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お乗り換え〜♪

Kassy号〜♪の車窓から 2011

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2011年11月13日 (日)

(44)江戸城騒乱

江(43)は、
姉・淀(47)が秀頼(23)とともに大坂城で自害して果て
大坂城は炎上、崩落したことを民部卿局から報告を受けます。

「姉上ーッ」と江の哀しげな涙声でオープニングを迎えますが、
テーマ音楽のピアノ独奏部分が、とても寂しげに聞こえました。

とはいえ、テーマ音楽が終われば
竹千代(12)と福(37)をはじめとする者たちが
豊臣滅亡を祝して大騒ぎしていて、
同じ江戸城内でありながら、そのギャップがとてもありすぎです。

「大いにお飲みくだされぇ〜」と福は皆に酒を振る舞いますが
たかが乳母の立場でここまでやっていいものかどうか、
大原麗子さん主演の大河『春日局』を視聴した者としては、
かなり理解に苦しむところです(笑)。

その祝いの座敷に江は足を踏み入れますが、
竹千代にとっては淀は伯母であり、秀頼は従兄弟であります。
その親戚が亡くなったというのに、この宴会は
江にはとても考えられないものです。

「それが武家の倣いかと」といけしゃあしゃあと言ってのける福を
扇子で殴りますが、そんなことで収まる福ではありません。

大坂の陣で最期のとどめを刺したのが徳川秀忠(37)であり、
さらには秀頼の子さえも探し出し、処刑させたという情報を
江の耳に入れます。

信じられません。


伏見城では、秀忠のもと
13ヶ条からなる武家諸法度を発令。
将軍として名実共に秀忠の時代に突入したわけです。

元号が「慶長」から「元和」に代わります。
平和のはじまり(=元)という意味でしょうか。
しかし、江にとっては
淀の死の先に成り立った平和では意味がありません。

秀忠の元に戻ってきた千(19)は、常高院(46)とともに
このまま江戸城に戻ることになっています。
常高院には、千と江を支えてほしいという役割があります。

しかし、夫の最期のとどめを刺したのが父であることを知り、
半ば狂乱気味に秀忠を責め立てます。
「父上は鬼です!」

その娘からの酷い言葉を、父はだまって受け入れます。


元和元(1615)年7月。

ついに千が駕篭に乗って江戸城に戻ってきました。
常高院とともに、再会を多いに喜びます。

徳川との橋渡しのために、せっかく豊臣家へ嫁いだのに
淀と秀頼を助けられなかったことを詫びる千ですが、

父上のことは許せませぬ! という態度には、
江も千の気持ちが充分すぎるほど分かるだけに
涙を浮かべて娘を見つめています。

千が退去した後、淀の最期について詳しく話を聞く江に
「姉上は……ご立派であったぞ……」と
常高院は淀から江に宛てた文を手渡します。

読み始めた途端に溢れ出す涙。

徳川を、徳川に嫁いだ運命を恨まぬこと、
戦を引き寄せたのは自分であるゆえに
私の死によって泰平の世が訪れるのであれば それも本望……。

優しかった姉を思い出し、常高院とともにむせび泣く江でした。


翌月、秀忠がついに江戸城に帰還しますが
出迎える江の表情は決して明るくはありません。

江の思いを痛感しつつ、戦乱の世に終止符を打つべく
秀頼の幼子さえも処刑という
むごい多くの犠牲を払いましたが、

今後は、泰平の世を実現させることこそが
秀忠の役割なのかもしれません。

「我らの子や孫が、誰かを殺すことはない」
一筋の涙を落とす秀忠を、しっかと抱き寄せる江です。


一方、泣いてばかりいる千を
竹千代が心配そうに見守っていますが、
その脇をすり抜けて
国松が花を持って千を慰めに行きます。

今はその姉弟の気遣いこそが支えです。
千も涙で目を腫らしつつ、国松にニッコリと微笑みます。

そんな心遣いを見ていると、
いくら学者・林 羅山が“長幼の序”を説いてみせても
国松の方がお世継ぎにはふさわしいように江には見えます。

ただ、常高院からしてみれば、竹千代と国松に
それぞれ公平に接しているとは思えません。
竹千代が可哀想すぎます。
それもこれも、すべて福が邪魔しているからなのですが(^ ^;;)

なので、常高院は一肌脱ぐことにします。

得意の話術で福を足止めにし、その時間を利用して
江と竹千代がじっくりと話をする、という算段です。

「親が子を諦めてはなりませぬ!」
という大姥局の言葉を思い出しながら
竹千代の居室に向かった江でしたが、
名を読んで振り返った竹千代の表情を見て仰天!

なんと化粧をしているのです。

見つかった! と竹千代はとてもビックリしますが、
江はそれ以上に驚いて、部屋を飛び出して行きます。

──────────

(『春日局』では「(31)終戦と女たち」付近)


原作・脚本:田渕 久美子
脚本協力:田渕 高志
音楽:吉俣 良
題字:菊池 錦子
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[出演]
上野 樹里 (江)
宮沢 りえ (淀)
水川 あさみ (常高院)

向井 理 (徳川秀忠)
鈴木 保奈美 (市・語り)

太  賀 (豊臣秀頼(回想)) ※ ピンクレジットなし
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鈴木 砂羽 (寿芳院)
忽那 汐里 (千)
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富田 靖子 (福)
草刈 正雄 (本多正信)
大竹 しのぶ (高台院)
北大路 欣也 (徳川家康)
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制作統括:屋敷 陽太郎・櫻井 賢
演出:桑野 智宏


◆◇◆◇ 番組情報 ◇◆◇◆

NHK大河ドラマ『江 〜姫たちの戦国〜』
第45回「息子よ」

デジタル総合:午後8時〜
BSプレミアム:午後6時〜

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