2019年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

バックナンバー

お乗り換え〜♪

Kassy号〜♪の車窓から 2011

無料ブログはココログ

« あれからボクたちは | トップページ | “ヘンなところで寝ちゃった”エピソードを教えて! »

2011年10月 9日 (日)

(39)運命の対面

【アヴァン・タイトル】

──迷いなき家康、天下人への野望が加速する。

されど秀忠は二代将軍に就任。
天下泰平を実現させるため、下した決断だった。

一方 江戸では、嫡男・竹千代のために
家康が選んだ乳母・福が江に立ちはだかる。

内にも外にも火種をかかえる江。
果たして、泰平への願いは届くのか──


徳川秀忠(27)が将軍の座を継いでから、江(33)は
将軍の正妻である敬称「御台所」と呼ばれることになりました。

江にとっては、秀忠が単に
徳川家康(63)の後を継いだだけなのですが、
“御台所”だの、それの“覚悟”だの言われても
なかなかピーンとはきません。

ただ、江とともに小谷城から連れ添ってきた
乳母のヨシは「民部卿(の)局」となり、
大姥局(81)に頼りにされている言葉をかけられて
その責任に身震いするほどであります。

一方、竹千代を預かる乳母の福との関係は
相変わらずギクシャクしております。
大姥局は、同じ乳母の立場からか福の肩を持っているようで
江としては、それもまた面白くありません。


家康は、大坂城にいる豊臣秀頼(13)に上洛を命じます。

家康の、秀頼を見下した態度に
淀(37)や大野治長(37)は上洛に大反対です。

確かに官位で言えば、秀頼は秀忠よりも上であり
秀忠の将軍就任の挨拶に
向こう(徳川方)から訪問されることはあっても
こちらから出向く必要はない、というのです。

しかし片桐且元(50)は、豊臣家大事ゆえに
一歩を譲って上洛すべし、と説きます。

関ヶ原合戦以降、豊臣家を主君として
仰ぎ仕えてくれる諸大名の数は年々減少傾向にあり、
大名としての存続を考えれば、
徳川に対して波風を立てたくないというのが
且元の本音なのかもしれません。

秀頼はどうするのか?

その答えを待っている御仁は、
豊臣秀吉の正妻であった高台院であります。
そのこともまた、淀のプライドをズタズタにします。

どうしても高台院が上洛を強いるのであれば、
秀頼も淀も死ぬ(覚悟)と言って聞き入れません。


高台院からの、秀頼が上洛しない旨の返書が届きます。
淀の答えをあらかた予想していたであろう家康は
特に驚く様子も見せず、「またいずれ」とのんびり構えています。

秀忠としては、淀に無理難題を引っ掛けて
その怒りが増大していくことが我慢なりません。
怒りを鎮めさせることこそが我が務め、と
自ら大坂に出向こうとしますが、家康に止められます。

諸大名に対して 江戸城普請と町づくりを、
秀忠の名を勝手に使って家康が命じているわけです。

秀忠は、いくら征夷大将軍と言えども
自分は家康の木偶(でく)人形に過ぎないのだと
思い知らされます。


慶長11(1606)年6月。
トンカントンカンと大改築が進む江戸城で、
江は2人目の男の子を出産します。

国松、と名付けられます。

長男・竹千代は福に預けられた(というより取られた)ので
次男・国松こそは自らの手で! と強情を張ったか、
江は自らの乳で国松を育てることにします。

それを控えめに見ながら、複雑な表情の竹千代(3)です。

国松が誕生してから、でしょうか。
江を取り巻く環境が、
何もかも噛み合わなくなっていきました。
そのことに気づきそうにない江……。

そして大坂城でも、淀を取り巻く環境に
少しずつズレが生じ始めている様子です。


11月。
江戸城普請も終わり、家康は大満足です。

秀忠は、江や竹千代、国松らとともに
伏見城に移りたいと言い出しますが、
家康は取り合いません。

その家康は駿府に新たに築城し、そこで隠居する意欲ですが、
秀忠の見立てでは、江戸と大坂の中間に位置する駿府から
双方に睨みを利かせ、意のままに操るつもり……だそう。

「隠居と言うただがや」と笑う家康に、
自らのやり方でさせてもらいます、と秀忠は反発。

さらに、国松を自分の乳で育てている江に
「乳母に任せておけばよい」とやんわり注意しますが、
竹千代を奪われた(感覚の)江は、それに猛反発します。

ともかく、秀忠の見立て通り
駿府築城後は、家康は駿府から政の方針を秀忠に実行させる
いわゆる「二元政治」が始まったわけです。


若狭・小浜城──。

淀と江、いずれの味方でもあり中立的立場でもある初(36)は
徳川と豊臣の歯車の狂い始めに胸を痛めていますが、
初の胸をもっと痛めることが……。

夫・京極高次(44)がバタン! と卒倒したわけです。

初は高次の手をずっと握り、
高次はそれに力なく笑って返します。

〜・〜・〜・〜・〜

淀、初、そして江。
三姉妹がそれぞれに思い悩むままにバビューンと時は過ぎ、
5年後の慶長16(1611)年3月。

江戸城では、竹千代(8)が奥の書斎でお勉強。
傍らには、いつも通り福がそれを見守っています。

国松(6)がその近くの庭で剣術の稽古をしているのですが、
その成長に目を細める秀忠(33)の声が気になって、
竹千代は勉学に集中できません。

流れた時の間に、江(39)は勝(11)と香道を楽しみます。
その傍らには、流れた時の間に産んだ
和(まさ)という女の子がにっこりと微笑んでいます。

そこに、尼さんの格好をした初(42)が江に会いに来ます。
夫である高次を亡くして2年、名を常高院と改めて
ようやく落ち着いた……と言いたいところですが、
今でも夫のことを考えると涙が止まりません。

関ヶ原で豊臣を裏切ったという思いの高次の遺言もあり、
常高院は大坂城の淀(43)の元に行くことにしたわけです。
豊臣と徳川が仲違いしないため、であります。

両家の関係については、江も心を痛めていることもあり
常高院は、淀のためにも江のためにも
身を粉にして働くつもりです。


秀忠が将軍となったのは天下を泰平にするためであり
豊臣を追いつめるためではない、という江からの伝言を
常高院は淀に伝えますが、もはや淀の耳には届きません。

時が流れた間、淀の徳川に対する怨みの炎は
常高院の予想以上に燃え広がっているようで、
優しかった姉のその変貌ぶりにただただ驚くばかり。

常高院は、淀をしっかと抱きしめることしかできません。


家康(69)は、秀頼(19)に再度上洛を求めてきました。

帝ご即位のお祝いを申し上げるため、と
且元(56)は説明しますが、淀は納得しません。
狙いは以前と一緒、と要求をはねつけるつもりです。

その求めに応じて上洛すれば
秀頼が家康に従ったものと見られるでしょうし、
もしかしたら命を奪われてしまうかもしれません。
淀はそれが我慢ならないわけです。

「殺されはしませぬ」
秀頼はポツリとこぼし、
母を安心させるべくニッコリ笑います。


3月28日、秀頼が
家康の求めに応じて二条城入りを果たします。

かつて、父・秀吉に服従を強いられ、
国替えをされ、江戸に追いやられて
その積年の怨みがありながらも、
なお豊臣家のために働いてくれることに
秀頼は詫びとお礼を申し入れたわけです。

秀頼の立派に成長した姿を見て、
家康の心境の何かが化学反応を起こしたようです。

──────────

慶長16(1611)年3月28日、
徳川家康と豊臣秀頼が京都二条城で家康との会見を行う。

慶長20(1615)年5月8日、
大阪夏の陣で敗れ、豊臣家が滅亡するまで

あと4年1ヶ月──。

(『春日局』では「(19)女の言い分」〜「(26)生き残る道」付近)


原作・脚本:田渕 久美子
脚本協力:田渕 高志
音楽:吉俣 良
題字:菊池 錦子
──────────
[出演]
上野 樹里 (江)
宮沢 りえ (淀)
水川 あさみ (初(常高院))

向井 理 (徳川秀忠)
鈴木 保奈美 (市・語り)
──────────
富田 靖子 (福)
武田 真治 (大野治長)
斎藤 工 (京極高次)
太  賀 (豊臣秀頼)
三田村 邦彦 (片桐且元)
──────────
加賀 まりこ (大姥局)
大竹 しのぶ (高台院)
北大路 欣也 (徳川家康)
──────────
制作統括:屋敷 陽太郎・櫻井 賢
演出:清水 拓哉


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『江 〜姫たちの戦国〜』
第40回「親の心」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

« あれからボクたちは | トップページ | “ヘンなところで寝ちゃった”エピソードを教えて! »

NHK大河2011・江」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« あれからボクたちは | トップページ | “ヘンなところで寝ちゃった”エピソードを教えて! »