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2012年3月21日 (水)

方向幕考(101)

方向幕において、赤や青など何らかの地の色があり、
それの白ヌキ文字と黒文字とでは
昼間あるいは夜間にどう見えるか? ということを
実際に作ってやってみたコーナーです。

今回は、今までの実験で分かったことを書き並べるだけの
最後の最後の統括篇であります(笑)。

Kj1214Kj1215

これはシリーズ第1回目の
トップバッターでご紹介したものですが、
この2枚を並べてみて分かることは……。

内側から蛍光灯で照らしたとき、
方向幕に白い部分があればそこから光が透き通ってゆく。

(透き通るというか……「光が漏れる」? 「光が逃げる」?(^ ^;;))

その部分が中央に寄っていればいるほど光が透き通りやすい。

ということが言えます。

逆に、黒い(あるいは色の濃い)部分が端に寄っていればいるほど
光が透き通りにくく(=当たりにくく)なり
端の部分は夜の暗さに調和されて見づらくなる

ということも言えますね。

更に、方向幕の端の部分と中央の部分で
透過圧力(光の透き通り方)が変わるならば、
透き通りやすい方向幕の白い部分の面積が小さいほど
そこに集中して光が透過しようとするわけで、
その圧力もかなり高くなる
はずです。

その実例がコチラ↓

Kj1216Kj1217

Kj1224Kj1225

Kj1248Kj1249

白文字部分を黒文字に変えた青幕では「3号線」が、
同様に茶幕では「K屋ランプ」の文字部分、
緑幕では「C代ランプ」の文字部分が
見えにくくなっていますよね。

色幕で白文字表記されていれば光がまんべんなく透過していくので、
あれだけハッキリと文字が判別できるのに対し、
黒文字に変えたことで光の逃げ道がわずかな白部分に集中し
さらにその部分が中央に近いところに位置していたものだから
白部分の中に記載してある文字すらも見えないほどに変えてしまった。

そういう意味の「透き通る圧力(透過圧力)」、
お分かりいただけたでしょうか。

ゆえに、N鉄バスに関して一般的であった
『白地黒文字』であれば、
白い部分の面積が非情に大きいので透過圧力は適度に分散され、
黒文字部分も見にくくなることはさほどはないわけですが、

色幕にするなど、反転色になってしまうと
場合によっては例示したように見にくいものになってしまいます。

あ、ちなみにここでの話は
“人間の目で見た時の見え方”がベースでありまして、

テレビモニターなどを通して見た場合
蛍光灯で内側から照らせば透過圧力でほぼ白色になり、
ほとんど文字が見えなくなってしまうことだけは
補足してお伝えしておきたいと思います。
(見えても下地の色だけ?)


さて、話を元に戻して。
夜間では、下地となる色が何色かはともかくとして
黒文字であればいずれの幕も見やすいことが分かります。

では、昼間はどうなのでしょう。

昼間なので光は内側から当てませんから
透過圧力などややこしいことは考えなくても構わないのですが、
今度は下地の色の濃さと黒文字の濃さを比較しなければなりません。

Kj2201
Kj2206
Kj2207
Kj2217

つまり、色の濃さが黒に近ければ近いほど、
蛍光灯で照らさない昼間では見にくい
ということが言えます。

逆に、色の濃さが黒に遠ければ遠いほど昼間では見やすいわけですが、
夜間に蛍光灯で内側から光を当てたとき、下地の色は
白と比べてほとんど分からなくなるという障害も発生します。


もし方向幕でどうしても“みやすい”ものを制作しようとするならば
「費用がいくらかかってもかまわない」という前提のもとで
昼用と夜用の双方を作るしか方法はないのですが(^ ^;;)

そこまで考えて制作してくださるバス会社さんって
果たしてあるのでしょうかねぇ?

それ以前に、LEDに変わりつつある現状では
もう遅いというのがホントの結論かもしれません(笑)。

おあとがよろしいようで……m(_ _)m

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