お散歩(115-1)
Kassyはたまに、暴走したかのように
車に乗って無意味に遠出したくなります。
それも、ただ単に
“行く”ことだけを目的とした場合もあり、
“通る”ことだけを目的とした場合もあり。
何も考えず、
フラ〜ッと出かけて帰ってくるというスタイルは
車を持つ前の、公共交通機関を使っていた頃にも
共通して言えたことでもあります。
節電の夏も終わり、
朝晩の気温もだいぶ落ち着いてきたというわけで、
車の窓を全開にして、風を身体全体で受けつつ
今回も半ば取りつかれたように遠出して参りました。
今回は車を使っておりますので
お散歩というタイトルからちと外れておりますが、
シリーズ物として捉えておりますので、
そのあたりの事情はどうかご容赦くださいませ(笑)。
今回の目的は……行程はともかく
「8時間前後運転し続けること」であります。
(無論、途中の休憩はしっかりと確保した上で)
8時間前後運転する、ということは
ふつう考えれば
往路4時間+復路4時間の往復8時間でありまして、
高速道路を通った場合では
東はH島、南はK児島まで行ける距離です。
H島は、Kassyが塾の正社員講師時代に
生徒たちの夏合宿のためにH島へ引率しておりまして、
合宿時は、授業を持たない運営部所属だったKassyは
それはそれは辛い思いをしながら毎日徹夜して
生徒たちの生徒指導&生活指導に当たっていたわけですが、
その場所を目的地として行くのもいいかも?
K児島は、ひと昔前に頻繁に通っておりましたが、
高速バス[S島号]のK児島市内ルートが変更されてからは
K児島入りしておりません。
当時の終着地・Iづろバスセンターの
跡地を見てくるというのも粋かも?
ただし、当然の話として
高速道路を利用した場合は、それにあわせて
高速道路代というものが発生しますので、
行程を組む際は、その点を考慮しなければなりません。
では、高速道路を通らなかったら?
Kassyが小さい頃は、O分市内の母親の実家に帰省するのに
高速道路は開通する前の時代ゆえに下道を通っておりまして、
それが片道4時間前後でした。
今はおかげさまで高速道路でO分市内まで直通できますので
片道2時間程度に短縮され、Kassyも何度か利用したのですが、
もしかしたらもう通ることはないかもしれない、
O分までの下道を今回通ってみようと考えました。
でも、単にD宰府〜O分を往復するだけでは
面白味がありません。
なので、行きにK本を経由してO分へ向かうことにしました。
簡単に行程表を書けば、次のようになります。
【D宰府─[高速]→K本─[下道]→O分─[下道]→D宰府】
9月3日に出発したのですが、
ご記憶に新しいと思いますが、この日は
台風12号が自転車並みの低速度で
四国から日本海に抜けた日でありまして、
Kassyが今から向かうO分は、県内の大部分が
「風速25メートル以上の暴風域」に包まれるという
悪天候の日ではありましたが、
道の情報を確保しながら進むことにしました。
予定通り、Kassy自宅を8時30分に出発しますが
F岡もけっこうな風の強さです。
調べれば「風速15メートル以上の強風域」でした。
でも情報を得る限り、現時点での高速道路は
「80km/h」の速度制限がかかっている程度で
通行止めなどの情報は入ってきていません。
ここは強風にハンドルを取られないように、
普段以上に気を遣いながらK本を目指します。
このような悪天候ながら、
夏休み終了直後の土曜日ということもあって、
車の数は想像以上に多かったです。
K本インターを9時50分に通過しました。
当初の予定では、M城K本空港インター経由で
O分へ向かうことも検討しておりましたが、
なんだか途中で面倒になっちゃって(笑)、
K本インター経由に土壇場で計画変更!
でも、ぶらり旅はこんな突然の計画変更にも
柔軟に対応できるから、Kassyは好きです。
K本インターからは国道57号線を、
ひたすらO分方面へ進みます。
Kassyが免許を取ったばかりの頃、
以前働いていた会社の同僚を巻き添えにして
K本のA蘇を目指してドライブしたことがあったのですが、
あの時は時間が押しに押しまして(=遅れ)、
A蘇方面への長蛇の渋滞も相まって
途中で断念、引き返したことがあったのです。
ただ、今回は「引き返す」のは最後の手段!
行ける所まで行ってみます。
お、前方に見えるは
K本発O分ゆき[特急Yまびこ号]ではありませんか。
しかも車体は懐かしの青十字です。
青十字とは、F岡〜K本を結ぶ[高速Hのくに号]の
専用塗装のことでありまして、
共同運行する西N本鉄道とK州S業K通の両者とも
この車体塗装色を採用していたというものです。
今は、車体の汎用性を高める意味もあって
それぞれの会社がオリジナルカラーで運行しておりますが、
こんなところで、昔の塗装色に出逢えるとは
幸先いいことかもしれません。
しばらくは、その[Yまびこ号]の
すぐ後ろをついて行く形になりましたが、
途中で乗降取扱中に追い越させていただきましたv(^ ^)v
でも!
これから比較的すぐの場所にあるコンビニで
11時ごろに10分程度の休憩を取りましたので、
その間にまたも抜かれてしまいます(笑)。
風は相変わらず強いながら、
雨はそこまで降ってはおりませんでした。
Kassy号も順調にO分へ向けて走っております。
車の数も次第に減りますが、
地元のおじいちゃんが運転しておられると思われる
軽の作業車?が、そこそこゆっくりと走ってくれるので、
バンバン飛ばす走り屋に後ろから迫られることなく
相変わらずのんびりとドライブできたのは幸いでした。
T田温泉を12時に通過。
T田といえば、かぼすか子守唄ぐらいしか
残念ながらKassyは存じませんが(←失礼……)、
いつか、余裕ができたらココの温泉にでも
浸かりにきたいと思います。
そしてついに
M良バイパス経由でO分市内に突入!
祖母の家近くに到着したのは、
13時を10分ほど回った時でした。
……つづく……
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