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2011年10月29日 (土)

プレイバック功名が辻・(39)秀吉死す

最終回まで、今回を含めて残すところあと11回!
この11回を残り2ヶ月少々でお届けいたします。


慶長元(1596)年12月。
豊臣秀吉は、わずか4歳の拾を元服させ、
名を「豊臣秀頼」と改めさせます。

秀吉自身、生い先短いことを悟っていたのかもしれません。

秀吉は、秀頼に背くものは天罰を被ると脅しますが、
徳川家康や前田利家は、そのお披露目の場にいる者たちの
表情を窺って何も言葉を発しません。
政局はすでに、秀吉没後のことに推移しているようです。

と、そこで秀吉が不覚にも失禁してしまいます。

その場に居並ぶ者たちは
秀吉の死がまさに近いと感じ取ったのかもしれません。

利家は「若君、なんとした粗相を……」と
とっさに秀頼のせいにして
言葉を失って立ち尽くす秀吉に着替えを勧めます。


千代は、山内一豊の頭に白髪が生えてきたのを見て
お互いに年を取ったと感じています。

秀吉に万が一のことがあれば、どちらに転ぼうと
山内家は磐石にしておかねばならない。
そう主張する千代は、山内家のために一豊の子を望みます。

ただ、千代はもう高齢なので
若い女にタネを授けてほしいと願っているわけです。
若い女を見れば、それを得ようと考える。
それこそが「男の中の男」の本能だと。

一豊はムッとして、頑に拒否します。
さらには「いらぬと言うたわしは、
男の中の男ではないと申すか」とまで言い、
二人の主張は平行線に。

お互いがお互いを思って、相反することを主張する。
内容こそ違えど、今の世にも起こりえる難しいことです。


淀から夜伽を拒絶された秀吉は、
誰からも相手をされずに、ひとり廊下をよろめいて進んでいきます。

かつては出世頭と目された秀吉の晩年の姿を見るに
諸行無常を感じるのは私だけでしょうか。

この日から秀吉は急に体調を悪化させていきます。


一豊・千代と家臣たちは、久々に掛川へ戻ってきました。
この機会に、せっかく掛川まで来たのだからと、千代は
美濃の不破家で一人で暮らす養母のきぬのところへ向かいます。

その日の夜。

千代は、目をつけた美津という女子に
一豊の相手をするように命じていたらしく、
美津は、その言いつけ通りに一豊の元にやって来ます。

「殿様のおタネを頂戴いたせとの
お方さまよりのご下命でござりまする」

まだ諦めていなかったのか──。
一豊は大きくため息をつきます。


美濃・不破家──。

千代は養母・きぬと久々に再会します。
突然の千代の訪問に、何ぞあったかと心配しますが
何も言わない千代をそれとなく気遣います。

ただ、理性では“山内家のため”と分かっていても
心がついていかないのが千代です。

美津が一豊に抱かれている妄想をしてしまった千代は
「もうっ……旦那さま!」と口走りながら
庭に飛び出て、小枝で竹をつつきまくります。

きぬは、目を丸くしてビックリしています。

でも、何があったか事情を深く聞かず
「何かあったら、また訪ねてきなされ」とだけ言っておきます。


千代が伏見に戻って10日後、
一豊ら一行も掛川から伏見へ戻ってきました。
そして、その一行の中に美津もいます。

美津に、あの日のことをそれとなく聞いてみますと
美津に指一本触れることなく、
夜通しで美津の故郷の話や千代の話をしてくれたそうです。

安心すればいいやら、
責め立てればいいやらでよくは分かりませんが、
千代の感情としては、よかったのかもしれません。

「康豊の子・国松が元服し次第、山内家の跡取りといたす」
一豊は決心します。


秀吉の時代が、終わろうとしていました。

自分の死後、家康が天下を狙って動き出すでしょう。
秀吉はそう確信しています。

秀吉は家康と利家を枕元に呼び、
力を合わせて秀頼を支えてくれるように頭を下げます。
そして、石田三成にも後を託して、ついに力尽きます。

慶長3(1598)年8月18日のことです。

遺言により、喪は伏されます。
死を隠すために、秀吉の亡きがらは
三成の手配で裏門からこっそりと運び出されます。

賑やか好きな者の野辺送りにしては、
あまりに寂しいものでありました。


秀吉の死が、内々に家康の耳に入ってきました。
「長かったぁ……」
家康は、待ち望んだその時を涙ながらに喜びます。

──────────

慶長3(1598)年8月18日
豊臣秀吉が伏見城にて薨去、享年62。

慶長5(1600)年11月、
山内一豊が土佐20万石を有する大名になるまで

あと2年2ヶ月──。


原作:司馬 遼太郎「功名が辻」
脚本:大石 静
音楽:小六 禮次郎
題字:だん きょうこ
語り:三宅 民夫 アナウンサー
──────────
[出演]
仲間 由紀恵 (千代)
上川 隆也 (山内一豊)

前田 吟 (祖父江新右衛門)
永作 博美 (淀)
生瀬 勝久 (堀尾吉晴)
田村 淳 (中村一氏)
小倉 久寛 (五藤吉蔵)
浜田 学 (祖父江新一郎)

玉木 宏 (山内康豊)

唐沢 寿明 (前田利家)

篠井 英介 (井伊直政)
──────────
多岐川 裕美 (きぬ)

中村 橋之助 (石田三成)

津川 雅彦 (不破市之丞(回想))
──────────
浅野 ゆう子 (寧々)

柄本 明 (豊臣秀吉)

西田 敏行 (徳川家康)
──────────
制作統括:大加 章雅
演出:梛川 善郎

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