方向幕考(97)
幕ファンのみなさま
大変長らくお待たせいたしました。
“センバツ・ほうこうまくぅ(方向幕コレクション)”。
通称“幕コレ”の第47弾は、
N鉄バスS賀からS賀営業所をご紹介します。
K州の中ではかなりの営業エリアの広さを持つN鉄バスですが、
ほぼF岡県内にある営業所の中にあって、他県に存在するという
今や希少価値の高い営業所となってしまいました。
(↑唯一ではないですが)
今回公開の方向幕2タイプのうち、一般路線の幕は
いずれもS賀地区とK留米地区を結ぶ2系統を収録し、
区間便を含め、過去にさまざまな行先が存在した中でも
基本的なコマを搭載しているという幕です。
このエリアについては詳細には知らないのですが、
ベース(=基本的)すぎて
珍幕と言えるほどの行先コマはないような感じです(^ ^;;)
Kassyは過去、ヒマができると
N鉄K留米バスセンター(あるいはジェイR K留米駅)に行って
しばし時間を潰すことがまれにありましたが、
この営業所関連でビックリしたと言えば、
中心地からバス路線の方向別に系統番号の色分けが進んだ際に
K留米地区からS賀方面には黄色が割り当てられたわけですが、
無地黄文字で系統番号がプリントされたコマがあったことです。
あれを初めて見たとき、心の中で声高に叫びましたね。
関係諸氏の方々のチャレンジ精神に敬意を表しました(^ ^)/
さすがに見づらいと判断したのか、
K留米向きは無地黒文字、S賀向きは黄地黒文字に変わります。
今回ご紹介の幕は、いわば更新後の
“あらかた見やすくなった”種類のものです。
一方、もう1本の方向幕ですが
高速バス部門からの公開です。
Kassyが方向幕のコマ内容について調査を始めた中では
比較的初期の段階で情報を得ていたものです。
何ぶんバスセンターで勤務していた頃に
方向幕対照表をちょくちょく見れた内容ですので、
もう15年ぐらい前……?(^ ^;;)
情報を得た当時、この[わかくす号]は
ノンストップ便と各停便問わず
S賀からT神→H多駅まで運行されていたので、
幕コマの“F岡”の中にある( )内には
(T 神・H多駅)とプリントされていたわけですが、
バスセンターがグランドオープンした
平成10(1998)年4月23日のダイヤ改正で、
一部の各停便の停車順が従来と入れ替わってH多駅→T神に、
ノンストップ便とその他の各停便はそのままT神終点で
H多駅に停車せずというものに変わりました。
それにより“F岡”の中にある( )内の文字を一旦消して、
(H多駅・T 神)、あるいは(T 神)とプリントされたシールを
貼り付けて対応していたわけですが、
このページでは、その貼り付けたシールが
ほんの少しだけズレちゃった! という仮定で
幕を制作してみました。
その方が手作り感があっていいかなぁという
作者自身の勝手な思い込みによるものなのですが、
実際は、プロの方々が貼り付けに当たっておられるので、
ここまでのズレは当然ながらありませんm(_ _)m
あしからず。
あ、これらはあくまで[わかくす号]の説明文ですので、
F岡空港起終点の高速便については当てはまりません(^ ^;;)
それから十数年後、再び調査した際に
幕を数コマ追加した内容まで情報を得ることができ、
こうしてコマを追加した形で収録しております。
──────────
例の如くですが、幕の貴重な情報をお持ちの方の
情報提供を広く募集しております♪
N鉄バスであれば エリアは限定しておりませんが、
特に北K州・C後・C豊方面の情報を募集中!
F岡市内およびその近郊でも大歓迎です!
情報提供、感想ともども、
どうか、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
それではどうぞお楽しみください! ↓↓↓
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コメント
どうもこんばんは。
確かに一般路線バスとしてはO分のN津やK本のA尾などの営業所が無くなった現在ではS賀とT栖は貴重といってもいいですよねぇ(あと高速のみだがH田もあるが)。
【45】は去年の今頃は一部区間が廃止の危機だったのが回避されましたが、今回はどうなるのか・・・気になります。
ではこの辺で失礼します。
──────────
M:Iさーん。こんにちは!
今日もコメントありがとうございまーす。
>O分のN津やK本のA尾などの営業所が無くなった
そうですよねー。
考えてみれば、どれもF岡県隣接とはいえ
他県にも営業所が数多く存在した証ですよね。
>【45】は去年の今頃は一部区間が廃止の危機
県境の手前までで折り返してしまう
バス路線が多い中で、越境するバス路線は
今や大変貴重な存在かも知れません。
いつも利用しているわけではないけれど、
ワガママを言わせてもらえれば
いつまでも続けてほしいものです。
投稿: ★M:I | 2012年2月16日 (木) 00:29