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Kassy号〜♪の車窓から 2011

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2011年10月18日 (火)

プレイバック功名が辻・(37)太閤 対 関白

日ごろからの鍛錬の成果か、山内家の拾はメキメキと力をつけ
祖父江新右衛門もあっけなく倒されるほど強くなりました。

ただ、山内一豊も新右衛門も侍女たちも拾を甘やかす中で、
千代だけは厳しく育てているせいか
千代を“怖い母上”と思っているようで、

「汗でも拭ってきなされ」という言葉にも
忠実に従うのみであります。

新右衛門は、拾が聡明な男子として育っていることに目を細め、
それはそれでとても頼もしく、嬉しいことなのですが、
改めて千代に忠告しておきます。
「殿のお跡目を、あの若君になさりたいとお考えではありますまいな」

豊臣家では、鶴松が亡くなって
豊臣秀次を後継者として指名した後の男子出生。
拾の誕生を誰もが予想だにしなかっただけに、
これからは「秀次派」と「反秀次派」に分裂する可能性が大です。

そういったお家騒動の元凶を抱えてはならぬ、と
新右衛門としては言いたいわけです。

更に言えば、豊臣秀吉と秀次
2人に仕えているような一豊がどちらに味方をするのか
家臣として、とても気になるところでもあります。

……あ、そういえば千代に拾われた子も「拾」で
秀吉に生まれたのも「拾」なので、分かりづらいですね(^ ^;;)
ちなみにドラマでのスーパーでは、
前者は「山内家 拾」、後者は「豊臣家 拾」となっていましたが。


秀吉は“豊臣家の跡継ぎとして”拾に
天下一の大坂城を与えることにしますが、
寧々と淀はそれぞれの観点から大反対です。

無論、寧々は「豊臣家の跡継ぎは秀次だ」とし、
淀は鶴松が大坂城に取り上げられ、
そして亡くなってしまったことを根に持っているせいか
「私も拾も淀城が気に入っておりまする」と
大坂ゆきを固辞するわけです。

秀吉は、拾には大坂城、秀次には聚楽第、
そして秀吉自身は、新たに伏見に築く城に入るつもりです。


伏見の城普請の命令は、一豊にも下りました。

千代は、伏見に城を築くということは
秀吉は秀次のことを邪魔に考えている
心の表れのではないかと分析します。
……と言っても、新右衛門の見立てのままなんですが(笑)。

その上で、一豊に
伏見に屋敷を移して秀吉に味方するのか
このまま京に屋敷を構えて秀次に味方するのかを
考えておかねばならないと進言します。

そんなころ、朝鮮出兵に借り出されていた
前野将右衛門が山内屋敷を訪問します。

秀吉が足軽の頃からそばで見て来た将右衛門は
もはや秀吉には戦で苦しむ民衆の姿が見えていないと
鬱憤が溜まっている様子です。

そんなこともあってか「もう疲れた」と
将右衛門は隠居をして
息子に家督を継がせることにします。


秀吉は、拾と秀次の娘を夫婦とさせたがっています。
返答を求められた秀次は「若君が元服なさいましたら」と
やんわりと先延ばしを目論みますが、
拾が元服したころの秀吉の年齢を考えると、秀吉は大激怒。

秀次の宿老たる一豊、堀尾吉晴と中村一氏は、
いち早く拾に関白職を継がせたいという秀吉の魂胆が分かり
今後どうしていくかを話し合います。

ただ、事態は急展開。
秀次に仕える2世家臣たちが、世継ぎは秀次だと
今こそ知らしめるべしとけしかけます。
ただ、それにのせられた秀次の言動も
今の秀吉の火に油を注ぐだけの無駄なものです。

秀次は酒食におぼれます。

秀吉に対面を願い出た一豊と千代でしたが、
その代わりに応対した石田三成には
あまり秀次に肩入れすると
秀吉の不興を買うだけと忠告されます。


伏見城が完成し、諸大名が次々に京から伏見へ屋敷を移すと
秀次はますます孤立していきます。
それに合わせて、秀次家臣団たちも徐々に分裂していきます。

じき、秀次謀反というウワサが立つのですが、
それに対して千代も寧々も手の打ちようがありません。

豊臣家を二分するという最悪の結果を招く前に
一豊は三成と話し合いの場を設けます。
三成は秀次が関白職を返上するしかないと突き放しますが
一豊としては納得できません。

小姓に支えられながら廊下を歩く秀吉に遭遇する一豊。
「ワシにつくか秀次につくか、よう考えよ」という
転んだ拍子に言った秀吉の言葉に、
一豊の表情はいっぺんに変わります。

ちなみに、秀次に関するそのウワサを
淀の乳母・大蔵卿局が流していることは
三成はとうに分かっています。
「慎まれよ」と言う三成に、大蔵卿局はすっとぼけます。


太閤秀吉を討つべし! という主戦論者は、
謀反を起こす血判状を持って
秀次を三成や淀から守ってみせる! と意気込みます。
もはや一豊や千代でも、その流れを止められません。

ふたりがいる部屋の屋根裏には六平太が潜んでいて
前野将右衛門が捕らえられたという情報をもたらします。
謀反を起こそうとしている将右衛門の息子の責めを
将右衛門が負った形です。
いわゆる連座制で捕らえられたわけです。

どうやら、その血判状を入手した一氏が 秀吉に申し出たそうです。

六平太は思い悩んだ末、ひとつのアドバイスを授けます。
「力の強いものには……従うしかあるまい」


秀吉は一氏に、秀次を伏見へ出頭させるように一豊に伝えさせます。
もし応じなければ、一豊もその謀反に加担したものとみなすと
秀吉にしては厳しい要求であります。

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原作:司馬 遼太郎「功名が辻」
脚本:大石 静
音楽:小六 禮次郎
題字:だん きょうこ
語り:三宅 民夫 アナウンサー
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[出演]
仲間 由紀恵 (千代)
上川 隆也 (山内一豊)

前田 吟 (祖父江新右衛門)
永作 博美 (淀)
石倉 三郎 (前野将右衛門)
生瀬 勝久 (堀尾吉晴)
田村 淳 (中村一氏)

香川 照之 (六平太)

成宮 寛貴 (豊臣秀次)
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中村 橋之助 (石田三成)
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浅野 ゆう子 (寧々)

柄本 明 (豊臣秀吉)
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制作統括:大加 章雅
演出:久保田 充

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