細かすぎて伝わらないバスネタ選手権(29)
すいません、今回は「バスネタ」か? と
ツッコミが入りそうなほど、バスとはほぼ無縁のお話であります。
あしからず。
平成9(1997)年2月27日、
T神に新バスセンターがオープンしました。
そして、それに遅れること7ヶ月、
同年10月1日にF岡三越が開業し、
「Sラリアターミナルビル」のスタートとなりました。
F岡三越開業時、
B2・B1階の地下街および地下鉄からの連絡通路と
地上1階の通常出入口、
Sラリアプラザビルからの連絡通路以外に、
3FのT神バスセンター待合スペース横からも
三越に行くことができました。
ちなみに、厳密に言えば
2階のN鉄F岡駅(現 N鉄F岡(T神)駅)の
1番線用おりばの南側にあった三越専用連絡改札口から
上階・下階連絡の展望エスカレーターへ、と
3階のT神バスセンター降車場南側から
三越5階(開業当時はDィズニーストア)へ、の
直通連絡入口もありましたが、
残念ながら、今はそのどちらも閉鎖されています。
ま、それだけ回遊性にあふれ(?)
いろいろな場所から三越に入ることができるという意味では
とても面白い構造だったと言えそうです。
通常、百貨店の類いの営業時間が
(一部を除いて)朝10時〜夜8時であるのに対し、
N鉄F岡駅、およびT神バスセンターの営業時間は
始発〜最終電車の前後数十分と長いので、
駅、あるいはバスセンターが営業を開始した瞬間では
当然ながら三越は営業しておらず、
シャッターが閉められたまま。
それが、営業時間を迎えてようやくシャッターが上がり、
一般のお客さんも出入りすることができるようになるわけです。
(先述の、駅からの三越専用連絡改札口と
バスセンターからの直通連絡入口は、
開設時間があらかじめ決められていたはずです)
さて。
百貨店と言えば正月初売りですが(←そうか?(笑))、
大概のお客さんは、正月初売りで福袋狙いなのか
1階の指定された場所で並ばされてオープンを待つことになります。
が。
1階で待たされて、オープンと同時に目当ての福袋を獲得しに
上階へ急いで上がっていくよりも、
3階のバスセンター連絡口で待って、
オープンと同時に上階へ上がっていった方が
近道だと考えた方々がいらっしゃったらしく、
初売り当日のバスセンターには、1のりば付近を先頭に
初売り待ちのお客さんの長蛇の列ができてしまい、
三越店内でも、1階からのお客さんの流れと
3階からの途中合流組みのお客さんの流れとが
ゴチャゴチャになった……と聞いております。
そりゃそうですよね。
マラソンで、自分が先頭で走っているはずなのに
なぜか自分の前にランナーがいる、となったら
かなりビックリするはずです。
なので、その翌年の初売りから連絡口のガラス扉には
“10時にオープンしてしばらく経ってからシャッターを開けます”
といった旨のメッセージが張り出されるようになりました。
連絡口がたくさんあれば、それだけ便利な部分は増えますが、
不便なことも、それと同時に増えてしまうのですねぇ(^ ^;;)
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