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Kassy号〜♪の車窓から 2011

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2011年9月24日 (土)

プレイバック功名が辻・(33)母の遺言

天正15(1587)年3月。
豊臣秀吉は九州攻めのために大坂を出発しますが、
秀吉の重臣たる山内一豊は、
豊臣秀次の宿老として大坂留守居役であります。

それが不満なのだ、と弟の山内康豊は冷静に分析しますが、
康豊の主張は 一豊の気持ちをいちいち逆なでしていきます。

そんな兄弟を見て、千代は不安気です。

千代の話を聞いていた祖父江新右衛門は、
長浜の法秀尼に相談してみては? と
菓子をポリポリ食べながら言います。

千代としてはあまり心配をかけたくないのですが、
「心配するのも幸せなのです」と新右衛門に言われて
さっそく庵を訪ねてみます。

しかし、4〜5日前から法秀の体調が思わしくなく
床に臥せっていることを初めて知ります。

なんでも、一豊・康豊兄弟のことが気がかりで
お百度参りを雨の中に敢行したことが
体調悪化の原因だそうです。

千代は看病をすることにします。


近江八幡城では、秀次を囲んで
堀尾吉晴や中村一氏、そして一豊・康豊と
町作りの談義をしています。

町作りにあたって、康豊は近江八幡の名物を作ることを提案。
おもしろい提案と笑いつつ、
秀次はそれを実行するように吉晴に指示します。

ただ、一豊は浮かぬ表情です。


急報を受け、一豊と康豊兄弟、そして新右衛門が
法秀尼の庵に急ぎます。
しかし、そこには母の亡きがらが。

「一豊、康豊、お互いの異なる性分を尊びなされよ。
考えの違うということは、実は素晴らしいことなのです。
山内家が間違った道を歩まぬよう、互いの意見を戦わせよ。
互いに学び合うことを忘れてはなりませぬ」

一豊は、康豊の意見を聞かなかったのは
自分の不徳だと反省します。

康豊も兄と同様に反省していますが、それよりも
兄弟のことを見通していた母の素晴らしさを
亡くしてみて初めて気づきます。

千代の胸に蘇るのは、幼いころに
法秀に教えられ育てられた日日のことです。

「たくさん泣いてたんと食べるのじゃ」

「そなたが一豊の嫁になってくれたらと、
初めて会うた時から思っていました。
よう来てくれましたね、一豊のところに」

千代に看取られて、母上はさぞ幸せであったろう。
ありがたく思うぞ──。
一豊は、今までの千代の苦労をねぎらいます。


8月、九州平定を成した秀吉は大坂へ戻りますが、
ただ、キリシタンというものに畏れを抱いての帰還であります。

秀吉は即座に伴天連追放令を出しますが、
康豊は複雑な表情を浮かべています。

母の遺言のこともあり、康豊を山内家で重用するためには
康豊の嫁取りの話を進めていきたいところです。
本人の意思を確認する一豊ですが、
康豊の「はあ」という気のない返事では 少々気がかりです。

「どこぞのご内儀に横恋慕でもしておるのなら、あきらめよ」と
康豊としては手痛い一言であります。
そう、康豊は いつか自分を助けてくれた
細川忠興の妻・玉が好きなのです。

玉は洗礼を受けてガラシャとなっていますが、
秀吉の伴天連追放令は
ガラシャの生きる道を徐々に狭めていきます。


想ひ寝の 心御津に
 通ふらむ 今宵逢ひみる
  手まくらの夢

秀吉が茶々の寝所へ行くと言い出します。

「サルがいよいよ天下を獲りにきた」
それを知った茶々は石田三成を呼び出すわけですが、
茶々が言う“天下”とは、まさか自分自身のことだとは(^ ^;;)

動揺し、迷う茶々に、三成は
栄達のためには秀吉の想い人になるように勧めます。

そなたはそれでよいのじゃな? と
茶々は何度も何度も三成に確認しますが、
茶々としては、秀吉から自分を奪ってほしいとさえ
思っているように見えます。

あすよりは 若菜摘まむと
 しめし野に 昨日も今日も
  雪は振りつつ

母・市から教わった歌を秀吉に披露し
最後の抵抗をする茶々ですが──。


翌朝。
山内屋敷の門を開けると、門の前には
生まれたばかりの赤子が棄てられていました。

「法秀さまのお導きかもしれぬ」
ひとまず、山内家で預かることにします。

──────────

天正15(1587)年6月19日
キリスト教宣教と南蛮貿易に関して
豊臣秀吉が禁制の文書を発令する。


慶長5(1600)年11月、
山内一豊が土佐20万石を有する大名になるまで

あと13年6ヶ月──。


原作:司馬 遼太郎「功名が辻」
脚本:大石 静
音楽:小六 禮次郎
題字:だん きょうこ
語り:三宅 民夫 アナウンサー
──────────
[出演]
仲間 由紀恵 (千代)
上川 隆也 (山内一豊)

前田 吟 (祖父江新右衛門)
永作 博美 (茶々)
生瀬 勝久 (堀尾吉晴)
三原 じゅん子 (いと)
──────────
玉木 宏 (山内康豊)

長谷川 京子 (ガラシャ(玉))

成宮 寛貴 (豊臣秀次)
──────────
中村 橋之助 (石田三成)

近藤 正臣 (細川幽斎)
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浅野 ゆう子 (寧々)

柄本 明 (豊臣秀吉)

佐久間 良子 (法秀尼)
──────────
制作統括:大加 章雅
演出:尾崎 充信

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