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Kassy号〜♪の車窓から 2011

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2011年11月 6日 (日)

(43)淀、散る

慶長20(1615)年・春──。

一旦は徳川と講和条約を結んだ豊臣大坂城でしたが、
浪人たちが再び集結し、戦支度を始めている模様です。
「なるほど……ならば動くしかないか」と
徳川家康(74)はほくそ笑みます。

家康は大坂城に対して、
豊臣秀頼(23)による大坂城明け渡しか
大坂城に集結した浪人衆を放逐するかの
二者択一を迫ります。

秀頼は常高院(46)の猛反対を押し切って
受けて立つまでと言い出し、淀(47)を驚かせます。

ただ、冬の陣の時とは状況が違いすぎます。
大坂城は堀を埋められたことにより丸裸にされ
ちと不利すぎるわけです。

仲介に立った常高院は、駿府の家康に対面を申し出ます。
秀頼の国替えにも応ぜず、浪人衆放逐もすぐにはできかねると
キッパリ断ります。

ただ、家康には、妹である常高院としての
率直な気持ちを姉上に伝えてはいかがかな? と持ちかけられ
家康自身の考えとしては変えるつもりはないと言われてしまいます。


4月10日、徳川秀忠(37)は江戸を出立。
10日あまり後には伏見城入りを果たし、
常高院と対面が叶います。

ふたりの気持ちは同じです。
何としてでも、淀と秀頼の命だけは救わなければなりません。
常高院は淀を、そして秀忠は家康を説得することで決まります。

その上で、秀忠は高台院にも対面を願い出ます。
大坂へ行き、淀を止めてくれるように頼むわけです。
しかし高台院は、成す前にそれは無理だと悟っています。

もちろん、父上と妻の姉上との板挟みで
辛い立場の秀忠を思いやった上での結論です。

秀忠経由で淀の手に渡った江からの手紙には
ともに江戸で暮らさぬか? という提案がありますが、
淀は笑ってその申し出を断ります。

この城で戦うは、死ぬことも同じことなのですよ! と
常高院は必至の説得工作を重ねますが、
淀にはもはや、聞く耳を持っていません。
秀忠や常高院の願い空しく、戦は始まってしまいます。

大坂夏の陣・開戦──。


4月26日。
裸城同然の大坂城から浪人衆が出撃してきます。

陣を構える秀忠は、
真田隊がなかなか手強いという知らせを聞き
真田幸村という名前を反芻します。

大坂方は幸村中心の陣を組むだろうという予測を聞き
真田攻撃の総大将にと願い出ます。

戦が嫌いなお主が大将にか!? と家康は失笑し、
豊臣攻めの最後の采配は自分が振るうゆえに
秀忠は今のままの陣に留まれ、と命じます。


5月7日。
豊臣有利に戦況が運ぶ中、幸村は秀頼出馬を願いますが
淀の猛反対を受けてそれも叶わず、
幸村はひどく落胆します。

幸村は家康の首を目がけて徳川陣に突っ込みます。
次から次へと敵を斬り倒し、本陣深く攻め入りますが、
そこにはすでに、家康の姿はありません。

真田勢が本陣を攻めている報を受け、
秀忠は家康本陣に援軍を出し、
本多正信が止めるのも聞かず、自らも参陣。

幸村に遅れて本陣入りを果たしますが、
本陣を守っていた武士たちの死体があちこちに転がり
家康が座っていたであろう陣床几(しょうぎ)も倒されて
大きな不安を抱える秀忠。

息絶え絶えの幸村を見つけますが、
言葉を交わすや否や、幸村は絶命。
再び本陣に戻った家康は、幸村を大きく評価します。


幸村を失った豊臣方。
秀頼は千をしっかと抱きしめ、すまぬと涙を流します。

この大坂の陣は全て私の咎(罪)である、ということで
淀は秀頼の助命嘆願を千と常高院に託します。
淀はというと、母・市がかつてそうであったように
立派に死にたいというのがあるようです。

千に、常高院に、そして江戸にいる江に
豊臣と徳川の間で苦しませたことを詫びます。


秀忠の陣に入った千と常高院。
秀忠は突然の娘の出現に驚き、強く抱きしめますが
千は秀頼と淀の助命嘆願に涙しています。

常高院としては、
秀頼と淀についての明快な答えを聞くまでは
テコでもココを動かぬ心づもりでしたが、
秀忠に促されて部屋の外へ。

千は、祖父家康を睨みつけたままです。

家康は、重大な決断を秀忠に託します。
活かすも殺すもそなた次第──。


静かに夜が更けていきます。


山里曲輪に逃れた秀頼と淀は
徳川からの返答を待っていますが、
いつまで経っても帰ってきません。

秀忠は思いに思いを重ね、
大坂城に火をかけるように命じます。
さらに、山里曲輪に一斉に鉄砲を撃ちかけ。

栄華を誇った大坂城が焼け落ちていきます。

その様を曲輪から眺めていた秀頼と淀は
「これが徳川からの答えです」と悲痛な一言。
しかし、城を落ちるように勧める淀に秀頼は、
戦に負けたら死ぬまで、と笑って断ります。

燃え上がる大坂の炎は夜の空を焦がし、
京の町でも真っ赤な大坂の空が見えました。
その空を眺めながら、高台院は何を思うか?


火の手が上がった山里曲輪で、
母子は最期の時を迎えます。

さらばじゃ、初、江──。

ほんの僅かな希望を持っていた常高院も、千も
それが叶わぬと知ったとき、膝から崩れ落ち号泣します。

秀頼の名を叫ぶ千の声が、空しく響いていました。

──────────

(『春日局』では「(30)ああ大坂城」付近)


原作・脚本:田渕 久美子
脚本協力:田渕 高志
音楽:吉俣 良
題字:菊池 錦子
──────────
[出演]
上野 樹里 (江)
宮沢 りえ (淀)
水川 あさみ (常高院)

向井 理 (徳川秀忠)
鈴木 保奈美 (市・語り)
──────────
武田 真治 (大野治長)
太  賀 (豊臣秀頼)
忽那 汐里 (千)
浜田 学 (真田幸村)
──────────
草刈 正雄 (本多正信)
大竹 しのぶ (高台院)
北大路 欣也 (徳川家康)
──────────
制作統括:屋敷 陽太郎・櫻井 賢
演出:野田 雄介


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『江 〜姫たちの戦国〜』
第44回「江戸城騒乱」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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コメント

先日、同級生が亡くなりました、
違う営業所でしたが!
僕と違い、子供が小さいのに!

──────────

うっちゃんさーん。
連続コメントありがとうございまーす。


>先日、同級生が亡くなりました、
えっ……。
うっちゃんさんと同級生、ということは
まだまだお若い年齢でしょうに。


>僕と違い、子供が小さいのに!
うーん……。
子どもがいないKassyが言うことではありませんが、
これからがとても大変なんでしょうね。

申し上げる言葉が見つかりません。。。

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