バス停について本気出して考えてみた(24)
またも、およそ45日ぶりの「本気だし」たシリーズです。
前回、実際に設置・使用されている“パタパタくん”
(ソラリー式表示板・反転フラップ式表示板)で
1日に何回転するものかを検証してみました。
ちなみに某私鉄で検証した結果、89回転でしたね。
これをバス停でやったらどうなるのか? というのが
1月29日から続けてきたネタの着地点なのです(^ ^;;)
参照→「細かすぎて伝わらないバスネタ選手権(24)」
参照→「バス停について本気出して考えてみた(17) (18) (19) (20) (21) (22) (23)」
ただ、この“バス停の場合”では
実際に機器が使用されているわけではないので
以下の点で「仮想」になります。
- 平成23年4月時点での行先リストから
パタパタくんのコマ順位を勝手に設定しました。 - 平成23年4月時点での仮想なので、
本日(平成23年8月11日)時点で使用されていない行先名称も含まれます。 - 同時刻発車の到着順については、
行先表記のJISコード順で配列しています。
つまり、始発地やのりば、検証停留所までの経由地に関わりなく
検証停留所への到着順は
行先のJISコード順(“ほぼ”音読み順)でソートしていますので、
実際には、延着等で到着順が入れ替わったりした時は
以下に示す検証に多少の誤差が生じることを
あらかじめお断りしておきます。
この行先を行先番号順に配列して、
勝手にパタパタくん対照表を作ってみました。
それがコチラ↓
行先ごとに出発時刻を洗い出し、
上記条件に従って並び替えを行った結果です。
本来であれば検証データを示すべきなのですが、
データ画像が45枚に渡ってしまったので(^ ^;;)
そのうちほんの一部をお見せしておきたいと思います。
右端の4つの数字ですが、左側から順に
「行先欄のコマ数」「行先欄の回転数」
「経由地欄のコマ数」「経由地欄の回転数」となっています。
1日にナント741回転!
平均すると、89.80秒に1回転(※)する計算になります。
無論、89.80秒という数字は平均の数値であります。
なお前回同様、ここで言う「回転」とは
基点コマ(=00コマ)に戻ってきた時点で“1回転”とするもので、
送ったコマ数を表しているものではありません(^ ^;;)
時間帯によっては、例えば8時51分や16時48分のように
同時に6本のバスが出発するということも現実にはありまして、
この場合は1本のバスあたり10秒間の割り当てである中で
コマを回転させる作動時分を差し引いて計算すると、
残りの表示時間はほんのわずかであることは容易に想像できます。
つまり、結論としては
パタパタくん1台でバス停の案内標示を賄うのは無理!
(というか無謀すぎる)というところに落ち着きます(笑)。
どうしてもパタパタくんに頼らざるをえないのであれば、
到着順、あるいは方面別に複数台設置することが望まれますが、
そういったことを鑑みると、
一部の停留所で導入されている出発案内板やLED板というものが
いかに有用なものかが分かりますよね(^〜^)
でも、無理(無謀)であることを承知の上で
チャレンジしてみたいというのがKassyのホンネというか
男のロマンだったりします(笑)。
ロマンだからこそ、去年の年末からずーっと時間をかけて調査し
画像を作成し、記事を執筆し……とやってこれたわけですが、
読者の皆さんにとっては、どれだけヒマだったことか(^ ^;;)
ま、このシリーズは
Kassyの妄想で成り立っているようなものなので、
どうぞお諦めください(笑)。
でも、こんなつまらん企画に最後までお付き合いくださり、
ホントにホントに感謝申し上げますm(_ _)m
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