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Kassy号〜♪の車窓から 2011

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2011年10月30日 (日)

(42)大坂冬の陣

【アヴァン・タイトル】

──立場を超え、ともに天下泰平を願った秀忠と秀頼。

しかし、三姉妹に迫る悲劇。
最悪の事態は避けられるのか?

江との約束を胸に、秀忠は戦場に立つ──

慶長19(1614)年11月19日、
徳川勢の木津川口砦襲撃によって大坂冬の陣が始まる──

その急報が届いた江戸城では、
江(42)が家臣たちを集めて、大坂の情報を
すべて自分に伝えるように厳命を下します。

大坂には、姉の淀(46)と常高院(初・45)がいます。
淀の子・豊臣秀頼(22)も、秀頼に嫁いだ千(18)もいます。
そして、攻め手として義父の徳川家康(73)と
夫の徳川秀忠(36)もいます。

江は、表向きは平然を装いながら
水面下では水鳥がもがく足のごとく、
とてもザワザワとした心境だったに違いありません。

目を閉じて、皆の無事を祈ります。

徳川方により徐々に包囲網を狭められた豊臣方は
撤退を余儀なくされ、大坂城へ逃げ込むしかありませんでした。

茶臼山の家康本陣では、戦勝に勢いづいて
大坂城総攻撃を主張する者たちばかりですが、
功を焦って手落ちを招くことだけは防がなければなりません。

大坂城という強固な城の唯一の弱点である南側の陸地に
出城を築いて奮戦する真田幸村に一定の評価を持つ家康は
総攻撃を主張する者たちにしっかりと釘を刺しておきます。
「安易に討ちかかること禁物じゃ!」

徳川方の武将たちがよく働けば、勝ち戦を収めた際に
それだけの恩賞を与えてやらねばならず、
かつ70歳を超える家康には、この寒さはとても堪えます。
家康は、豊臣と和睦を考えます。

一方で、和睦を提案された格好の大坂城内では
秀頼が和睦受け入れを主張しますが、淀にはその考えは皆無です。
戦が終わるとき、これすなわち家康が死ぬるとき。
淀はスックと立ち上がり、秀頼を置いて出て行きます。

ただ、家康が釘を刺しておいたはずだったのですが、
幸村の誘いにうかうかと乗った血気盛んな徳川方の武将たちが、
家康の許可なく真田丸を攻め、大敗を喫します。
これで戦の流れは豊臣方へ。

「もうお止めになってはいかがですか」
しかし常高院は、思い切って淀に提案してみます。

とはいうものの、豊臣方優勢の現状では
淀が聞く耳を持つはずもなく、
秀頼に出馬を願った大野治長(46)の提案を断って
士気につながるのなら、と淀自身が鎧を着けます。


江戸城では、
竹千代(11)と国松(9)が剣合わせの稽古をしています。

それを微笑ましく眺めていた江でしたが、
竹千代が国松を豊臣役として力一杯木刀を振り下ろす様を見て
たまらず木刀を取り上げ、庭に放り投げます。

大坂には伯母上がおり、おいとこがおり、姉上もおるのだぞ。
そう教えたところで、江の手を振り払って
福の元に駆け寄る竹千代です。

福は江を睨みつけ、それを
“豊臣に殺され、滅ぼされた者の目”だと説明までしてくれますが、
さらに続けて福は江を刺激します。
「将軍家の妻であらせられるなら、私と同じ目をお持ちあそばしませ」

たかが乳母が、生母 しかも将軍御台所に意見しても
大丈夫なんですかねぇ?(笑)
家康に気に入られていることを笠に来て、
恨み辛みを武器にあれこれと主張しすぎる嫌いはあるようです。

といっても、江も似たようなところはありますが(^ ^;;)
ともかくこのドラマは、怨みをとかく分厚く書き過ぎです。
ま、江と福の犬猿加減を端的に表すための
遠回しの表現であることは百も承知なのですが、
ちと気持ち悪ささえ覚えます。

あ、どちらが犬でどちらか猿かという話ではありませんので。


大坂での戦いは、
秀忠の思惑よりも先に先に進みつつあります。

たくさんの大筒が大坂城を向いております。
ドッカンドッカンと一斉に火を噴かせることによって、
大坂城内の人々を追いつめる心理作戦なわけです。

家康としては、ちょっとビックリさせて
講和に持ち込む作戦だったのですが、
図らずも、本丸の淀の居室におもしろいように次々と命中。

淀よりも秀頼がビビってしまい、
そんな時にタイミングよく出された家康からの和睦に
是が非でも、と乗ってしまいます。

豊臣方の使者は常高院、
そして徳川方の使者は家康側室の阿茶局となり、
彼女らの丸2日間の話し合いにより、秀頼と淀は
これからも大坂城に住まいすることになりました。

ただし、講和条件として
大坂城の堀を埋められることというものがあります。

かつて生前の豊臣秀吉が、大坂城を攻めるには
どうすべきかを秀忠に説いていたのを思い出した江は
その講和条件を聞いて一抹の不安を抱えます。


江の予感は、不運にも的中しました。

大坂城外堀のみならず、内堀までも埋め始め
城さえも次々に破壊され始めています。
淀は大坂城絵図をバチバチ叩いて抗議しますが、
もう後の祭りです。

秀忠も家康に猛抗議。
しかし家康は、未だ健在の秀頼と淀の息の根を止めるため
さらに追いつめる模様です。

納得できない秀忠は、大坂城の秀頼と淀の元へ
挨拶に出向いた本多正信(77)の従者として淀と対面し、
家康の本心を明かします。

大坂城を明け渡し、大坂より離れること──。
秀頼も淀も活かす手だては、これより他にはありません。

しかし淀も秀頼も、
大坂城を手放すつもりも離れるつもりもありません。
秀忠の調略は失敗します。


江戸城へ帰還した秀忠は、
江に詫びることしかできませんでした。

──────────

慶長19(1614)年11月19日、
徳川家康と豊臣秀頼の戦が、大坂城 木津川口砦で始まる。


慶長20(1615)年5月8日、
大阪夏の陣で敗れ、豊臣家が滅亡するまで

あと5ヶ月──。

(『春日局』では「(28)和平か決戦か」〜「(29)大坂攻め」付近)


原作・脚本:田渕 久美子
脚本協力:田渕 高志
音楽:吉俣 良
題字:菊池 錦子
──────────
[出演]
上野 樹里 (江)
宮沢 りえ (淀)
水川 あさみ (常高院)

向井 理 (徳川秀忠)
鈴木 保奈美 (市・語り)
──────────
武田 真治 (大野治長)
浜田 学 (真田幸村)
太  賀 (豊臣秀頼)
忽那 汐里 (千)
三田村 邦彦 (片桐且元)
──────────
富田 靖子 (福)
岸谷 五朗 (豊臣秀吉)
草刈 正雄 (本多正信)
北大路 欣也 (徳川家康)
──────────
制作統括:屋敷 陽太郎・櫻井 賢
演出:野田 雄介


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『江 〜姫たちの戦国〜』
第43回「淀、散る」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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