ヒーロー参上!(6)
ドイツの作家・オトフリート=プロイスラーによる
『大どろぼうホッツェンプロッツ』という児童文学は
ご存知でしょうか。
ま、内容はともかく(笑)、これには
『大どろぼうホッツェンプロッツ ふたたびあらわる』や
『大どろぼうホッツェンプロッツ 三たびあらわる』という
続編があります。
今日、T京から8ヶ月ぶりに
Kassyの次姉上さまと甥っ子くん・弟くんが
黒い飛行機(笑)に乗ってやってきました。
Kassyは、甥っ子くん・弟くんの兄弟がやって来るときは
「ヒーロー参上!」というタイトルで記事にしておりますが、
そのタイトルを考えるとき、
「ホッツェンプロッツ」シリーズを真似て
『ヒーローふたたび参上!』『三たび参上!』ということも
一通り考えてみるのですが、
帰省するたびに『四たび』『五たび』……
というのも芸がないなぁと思うことも多く、
現在高校生の、もしくは高校を卒業されたみなさまは
おそらくご存知(のはず)の「八代和歌集」、
その延長上にある「十三代和歌集」とのトータルで
「二十一代和歌集」というものがあり、
そのうち16番目『続 後 拾遺和歌集』や20番目『新 後 拾遺和歌集』、
最後(21番目)の『新 続 古今和歌集』といったネーミングを見るにつけ、
「もう最後のほうはヤッツケだろ(^ ^;;)」と思いたくなるわけですが、
(名誉のために言っておくと、きっとヤッツケではないです(笑))
そのネーミング方法を拝借して
「続・ヒーロー参上!」「新・ヒーロー参上!」
「新続・ヒーロー参上!」などとしてしまっては、
何より筆者たるKassyが(何回目?)と管理しきれないと思い、
さらには「続々・ヒーロー参上!」というタイトルになると
甥っ子くんたちが、まるで細胞分裂したかのごとく
ウジャウジャとやってくるイメージをぬぐい去りがたく、
結局のところ、これらの思考を
Kassyの頭の中で毎年ひととおり繰り返した上で、
語尾にナンバリングをすることで決着した……んだったな、と
ある意味時間的にも行動的にも非常に無駄な回り道をして
本文を書くに至っております。
ちなみにこの前文も、非常に無駄なものです(笑)。
仕方ありません。
それぐらい「育児カテゴリー」で書く機会は
限られているのですから(^ ^)
6月14日に6歳になったばかりの甥っ子くんと
9月6日に4歳になる予定の弟くんですが、
KassyとばぁばがF岡空港まで出迎えに行きますと、
Kassyの顔を見るなり「この人 誰?」という感じで
引きつった笑顔を見せつつ、後ずさりしております。
うん。
“おったん”という言葉、覚えて帰ってね(笑)。
ちなみに今回は、高校全体の同窓会に
次姉上さまが参加されるための帰省であり、
父上(Kassyにとっては義兄上)の帰省はありません。
そして同じ高校を卒業したKassyと、長姉上さまは、
次姉上さまが参加する高校の同窓会には参加しません。
さて、Kassy家ではカボチャやニガウリを栽培しておりまして、
じぃじがおんぶして裏庭に出、
その実を甥っ子くんに目の前で見せてあげました。
「うわぁ、カボチャだ!」と目を輝かせていた甥っ子くん、
ほら、こっちはニガウリよ〜、と言ったじぃじに
さっきまでの笑顔がキッと戻り、ボソッと言いました。
「ニガウリじゃない。ゴーヤだよ」
これは、同じ植物の別名称といったようなことを
どうこう言いたいわけではありません。
ゴーヤだなんて名前をよく知っているもンだ、
すごーい! とKassyは感心しているわけです。
Kassyなんて、ゴーヤを初めて知ったのは
いくつの時だったっけ?(^ ^;;)
まだまだコドモ、だなんて思っていたけれど、
Kassyの想像以上に成長していますね。
でも、じぃじにおんぶを下ろしてもらって
ちょっと嬉しそうな甥っ子くん。
高齢のじぃじはちと息が荒くなっていましたが(笑)。
甥っ子くんが喜びながらリビングへ走って行くと、
弟くんが「つぎー!!」と順番待ちしています。
じぃじの何らか?の心の声が
かすかに聞こえたような気がしました。
(^ ^)
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