碧や茜ら女の子たちからポツポツと教室へ戻る生徒が出てきて、
最終的には全員がとぼとぼと教室に戻っていきます。

金八の、3Bに対する授業を
景浦は理科室の外で聞いていました。

3B全員が景浦一人のことを考えていた時に
景浦は3B全員のことを考えていたのでしょう。
景浦が出会ってきた、3Bの先輩たちが言った言葉が
今ようやく分かりかけたような気がします。

そして、景浦の心に届く何かがありました。

夜。
会議で遅くなったらしく、金八が大急ぎで帰宅します。
「弁当買ってきたからさぁ」とリビングに向かって声をかけますが、
テーブルの上には、景浦が金八のためにこしらえた
夕ごはんが準備されています。

景浦にしては、とてもとても大きな成長です。

景浦が使っている2Fの部屋の前まで行くと、
中から国語の教科書を朗読する景浦の声が聞こえてきます。

──お父さんにもお母さんにも、すっぱい苦労が増えた。
  苦労は今は、お前にあげられない。
  お前にあげたいものは、香りのよい健康と
  勝ち取るに難しく育むに難しい自分を愛する心だ──

金八は、声をかけずにそっと階下に降りていきます。

その日以降、3Bは全員で手分けして
景浦に自主的に勉強を教えるようになりました。

ただ、いきなりいろいろと詰め込みすぎても
景浦は理解不能に陥りますので、
何度も何度も丁寧に、手取り足取り教えてあげます。

そんな3Bの様子を、そっと窺う香坂先生は
景浦のためにヤマかけプリントを作ってきてくれました。
金八は、香坂先生の背中に深々と頭を下げます。


平成23年度・東京都立緑山高等学校合格者発表──。

金八は景浦と一緒に合格発表を見に来たのですが、
景浦だけ校内に立ち入らせ、番号を確認させます。
金八は校門のところでソワソワ(^ ^;;)

景浦が戻ってきました。

景浦は口を真一文字につぐんで、
スタスタと歩いていってしまいます。
そのまま真っすぐに3Bの教室に向かった二人。
景浦を促し、クラスメートの前で結果報告させます。

「緑山高校の二次試験に合格した」

みんな手を叩いて大喜びです。
おめでとう! おめでとう!! とあちこちから声が上がります。

景浦は落ち着いた表情で、クラスメートたちに
合格に際してのお礼と、今まで迷惑をかけてきたことを謝罪します。
でも、3Bの面々は一様にホッとした表情で
許してくれているようです。

いつまでも、いつまでも拍手が鳴り止まない教室です。

職員室では、景浦の都立高校合格について
金八から鹿島田校長をはじめ
景浦に協力を惜しまなかった先生方へ報告をします。

「景浦はもう大丈夫です!」

金八は、景浦の進路面でも心理面でも太鼓判を押し
“卒業式まで一緒に暮らす”という条件を緩和させて
景浦を家庭に帰すことを提案します。
校長ももはや異論はありません。

ちなみに、3Bの教室の一部を焼いたあの失火ですが
放火犯が捕まったとの知らせも飛び込んできました。


卒業式当日。
金八は里美の遺影に向かって声をかけます。

今までも、卒業式で生徒を送り出す時には
いろいろ語りかけていたのでしょうが、
今回は意味合いが異なります。

そう、金八自身も定年退職であります。

もし里美が生きていたら、
定年を迎える金八に何と声をかけてあげていたのでしょう。

「行ってきます!」

最後の3年B組である君たちもまた、素晴らしい生徒でした──。
3Bの教室で、金八は生徒たちに最後の言葉を贈ります。

このまま終わればいいムードだったのですが、
茜は「ハッチーと離れるのヤダ……」と
最後の最後で泣き出してしまいます。

女の子たちからは茜のことをどうするのかと問いつめられ、
今まで茜から何回もアプローチがあったのに
それに答えようとしなかった金八の無責任さ? を追及されますが、
金八としてはどうしようもありません(笑)。

 この1年、先生のことずっと助けてくれて、本当にありがとな。
 君は優しい子です。
 先生は優しい子が大好きです。
 だけどね、君にはね、先生なんかよりもずっと若くて元気なね、
 健康な若者が必ず君に恋をしますから、
 その若者と一緒になって、その楽しい人生を過ごすことを
 心より祈っておりますんでね。
 いいね、それで、ね、ね。

「若い男なんか大ッキライだ!」

……茜の失恋の瞬間です。
号泣です(笑)。


困惑する金八を助けるかのように、チャイムが鳴りました。
卒業式会場の体育館へ移動します。


<つづく>

(次回は6月1日にお届けの予定です)

──────────

【金八先生のふるさと】

Kc2906
(写真は平成8年3月のものです)

駐車中の車にちょっと邪魔されていますけど(^ ^;;)
パッと見て「あ、あそこだ!」とお気づきの方は
かなりのツウな方だと拝察いたします。

『牛田児童遊園』です。

ドラマのタイトルバックで流れる荒川の土手や
受験日に生徒たちが旅立つ東武堀切駅にとても近いです。

写真では、高架道路の両脇(左右)に
それぞれ歩道階段が設置されていますが、
向かって左側の階段(3人が昇っているほう)のすぐ左側に
電車の架線が見えますよね?

これが東武電鉄の線路でありまして、
そのまま高架道路をくぐって右側へ進むと
すぐに堀切駅にたどり着きます。

そして、高架道路をそのまま奥の方へ進めば
堀切橋で荒川を渡る形になります。


ここは、この金八先生シリーズでも
ちょいと出てくる撮影ポイントで、

例えばシリーズ4の第10回「十五歳の母と父(前)」で、
15歳で妊娠・出産した親のことをけなされた
宮沢 歩(橋本光成さん)が家を飛び出していき、
保や雪乃、そして金八らの必死の捜索でも見つからず、

夜にひとりブランコに乗って途方に暮れている歩を
たまたま写真右側の階段を下りてきた
池内先生(吉行和子さん)に保護された、
というシーンでも出てきました。

余談ながら、別にここだけではないのでしょうけど
他のドラマでも使われることもあり、
ウワサでは矢島金太郎も出没したらしいですよ(笑)。

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コメント

タバコ屋さん、今度写メ撮って
メールで送りますね。
散歩で見つけてください。
子供には、色々思いますが、
自分の道を、振り返ると、
右に左に一回天しながら、
グチャグチャな道を歩いてるみたい。

──────────

うっちゃんさーん。こんにちは!
今日も乗務お疲れさまでーす。


>グチャグチャな道を歩いてるみたい。
でも、ある方曰く
自分が「こうなったらいいな」と考える方を歩くより
そう思わなかった、グチャグチャな人生の方を
選んで歩く方が人生は面白い、と。

うっちゃんさんと同じぐらいの年齢の方でしたよ。

投稿: ★うっちゃん | 2011年5月25日 (水) 21:49

はじめまして。
金八2ファンさんのサイトから飛んできました。

あっ、初コメではありますが、過去に2度ほど、Kassyさんのブログは拝見しております。「ハローデイ」と(→ワタシは山口県ですが、よく存じてます)、4年ほど前の「いざない~アーカイブ編」丁度別件で桜田千枝子さんを検索していた時にヒットしまして(^^ゞ

30年前の中学生であり、今中2の息子を抱えている者としましては、まさか親子で金八を観る日が来ようとは思いませんでした。景浦くんの存在自体を、非常に複雑な気持ちで観ていました。30年前なら、多分理屈抜きに感動できたのかもしれないけど。

またちょくちょく覗きますね

──────────

あみーご長嶋さーん。初めまして!
Kassyです。
コメントありがとうございまーす。


>Kassyさんのブログは拝見しております
あ、そうだったのですか(^ ^;;)
それはそれはありがとうございますm(_ _)m

桜田千枝子さんは大河カテゴリー、
ハローディは音楽カテゴリー、
そして金八シリーズはオススメ(+音楽)カテゴリーと、
すべてバラバラでありまして、

その分、広く浅くというのは
お分かりいただけるかと思いますが(^ ^;;)
どうぞごひいきに宜しくお願いいたします。。。


>まさか親子で金八を観る日が来ようとは
親子2代でご覧になれるというのは、
ある意味いいことなのかもしれませんよね〜(^ ^)

年代によって金八先生に対する印象も
変わってくるでしょうし。


>またちょくちょく覗きますね
ありがとうございます!
よろしくお願いします!

投稿: ★あみーご長嶋 | 2011年5月28日 (土) 14:32

はじめまして。
私は金八先生の熱烈なファンです。金八再放送で見た加藤優の暴力シーンが一番印象として焼きついてます。話ずれましたが影浦君をつまはじきにする他の生徒は少し考えものだなと感じました。
加藤優の暴力シーンに感化されて自分は小6の時受験勉強の際に塾で大荒れしました。家では親に私の一番の青春ドリフ大爆笑見させてもらえずストレスが溜まり、塾では成績悪いと責められ、よく塾の机とかトイレのドアにキックを浴びせたり、小6の時の12月には金属バットであわや父親叩きとか、影浦君の心境も 小6の時の私に似たような感じではなかったと思えてしまいます。
長々と失礼いたしました。

──────────

花さーん。初めまして!
Kassyです。よろしくお願いいたします。


>加藤優の暴力シーンに感化されて
タイムリーでご覧になっていたのですか?
すごいです(^ ^)

あのシーンは昭和55年の放送ですから
私はまだ5歳の幼稚園児でして(^ ^;;)

昭和63年、私が中学1年生の時に放送されたのは
唯一、桜中学が舞台ではない「シリーズ3」でした。

あのシリーズは無気力中学生がお相手でしたので
そんな私も無気力に……というのは冗談ですが(笑)、
シリーズ2の加藤優のような
暴力シーンはありませんでした。

しかし、相手は無気力中学生だったから
体と体でぶつかり合う金八先生でさえ
勝手が分からず手を焼くんですよね。


>受験勉強の際に塾で大荒れしました
お話をお聞きすると、何だかスゴイですね(^ ^;;)

私の場合、私の姉貴がスゴイ暴れようでして
それを間近で見ていたせいか、
私自身は脅えて暴れた覚えがありません(汗)。

影浦くんも、暴力をふるう危険因子でしたが
周囲の生徒たちの気持ちも変わっていき
影浦くんの立ち直る姿は、何だか清々しさを感じますね。

投稿: ★花 | 2014年1月25日 (土) 18:06

ありがとうございます。 私は金八先生で第2シリーズのほかに第4シリーズが印象に残ってます。
理髪店の蓑田紀美、15歳の母の子の宮沢歩、優等生の日下信二、日下信二の心の母の伊丸岡ルミ、 阿部先生とイチャイチャしてた菅久美子、大人しい田上容子、藤岡美智子、名字は忘れたけど合唱コンクルールの指揮者素子、動物観察名人桜木伸也、つっぱりの広島美佳、伸也の友人豊川康、メガネかけている後藤隆、石田朋樹、美佳の友人高鳥よし江とファイナルシリーズみても第四シリーズに関しては顔みれば9割方わかる感じです。
丁度その時高校生だったし多感な年頃だったから燃えたのかもしれませんね今思えば。
長々と失礼しました。

──────────

花さーん、こんにちは!
今日もコメントありがとうございまーす!


>第4シリーズが印象に残ってます
あ、第4シリーズは本放送を見てました♪
本放送終了後に舞台地見学に行って、
ドラマのビデオ(VHS)が発売されるというので
アルバイトして貯めたお金で買いました。
サントラも、主題曲シングルも、
鉄矢さんのアルバムも買いました~。

あの登場人物たちの中では、
紀美ちゃんが一番好きでしたなあ(笑)。
歩くんがとても羨ましく思ったものです。

こういった意味では、ワタクシも第4シリーズと
松ヶ崎中学校が舞台の第3シリーズが
非常に心に残っています。

投稿: ★花 | 2015年3月27日 (金) 11:06

こんにちわ!
昨日私は金八ファイナルみて加藤優と金八先生が新潟のローカル駅で金八先生が影浦を頼むといったとこで加藤優が「そいつには先生がいる。俺が知っている金八先生はどんな奴でも見捨てないんだ。金八先生に見捨てられた奴にいきる道はないよ」といった場合に涙でした。
あと金八先生でいうとカンカンこと乾先生が印象的です。最初は突き放した感じのキツい感じでしたが徐々にといったらあれですが優しくなった感じを見受けられます。宮沢歩がいじめられていることに滅入っている雪野に対して大丈夫だからと 励ます場面は中々いくものがありました。
長々と失礼しました。

──────────

花さーん。こんにちは!
今日もコメントありがとうございまーす。


>金八先生に見捨てられた奴にいきる道はないよ
これほどパンチの効いた言葉はありませんよね。
教え子、特に金八先生に助けられた生徒が発した
言葉だからこそ、説得力があります。

狭心症という自分の病気のこともあって
老いを感じて弱気になっていた金八先生を
再び奮い立たせてくれたわけですから。


>最初は突き放した感じのキツい感じでした
物語の初めの方は、熱血の“情の人”金八先生に対して
冷酷な“理の人”乾先生、というライバル関係でしたが、
それがいつしか同志になり、味方になるわけですね。

長い時間、桜中学に携わってきたからこそ生まれた
得難い、深い友情関係に至ったということですよね。

金八先生が3Bの味方であるのと同じように、
乾先生が金八先生の味方である、というのは
非常に大きいし、強いと思います。

投稿: ★花 | 2016年3月29日 (火) 12:38

ご無沙汰してます。
金八先生は何回見ても飽きないですね。
ところで第一シリーズの突っ張り少女山田麗子と星野清は卒業後も結構出てきていましたが二人に共通している点は金八先生に親しみを感じているとこだと思いますがどうですか?金八っちゃんと呼び方からそう感じました。
あと第4シリーズで宮沢歩が不登校になった時に山田麗子と星野清が金八先生に向かってキツイ言葉を浴びせる場面があるんですが特に星野清が言った「何で俺たちの時のようにガツンと言わないんだよ今の中学生にもあの愛の授業をやるんだよお前たちはまれにしか生まれなかった命なんだぞというその言葉忘れてないぞ」、山田麗子が言った「アマゾネスに死なれて抜け殻になったんじゃないでしょうね」という言葉が印象的でした。
ちょうどその時金八先生は奥さんの天地先生が亡くなってまだ数年だったしショックが完全に癒えていないだろうからどうこういえませんが。
さて天地先生は私は再放送とかYouTubeで見た感じは熱血養護教諭だと感じました。ずっと養護教諭が天地先生だったらなあと思うこともありますが本田先生の方が現代っ子の気質には合っているなあとも思えてきます。
長々と失礼しました。

──────────

花さーん。こんにちは!
今日もコメントありがとうございまーす。


>金八先生は何回見ても飽きないですね。
ワタクシは最近見れていないので、そろそろ
ドラマを借りて見てみようかな、と思います。
とそのとき、考えるのは
どのシリーズから借りるか? なんですが(^ ^;;)


>山田麗子と星野清は卒業後も結構出てきていました
OB、OGということなのでしょうが、
どちらかというと、“桜中学3Bスーパーアドバイザー”
という感じなのでしょうかね。

先生のように年上の人に言われるとカチンとくることでも
自分(=生徒)と同じ道を歩いた先輩から言われれば
すんなり受け入れられる、ということなのかもしれません。


>金八先生に親しみを感じているとこだと思います
山田麗子にとっては、先生というよりも
信頼できる最も身近なお兄ちゃんという感じですかね。
清にとっては、ガキ大将のような対象かもしれません。


>山田麗子と星野清が…(中略)…場面があるんです
えぇ、しっかり覚えておりますよ!

オンタイムでも拝見していましたが、
「金八先生4」のドラマビデオ4本組が欲しくて欲しくて
当時、専門学校生時代でありましたワタクシは
アルバイトを頑張って貯金して買った、
思い入れの強い作品です。


>ショックが完全に癒えていないだろう
娘の乙女ちゃんも中学1年生になり、
反抗期の始まりだったというのもあるかもしれません。
確かにところどころ、金八先生が遺影に向かって
「お母ちゃん……」と語りかけるシーンが多かったです。

奥さんは伴侶というより同志の感じでしたからね、
たとえ亡くなっても、見守ってくれているって
金八先生の力になっているような印象でした。


>天地先生は…(中略)…本田先生の方が…(後略)
一言で言えば、天地里美先生は“お父さん”、
本田知美先生は“お母さん”という感じに受けました。
実はワタクシ、シリーズ1とシリーズ2を
拝見していないので(←一部分では見たことありますが)
里美先生のごく一部しか知らないんです。

シリーズ3とシリーズ4を見ていたワタクシにとっては
養護教諭といえば、三上良子先生と本田先生でして
どちらも同じような、優しさを持った温かい先生でしたね。
確か三上先生は、同じ養護教諭である里美先生のことも
知っているという設定だった覚えがあります。
(ちなみにシリーズ3では里美先生は楓中学校勤務)

三上先生には、奥さんとして里美先生がいる時代なので
特に三上先生へのアクションというのはないのですが、
時々 冗談っぽく再婚(婚活)を匂わす
金八先生の言動が本田先生にあって、
ん?? ととぼける本田先生の反応が印象的でした。

いやー、意外にどうでもいいシーンを
ハッキリ覚えているもんですねー。
ちょっと苦笑してしまいました。。。

投稿: ★花 | 2016年8月15日 (月) 09:08

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